撮って歩こう日記

京の社寺を主に写真を楽しんでいます。
カメラは現在K-3とGRを使用しており、レンズはFA31やFA43がメインです。

GRのAF/MFを使いこなす

2014年05月02日 | カメラコラム

ほとんどはあんまり役に立ちなさそうなコラムしか書いていない私ですが、今回はかなり役立つ情報を提供します。
少し前に追加されたAFLフォーカス設定が非常に便利です。
これは今まで固定だったスポットAFがマルチAF/スポットAF/ピンポイントAFの三種類が選べるようになりました。
正直人によってマルチであったりスポットであったり様々かと思います。私自身SNAPにはマルチAF、
普段はスポットAFで使い分けてMYモードに設定しています。
ただ、普段は固定ですがマルチAFからスナップAFに切り替える時は毎回設定を変える必要もありますし、毎回戻す必要があるのでかなり手間になります。そこで活用したいのがこのAFLフォーカス設定なのです。
たまに使うであろうAFを設定しておくと親指AFを押している間だけ切り替えることが出来ます。(AFボタンを離さずシャッターボタンを押し込む事。)
注意点としてはAEL/AFLロック維持設定をOFFにしておくこと。
これを忘れるとロックを解除するのに無駄にボタンを押さないといけません。かえって不便になります。
これにより、シャッターボタンでのAFならマルチAF親指AFならスポットAFと使い分けが可能になります。


クリックで拡大します。

次にここからのステップアップとしてMFです。
MFって本来ならMFに設定を切り替えてマクロボタンを一回押してから、ダイヤルを回すとピントの調整が可能になりますよね。実は親指AFを押している間にダイヤルを回すことでもMFが可能です。

クリックで拡大します。

画面左下にCM 30 10とあるようにMFモードに切り替わっています。あとはフォーカスアシストと組み合わせることによりさらに便利になるのです。
また、MFモードですがマクロモードとの併用が出来ないのですがこの方法で試したところ可能でした。
ダイヤルを回せばマクロモードも変わりはないんですが、マクロ撮影時にピントを調節したい・・・そんな時に便利です。
ちなみに注意点としてはここでもAEL/AFLロック維持設定をOFFにしておくこと。でないと、絞り優先モードになるだけです。

GRって本当に奥深いカメラです。

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