光の庭～近江孤篷庵

れもん＊です。
紅葉レポート が続きますが、もうしばらくお付き合いください

鶏足寺 に出かけた翌々日の２４日、
今度は 近江孤篷庵 （おうみこほうあん） に行ってきました。
ここは、鶏足寺からは関ヶ原方面に少し戻ったところにあって、
車なら ３０分もかかりません。


朝から晴れの予報に反し、駐車場に着いたときには曇っていました

　

すぐ隣にある 素盞烏命神社 （すさのおのみことじんじゃ）の参道です。

　




　　　　　辺りは長閑な里山




　
　　孤篷庵 に向かって
　　　　　緩やかな坂道が伸びています。





ドウダンツツジの並ぶ参道を抜けると山門があり、
それをくぐると本堂が見えました。
　









【静かな参道】


　









【紅葉の山門】


　









　　【前庭と本堂】




この寺は 小堀遠州 の菩提寺ですが、明治維新以降は荒れ果てていました。
その後、昭和40年になって、
本堂の再建と併せて、庭園なども補修整備されたそうです。

庭園を拝観する前に、山門の内外を散策することにしました。

　









　　　　散策路から見下ろす参道です。




小堀家歴代の諸侯や家臣が眠る墓所。

　

前庭のもみじです。
時折、日も射すようになってきたので、本堂に上がることにしました。
ここには、滋賀県の名勝に指定されている二つの庭園があります。

　

本堂の南西面の、枯山水庭園 です。
かつては白砂が敷き詰められていたのでしょうか。
今は一面の緑が綺麗です。

　

北東の庭園は、池泉回遊式 。
いずれも、濡れ縁に座って鑑賞します。

ゆっくり眺めているうちに、すっかり晴れてきて、
枯山水の庭が、ぱっと明るく耀きだしました。

住職によると、西側が開けたこの庭は、 光 をテーマにしているそうです。
その言葉に納得しながら、
刻々と移り変わる光の庭を楽しませていただきました。