芳野星司 はじめはgoo!

童謡・唱歌や文学・歴史等の知られざる物語や逸話を写真付でエッセイ風に表現。

ツッコミック 「アベクロニズム」

2022年04月24日 | 新・民話
「アベクロニズム」とは、時代を読めず、頑なで、融通性が全くないこと。(「口辞苑」より)

安倍と日銀の黒田は、デフレ脱却を目指し2%のインフレターゲットを設定し、異次元の大規模金融緩和策としてゼロ金利政策を打ち出した。2%くらいのインフレとは2%くらいの経済成長のことなのである。しかし庶民の所得が増えないため、消費は伸びず、経済成長は感覚的にない。そもそも安倍・黒田が打ち出した経済・金融政策は時代錯誤的だったのである。彼らの金融政策の頑なな固執は、あらゆる変化に対応すべき融通性・自在性を喪失したのである。

このアベクロニズムのゼロ金利政策は、地方銀行の経営も強く圧迫し続け、地方の中小零細企業の経営も圧迫し、地方も沈滞した。
そこへコロナ禍である。さらに「ネオナチ・プーチン」の戦争禍・プーチン禍である。


ロシアが領土拡張のため、ウクライナに侵攻した、プーチンこそが「ネオナチ」なのである。ロシアは経済制裁を受け、ルーブルは急落した。しかしルーブルはすぐに値を元の水準に戻した。
いま日本の円安が進んでいる。まるで経済制裁を受けているのは日本のようだ。

何もかもが値上がりし続け、庶民の生活者感覚では、インフレ率は20%くらいだろう。2%のインフレターゲットとは嗤わせる。つまり打つ手がないのだ。
しかし黒田は金融緩和・ゼロ金利策を継続するとした。岸田は日銀に口出ししないという態度を表明している。日銀の独立性を尊重するというのだ。嗤わせる。
(かつて安倍は「日銀は政府の子会社」と言った。安倍は日銀・黒田に、国債の無制限の買い入れと、株価を上げるために市場での株の買支えをさせた。株価が上がれば→景気上昇、経済成長→アベノミクスはうまくいっていると主張したいがためだった。詐欺だね。)
日銀にも岸田にも、すでに策はないのだ。

しかもこのインフレ、経済成長はおそらくマイナス成長だろう。馬鹿の一つ覚え、「アベクロニズム」の 黒田禍 である。
一刻も早く、アベクロニズムから脱却しなければならない。黒田、消え失せろ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする