Flamencoの迷子

Sevilla滞在中に感じたこと・学んだことを綴ります

苦手

2016-10-09 17:08:53 | 日記
つい最近、あるbuleriaのクラスへ行き始めた。
buleria de Jerezのクラス。
私にはbuleria de Jerezは難解で、理解、踊る事は諦めようかとずっと考えていた。
丁度、教える子が昔からの知り合いのJerezanaであったから、藁を掴む思いで行った。

会うなり、どうしたってbuleria de Jerezが分からない!と訴えた。
クラスは3クラスあり、レベル分けされていた。
一体どのクラスが合っているか分からないので、全部試すことに。

初心者クラスは、マダムが続々とやって来た。
ワンピースで着飾っている。
このクラスは、まず歩いてコンパスに慣れることがメインのよう。
その後、coroになり、1人ずつ踊る。
皆んな、臆すること無く踊る。
踊りを学ぶんじゃなくで、踊りに来ていた。

中級クラスは、大体コンパスが分かる人用。
レマテもちょっと難しいものへ。

上級クラスは数人となり、皆んな上手い。
多分、フラメンコのレッスンは受けた事は無さそうな人達。
fiestaで踊るため、学びに来た感じ。
この辺りのレベルになるど、aireがある。
おお〜!と嬉しくなるようなgraciaがある。
流石スペイン人だなあと惚れ惚れする。
一般のaficionadoのスペイン人のbuleriaだ。

3クラスとも私が唯一の外国人。
なので皆んな見て来る。
恥ずかしいけど、もうbuleria de Jerezを理解するにはそんな事は言っていられない。
私が踊り終わると、批評が始まる。
頭をこうしてた、とか、こう入っていった、とか。
びびった。

レッスン内容は、Jerezそのもので、ずっと私は笑っていた。
面白い!やっても見ても笑いが出る。
他のスペイン人は誰も笑っていないけど。真剣だから。
多分、この温度差かな?
私にはgraciosaな動きが、彼女らには自然の事。
この辺りの理解も欠けているのだろう。
何とか理解したい!