Flamencoの迷子

Sevilla滞在中に感じたこと・学んだことを綴ります

気をつけて欲しいこと

2011-10-21 01:02:17 | 日記
放置状態のこのブログ。
最後に書いたのは、はるか以前のことだけど、何故か今でも閲覧してくださる方々がいる。
なのでお願いしたい。
全くフラメンコとは関係ない話だけど・・・。

ここSevillaの交通マナーは本当に最悪。
連休明けのニュースともなると、交通死亡者の数がぐーんと増える。
車の大破の状態とかは原型をとどめないほど。
ここ最近、飲酒運転の取り締まりが少しは厳しくなってるものの、皆昼間に一杯やって車で帰宅する。
昼も夜も明け方も飲酒運転の車が多すぎる。
まだこちらでは携帯電話を運転中使用する人が多い。
そして余所見・脇見運転が物凄く多い。
信号無視も非常に多い。
車は一旦停止して発進する、というルールを知らないんじゃないか?というくらい、一旦停止をせず突っ込んでくる車やバイクが多すぎる。
運転手は前後・右左の確認をする人自体が少ないと思う。
だけど、何故かチャイルドシートだけはしっかり装備している。
「人の危害を加えるのはへっちゃらだけど、我が子だけは守りたい」と思ってるんだろう。
パトカー自体、運転が荒い。

自転車のマナーも最悪。逆走するのは当たり前。
どんなに細い道で、人で混雑していようが自転車を乗り回す。
横暴で、危険な乗り方をしている。

歩行者自体が人様に道を譲るなんてことをしない。
分別のある、紳士的な男性は道を譲る、または空けてくれる。
だけど、女性は絶対譲らないし、空けない。
「私は女王だ」と言わんばかりに、高慢な歩き方でぶつかってくる。謝ることもしない。

実際、私は数年前に酔っ払い運転の車に歩道を歩いてて轢かれた。
今でも恐ろしいほどのトラウマになってるので、詳しくは書きたくない。
今も後遺症が残っている。
その後も何度も危険な目に遭った。
どんなにどんなに気をつけてても、彼らは危険を近づけてくる。
いくらこっちが気をつけても、避けられないような危険に瀕してしまう。

今日、私の判断が少しでも遅ければ、0,001秒遅ければ車に轢かれていた。
こっちは自転車、前方からいきなり1方通行の道を馬鹿な車が急に爆走してバックしてきたから。
「え?」と思った瞬間、自転車を降り引き寄せたけど間に合わず。
自転車にがががっとぶつかってようやく車は停止した。
運転手は勿論謝りもしない。言い訳しかしない。
私に怪我は無かった。
その後、自転車の前輪がパンクしたのに気付いた。弁償しろー!!!!!!

今回は無傷で済んだので、運が良かった。
私の知り合いのスペイン人の人は、ここ半年で3回も後ろから車に「おかまを掘られている」。
知り合いや友達も何度も危ない目に遭っている。
歩いていても、自転車に乗っていても。
もしスペインに行く、と言う人がいたら「くれぐれも気をつけるように」と伝えていただきたい。
どんなにどんなに注意しても、彼らは災難を投げかけてくる。
そして絶対に謝らないで欲しい。謝った時点でこちらが悪くも無いのに、全責任を負わされるから。
交通ルールはお飾りで、実際無いに等しいと考えていいくらい。

引ったくりもあるとは思うけど、引ったくりよりも事故に巻き込まれそうになった、と聞く方が圧倒的に多い
これから来られる方には気をつけていただきたい。