当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。
早速ですが、前回(連携の実態(学校との「連携」を考えられている保護者の方・および様々な学校の先生の方々へ))に続き、今回も「連携の実態」の続きです。
そして、今回は前回に書ききれなかったことを少し追加してみようと思います。
課題の連携の際の留意点
①般化
特定の場所で課題を達成させ、かつそれが継続できたら、今度は別の場面でも、その課題ができるようにしていきます。
前回のブログで出した、学校へ提出し、実践していただいている個別指導計画(前回のブログをご参照ください)では、点結びの色のマッチングを行っていますが、その写真では色は4色になっています。しかし、文面には2色から開始と記載しています。
それは、獲得している課題よりも少しステップを落として、他の場面でも課題を行うということに、子どもに慣れてもらうという意図があります。
そして、他の場面でそれが達成後に、徐々に本来獲得している課題までステップをあげていきます。
ちなみに、できていることをそのまま他の方に移行することは、原則としては好ましくありません(子どもによっても異なりますが)。
まずは確実にできている課題を、かつステップを下げて実施してもらうことが大切です。
②指導者が達成感を感じられるように
達成感、これは、保護者にとっても、指導者にとっても、つまり、「指導をする人間全て」にとってが大切なものです。
そのためにも、まずは「比較的簡単な課題」から開始することが大切です。
ちなみに、現在対象児は、学校では、本課題の4色を少し行いながらも、ひらがなを書く練習をしています。
「達成感」は本当に大切だと思っています。実際に、私が「ひまわりの会」でも、「すくすく」でも非常に大切にしていることです。
特にひまわりの会では、保護者には子どもの指導を「必ず」見てもらいます。
それは、「子どもがどれだけできているか」を保護者の方に見てもらうことが、子どもへより良い指導を保護者が継続する「動機」となるからです。
「子どもがどれだけできているか」は、実際に課題を実践してみないとわからないことは多くあります。それは、これまで指導してきた教え子の保護者全員が口をそろえて言います。
1対1の課題の際が、一番シェイピング(課題の細分化とスモールステップ)を実感してもらえますし、その環境が、子どもが最も能力を発揮しやすいのですから。
付記(動作性)
動作性とは、WISCの評価でも知られていますが、ごく簡単に言えば「目で見て理解し、考え操作する力」と言うことができるでしょうか。
つまり、前回の個別指導計画での意義の説明は、上記となります。
と、前回の続きとしてはこんな感じですかね。
中々こういったことをブログで書くのは骨ですが、いずれまた機会があれば記載していきます。
ところで、来年1月にすくすくで講座が予定されています。
決定次第、当ブログでもお知らせします。
1月には2回目の滝乃川学園での講座がありますので、レジュメばかり作って頭と肩が・・・。
では、また来週に。
早速ですが、前回(連携の実態(学校との「連携」を考えられている保護者の方・および様々な学校の先生の方々へ))に続き、今回も「連携の実態」の続きです。
そして、今回は前回に書ききれなかったことを少し追加してみようと思います。
課題の連携の際の留意点
①般化
特定の場所で課題を達成させ、かつそれが継続できたら、今度は別の場面でも、その課題ができるようにしていきます。
前回のブログで出した、学校へ提出し、実践していただいている個別指導計画(前回のブログをご参照ください)では、点結びの色のマッチングを行っていますが、その写真では色は4色になっています。しかし、文面には2色から開始と記載しています。
それは、獲得している課題よりも少しステップを落として、他の場面でも課題を行うということに、子どもに慣れてもらうという意図があります。
そして、他の場面でそれが達成後に、徐々に本来獲得している課題までステップをあげていきます。
ちなみに、できていることをそのまま他の方に移行することは、原則としては好ましくありません(子どもによっても異なりますが)。
まずは確実にできている課題を、かつステップを下げて実施してもらうことが大切です。
②指導者が達成感を感じられるように
達成感、これは、保護者にとっても、指導者にとっても、つまり、「指導をする人間全て」にとってが大切なものです。
そのためにも、まずは「比較的簡単な課題」から開始することが大切です。
ちなみに、現在対象児は、学校では、本課題の4色を少し行いながらも、ひらがなを書く練習をしています。
「達成感」は本当に大切だと思っています。実際に、私が「ひまわりの会」でも、「すくすく」でも非常に大切にしていることです。
特にひまわりの会では、保護者には子どもの指導を「必ず」見てもらいます。
それは、「子どもがどれだけできているか」を保護者の方に見てもらうことが、子どもへより良い指導を保護者が継続する「動機」となるからです。
「子どもがどれだけできているか」は、実際に課題を実践してみないとわからないことは多くあります。それは、これまで指導してきた教え子の保護者全員が口をそろえて言います。
1対1の課題の際が、一番シェイピング(課題の細分化とスモールステップ)を実感してもらえますし、その環境が、子どもが最も能力を発揮しやすいのですから。
付記(動作性)
動作性とは、WISCの評価でも知られていますが、ごく簡単に言えば「目で見て理解し、考え操作する力」と言うことができるでしょうか。
つまり、前回の個別指導計画での意義の説明は、上記となります。
と、前回の続きとしてはこんな感じですかね。
中々こういったことをブログで書くのは骨ですが、いずれまた機会があれば記載していきます。
ところで、来年1月にすくすくで講座が予定されています。
決定次第、当ブログでもお知らせします。
1月には2回目の滝乃川学園での講座がありますので、レジュメばかり作って頭と肩が・・・。
では、また来週に。