活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

オリエンとかコンサートとか兄弟児やペアレントメンターのこととか

2017-07-10 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


早速ですが、今回は、上記表題通り、本日までに様々なことがありましたので、それについてサラッと記載したいと思います。




●オリエンテーション

一般社団法人てんとうむしでは、年3回全体オリエンテーションを行っています。

もちろん、この他にも毎月夜間フォローアップ研修やら、希望者から選抜して療育部研修等、スキルアップのための研修が充実しているのが当会の特徴の1つです。

それぞれの研修が持つ意味は個々に異なります。オリエンテーションは、IEP(個別指導計画)の更新に伴って開催されます。つまり、年3回IEP(個別指導計画)を更新するということです。

てんとうむしを利用している全ての児童が40名程度いますので、その子どもたちの計画を一気に更新するので、この時期は忙しいったらもう…。
しかし、もう既に終了させて、今はこれから面談シーズン。指導の写真等を撮り、IEPの最終チェックに移ります。やっぱまだ忙しい(泣)。

しかし(泣)ではあかん。これで親は親の知らない子どもの成長を知ることができて、それこそが重要ですからね。もうひと踏ん張り。




●コンサート

大盛況であったとのこと。昨日日曜日にありました。私は明日ビデオでチェックします。

定期的にビデオチェックして、指導がちゃんと進んでいるかをチェックします。こういうのも大事。明日はビデオチェックの時間を設けていますので、それと一緒に見ます。楽しみや。

親が別のお子さんと共同で活動したりと、訓練的な要素もありますし(苦手な人には大変だったろうな…そういったそぶりを見せる人はおられなかったらしいですが)、フルートとピアノの素晴らしい演奏もあり、手前味噌ですが、ゼロ距離でフルート聴けるなんてなかなか無い。リハの時聴きましたが感動したモノ。

こういう活動、参加するのって実は腰重かったりもしますよね。はっきり言って。それでも楽しそうに参加してくださる保護者の方々は会にとっても宝です。リスペクトを感じ、身が引き締まります。こういった想いの重さは学生達には伝わったかしら?
親が見てる前で子どもの指導ができるということは良い緊張感、責任感が育ちます。素晴らしい環境じゃないですか。




●兄弟児とかペアレントメンターとか

私の療育を見てくださる中で、私と一緒に働きたいとおっしゃってくださる方がいます。

ペアレントメンター=教え子の親です。
兄弟児は教え子の兄弟です。

ペアレントメンターで言えば、正義感から思い立っておっしゃってくださることも少なくありませんが、たいていは挫折します。子育てしていればできる仕事なら私はやってないですからね。そんな甘いもんじゃない。
やってみて無理なら、この分野の指導者に敬意を払って、そのうえで静かに見守っていただければそれで良いですがね。大変な仕事で誇り高いことが分かってくれれば素晴らしいじゃないですか。

しかし、そんな中で、長期的にやれる「気概」がある方もおられる。これはすさまじいことだ。そういう仲間に支えられて私は夢を見ているのです。

後、兄弟児。可愛いわ。教え子の指導をずっと見てきてくれているんだから。


私  「オッス。久しぶり!元気にしてた?今何してるん?」
兄弟児「今はこういうことしてるんですよ!これに頑張っています!」

キラキラした目でそういうんだもの!素晴らしいわ!兄弟児、たくさんいて、一人一人夢が違うけれど、皆良い大人になるだろうぜ!

兄弟児と多く接する理由は、主にひまわりの会。訪問での指導が需要的にメインだから、家の中に入ります。だから、必然的にってな感じですね。
長い子はもう10年以上になるからお互いよく知っているというかなんというか。
大きくなって来たら、自分が何でこの仕事やってるかとか、自分の過去の話をしたりもしますが、皆素直な目で、そして熱心に聞いてくれます。

そんな中、兄弟児でもでてきました。私のところで働きたいとかボランティアしてみたいとか。今年中に実現するんじゃないかしら。泣けてくるわ。演歌だね(爆)。

人との出会いや縁と言うのは非常に大切なことです。誰か一人と出会わなかっただけで、今の自分の人生は無い。そういう「一人」が私には非常に多いからよくわかります。

そして、その一人と会えるというのも「対人援助職」に就く醍醐味ではなかろうか?福祉・教育・心理やっている人なら分野を問わず共感できませんか?




ふ~む…書きたいことを書いてしまった(汗)。




7月19日(水)の講座のレジュメの最終調整に間もなく移ります。その話はまた来週に。




ということで、今週はこの辺で。


それでは、また来週に。