あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

改憲手続き法強行に抗議/上野駅/総会報告

2007年05月15日 | 06年6月議会
きのうの日生協医療部会総会初日に、国会では参院本会議で自民・公明が改憲手続法を強行採決しました。
これによって、改憲派が都合よく改憲を実行する条件が整備されたことになります。
各マスコミの世論調査で、憲法改定派が毎年減少し、九条支持が増加する現実のもとでの強行です。とにかく手続法のいいかげんでぼろぼろ法案であることを広く国民に知られないうちにやってしまえ、という改憲派のあせりは尋常ではありません。

医療部会総会では、この暴挙への抗議の特別決議が採択されました。



いわきから東京へ出るときには必ず目にする上野駅の風景は、私にも何か特別な感じがします。
いわきへもどり、さっそく医療生協の会議で総会の様子を報告しました。


議会最終日/請願採択

2006年07月05日 | 06年6月議会
議会最終日でしたが、朝から北朝鮮ミサイル発射があり、県議会として国に対し、北朝鮮に対して断固抗議するとともに、詳細な事実関係の把握に努め、経済制裁を発動することを含め毅然とした対応を講ずるよう要望する意見書を採択することに同意しました。



写真は、03年9月議会から継続だった請願「県立学校に勤務する定数内常勤講師数を縮減し、正規の教諭の採用を増やすことについて」の採択の様子です。
左側前方の私たち2人だけが賛成し(最前列の右のほうのお2人は、立ち上がりかけてすぐ座りました)、不採択とされてしまいました。

採択委/広報委/小規模作業所

2006年07月04日 | 06年6月議会
常任委員会の議案採択がありました。議案は生活環境部にかかる昨年度補正予算の財源更正だけで、賛成しました。
神山悦子議員の商労文教委員会では、03年9月議会から継続とされていた請願「県立学校に勤務する定数内常勤講師を縮減し、正規の教諭の採用を増やすこと」に対し、県教育庁が「定数内常勤講師の数は、極力抑えるべきものと考えておりますので、今後とも一人でも多く、教諭の正規採用に努めてまいる」と意見をそえているにもかかわらず、共産党だけの賛成で不採択とされてしまいました。驚くべき事態です。

広報委員会があり、8月13日に地元2紙に掲載する今議会報告の内容を決めました。




その後、知事に対し、4月13日に引き続いて、小規模作業所への支援の充実を求める要望所を提出しました。副知事が対応し、「知事の指示もあり、できるだけ早く対応を決め、不安の解消に努めたい」と答えました。

漁業者要望/特別委

2006年07月03日 | 06年6月議会



県漁業協同組合連合会はじめ、6つの漁協のみなさんが県庁をおとずれ、港湾施設使用料を漁港並みに減免する要望を総務部・土木部・農林水産部の各部長に伝え、議長にも要請しました。
いわき市選出の議員が超党派で立ち会いました。
この件で私は、5月19日の政調会で検討状況がどうなっているか各部をただしていました。5月11日の日誌でも少しふれています。残念ながら、具体的な話はいまだ見えません。

次世代育成支援対策特別委員会がありました。
「障がい児療育指導事業」にかかわって、自立支援法に規定が変わったことによる影響、療育の対象となる人数の想定、児童デイサービス、放課後対策などをただしましたが、さらに詰めなければなりません。




ゴミ問題/原発/断層

2006年06月30日 | 06年6月議会


常任委員会の2日目で、生活環境部審査。
一般的事項の質疑で私は、家庭ゴミなどの有料化促進や、溶融固化施設の整備促進を県が音頭とりをしている根拠を問いました。
有料化は減量効果や住民の意識改革、負担の公平に資する、と説明しつつ、「有料化先にありきではない」「中央からの動きをそのまま受けているように見えるかもしれないがそうではない」とのこと。
ゴミ発生そのものを規制すること、「ゴミをつくる」生産者に対する拡大生産者責任を明確にしたゴミ対策にはほど遠いと思います。

午後は原発問題で、3月の石川県志賀(しか)原発運転差し止め訴訟判決を原発立地県としてどう受け止めているか、双葉断層の問題などをただしました。

常任委/意見書請願

2006年06月29日 | 06年6月議会



きょう、あすと常任委員会があります。

きょうは企画調整部審査。付託議案はないので、一般的事項について部長と空港担当理事からの説明後、質疑しました。

今年開校した「JAFアカデミー福島」のスタートの状況や、県としての卒業生受入体制の検討など、また福島空港の開港以降(93~05年)の管理費(72億1000万円)・収入(38億4600万円)・利活用関連経費(11億5000万円)、2500m滑走路供用開始(98年)以降の大型機離着陸状況(41件+61件[3000km以上の飛行])を確認しました。

午後は政務調査審議会で、共産党として紹介議員になっている意見書提出を求める請願の説明をしました。医師・看護師などの人手不足の緊急改善を求めるものと、障害者自立支援法施行にともなう諸問題を解決することを求めるものの2本です。

一般質問2日目/再質問

2006年06月28日 | 06年6月議会
一般質問2日目のきょうは、自民党2人、県民連合2人、公明党1人の質問でした。
きのうは自民党3人、県民連合1人、それに私でした。

再質問は、議場の自分の席から行ないます。議員になる前は、再質問するのは共産党だけ、と聞いていましたが、きのうは私を含めて4人、きょうも2人の議員が再質問しました。



写真はきのうの再質問のときの写真で、教育委員会委員長に聞いているところです。最初の答弁で、教育基本法について「国民的な議論を期待する」とおっしゃるので、議論しようと思って立法事実に関する見解を聞いたのですが、「国民的な議論を期待する」と同じ答弁でした。

一般質問/介護問題

2006年06月27日 | 06年6月議会


一般質問に立ちました。
質問・再質問と答弁はできしだい県議団ホームページに掲載します。
ぜひご覧ください。

介護保険はこの間何度かとりあげました。今回は改定直後でもあるので時間も多くとりました。あいかわらず、つれない答弁が多い。
たとえば、今年3月の通所系サービスの給付件数が昨年8月より1割以上も減ってることをどう分析したか聞いたところ、「3月実績については、1月のサービス利用分であることから、例年、降雪や年始などの季節的な要因」であって、「居住費・食費の自己負担化による影響ではない」とわざわざ説明してくれました。
しかし、昨年度は8月⇒3月は11%減り、一昨年度の3.8%減よりも大きいこと、そして一昨年度は11月~2月の件数が8月より減ることはなかったのに、昨年度は同じすべての月が8月より減っていることの説明にはなっていません。




いわきから傍聴に来てくれたみなさん、ありがとうございました。

質問チェック・再質問構想/河野広中像

2006年06月26日 | 06年6月議会
あすから2日間、一般質問です。1日5人ずつ登壇し、持ち時間は20分。再質問は2回まで認められ、それぞれ5分以内です。
私は初日のあす、4番目に質問に立ちます。

一般質問前日は、執行部答弁準備が主だとは思いますが、「議事都合により休会」です。
私も質問の最終チェックと再質問構想をねる時間にあてました。



県庁本庁舎東側の県議会玄関前には河野広中像があります。

いよいよ/代表質問/資料展示室

2006年06月23日 | 06年6月議会
本会議を前後して、「質問とり」はほぼ終息し、傍聴のみなさんに配布する「質問要旨」もほぼまとまりました。来週火曜日にいよいよ質問です。
一般質問に対し、知事は一問しか答えない、という知事の姿勢を許している問題が福島県議会にはあります。

きょうの代表質問は県民連合。県議会の「交渉会派」は自民党と県民連合の2会派だけなので、代表質問はきのうときょうの2人だけです。




写真は議会食堂の隣りにある「資料展示室」の中。右側の看板の文字は墨が消えかかっていますが、「懸會議事堂」とある1882(明治15)年の看板、左の看板は「福島懸會議事堂」と書いてあって、1901(明治34)年のもの。それぞれ議事堂が新築されたときの看板現物だそうです。
だれでも見学することができる展示室です。