6月25日(月)、パートナーは青島(チンタオ)へ行っているこの日、「プチッ」とする日がやってきました。
私の場合、「遺残卵胞」といって、卵胞が吸収されずに卵巣に残っているのです。
これが、卵子の発育をジャマしているというわけでもないらしいのですが、残っていないにこしたことはありません。
本日は、この卵を「プチッ」と潰して、注射器でチューと吸い取っちゃう処置なのです。
痛いってどれくらいのものだろう?
外傷よりも、内臓部分の痛さって、なんだか想像するだけで、力が抜けてしまいます。
14時に予約を入れて、行ってきました。
先生が言うには、処置をしてから10~15分ぐらい休んで、問題なければ、帰れます。
その程度…らしい。
まず、内診をしていると、看護婦さんが、続々と台に何かの器具を乗せて、持ってきた。
なんだか手術みたいです。
もちろん、麻酔はなし。
産婦人科の内診台を経験する人なら、知っていると思いますが、カーテンで仕切られていることもあって、そこから、何がどうなっているか、まったく見えません。
先生は慎重に、エコーで見ています。
そのあと、消毒なのですが、これが痛い。
この時点で卒倒しそうになりました。
念入りに消毒されているだけで、痛さで涙がこぼれてきました。
「プチッ」がくるまでかなり時間がかかっているようです。
「い、痛い」と言っても、先生は容赦無しです。
それを察してか、看護師さんがカーテンの向こうからやってきて、「野口さん、もう少しですからね、がんばって」と励ましてくれています。
でも、もう言葉に出ないくらい痛いです。
まだ、「プチッ」としていません。
見えないだけに、いつやってくるのか想像もつかないのですが、看護師さんが実況してくれました。
「野口さん、プチッといきますよ」
「えええええええ~!!」(気持ちは、待ってくれ~!ですが、待ってくれるはずはありません)
「プチッ」という音こそありませんでしたが、確実に、私の体内で、「プチッ」とした感覚はありました。
「プチッ」だけではありません、そこからチューとその潰したものを吸い取っています、吸い取っています。
その感覚も分かります。
痛さに耐えて、足の力がどんどん抜けていきます。
足がプルプルしてきました。
そこからもう、鈍痛です。
注射針を抜くことも痛く、何をしても痛い。
処置が終わってから恐怖の消毒をし、内診室を出た。
そのときの私の顔は相当青ざめていたと思う。
中待合にいた人たちは、きっと中で何が起こっていたのだろう?と思っていたことでしょう。
歩けば、おなかに響き、足もプルプルと震えている。そんな状態で、とりあえず、身体を休めるが、休める場所はストレッチャー。
寝返りも打てないよ、この狭さ。
とにかく、左右横を向いても、うつぶせても仰向いても何しても痛い。
ヒドイ生理痛が突然、ドーンとやってきた感じで、プチッとしたその箇所が痛いわけではありません。
全体的なのです。
それはそれは、涙をポロポロ流しながら、うなっていました。
そんなことろに、看護師さんがやってきて、「感染症予防の注射をお尻に打ちます」と、やってきた。
う・ご・け・ま・せ・ん
という、私に看護師さんはこの注射は早く打っておかないといけないので、「痛いついでに打っちゃいましょう」ということで、私は渋々注射を打ち。
そこから、またもや、涙を流しながら、「う~ん、う~ん」とうなって横になる。
10~15分休憩すれば…、ってどう考えても無理。
看護師さんがそれくらいに様子を見に来たけれど、私「ムリ」の一言。
30分後にも来たけれど、「まだ、もうちょっと、動けません」
痛み止めの剤薬も薦められたけれど、もう、何も触らないで…。って感じです。
この時点で、私は車を運転して帰れるのだろうか?ととても不安に思っていました。
と、同時に、なんでこんな痛い目に…となんだか悔しさもあって、涙がまた溢れてきました。
「くそー、パートナーは今頃、青島(チンタオ)で…」とか「このストレッチャーでは寝返りも打てないし、まったく休めない」とか、痛みへの怒りの矛先がわけ分からないところへ飛び交っていました。
そうこうするうちに、結局1時間休ませてもらいました。
それでもまだお腹はシクシク痛みます。
歩き方も、普通に歩くと響くので、すり足状態。
ああ、どうやって車を運転していけばいいのだ?と思いながら、内診でまたもや、消毒。
この時点で「もう、どうにでもしてくれい!」と思ってしまうぐらい。
痛みをちょっと客観的なところへ持っていき、自分じゃない人が痛んでいるように、思考操作してみたりして。
その後、問診で先生に取り出したものを見せてもらった。
大きな注射器には、ドロッとした血が、おおよそ50ccぐらい入っていました。(写真撮ってくればよかった)
これで、次の生理が来てから、卵胞を育てるHMG、排卵誘発剤であるHCGを始める算段です。
それまでは、感染症予防の薬と、またもや、ロ・リンデオールというホルモン剤を服用。
決戦は7月下旬。
夏の暑いころです。
ああっ、今、思い出した。
川曳き真っ只中のころだ…。
どうか、どうか本日にあたりませんように。
私の場合、「遺残卵胞」といって、卵胞が吸収されずに卵巣に残っているのです。
これが、卵子の発育をジャマしているというわけでもないらしいのですが、残っていないにこしたことはありません。
本日は、この卵を「プチッ」と潰して、注射器でチューと吸い取っちゃう処置なのです。
痛いってどれくらいのものだろう?
外傷よりも、内臓部分の痛さって、なんだか想像するだけで、力が抜けてしまいます。
14時に予約を入れて、行ってきました。
先生が言うには、処置をしてから10~15分ぐらい休んで、問題なければ、帰れます。
その程度…らしい。
まず、内診をしていると、看護婦さんが、続々と台に何かの器具を乗せて、持ってきた。
なんだか手術みたいです。
もちろん、麻酔はなし。
産婦人科の内診台を経験する人なら、知っていると思いますが、カーテンで仕切られていることもあって、そこから、何がどうなっているか、まったく見えません。
先生は慎重に、エコーで見ています。
そのあと、消毒なのですが、これが痛い。
この時点で卒倒しそうになりました。
念入りに消毒されているだけで、痛さで涙がこぼれてきました。
「プチッ」がくるまでかなり時間がかかっているようです。
「い、痛い」と言っても、先生は容赦無しです。
それを察してか、看護師さんがカーテンの向こうからやってきて、「野口さん、もう少しですからね、がんばって」と励ましてくれています。
でも、もう言葉に出ないくらい痛いです。
まだ、「プチッ」としていません。
見えないだけに、いつやってくるのか想像もつかないのですが、看護師さんが実況してくれました。
「野口さん、プチッといきますよ」
「えええええええ~!!」(気持ちは、待ってくれ~!ですが、待ってくれるはずはありません)
「プチッ」という音こそありませんでしたが、確実に、私の体内で、「プチッ」とした感覚はありました。
「プチッ」だけではありません、そこからチューとその潰したものを吸い取っています、吸い取っています。
その感覚も分かります。
痛さに耐えて、足の力がどんどん抜けていきます。
足がプルプルしてきました。
そこからもう、鈍痛です。
注射針を抜くことも痛く、何をしても痛い。
処置が終わってから恐怖の消毒をし、内診室を出た。
そのときの私の顔は相当青ざめていたと思う。
中待合にいた人たちは、きっと中で何が起こっていたのだろう?と思っていたことでしょう。
歩けば、おなかに響き、足もプルプルと震えている。そんな状態で、とりあえず、身体を休めるが、休める場所はストレッチャー。
寝返りも打てないよ、この狭さ。
とにかく、左右横を向いても、うつぶせても仰向いても何しても痛い。
ヒドイ生理痛が突然、ドーンとやってきた感じで、プチッとしたその箇所が痛いわけではありません。
全体的なのです。
それはそれは、涙をポロポロ流しながら、うなっていました。
そんなことろに、看護師さんがやってきて、「感染症予防の注射をお尻に打ちます」と、やってきた。
う・ご・け・ま・せ・ん
という、私に看護師さんはこの注射は早く打っておかないといけないので、「痛いついでに打っちゃいましょう」ということで、私は渋々注射を打ち。
そこから、またもや、涙を流しながら、「う~ん、う~ん」とうなって横になる。
10~15分休憩すれば…、ってどう考えても無理。
看護師さんがそれくらいに様子を見に来たけれど、私「ムリ」の一言。
30分後にも来たけれど、「まだ、もうちょっと、動けません」
痛み止めの剤薬も薦められたけれど、もう、何も触らないで…。って感じです。
この時点で、私は車を運転して帰れるのだろうか?ととても不安に思っていました。
と、同時に、なんでこんな痛い目に…となんだか悔しさもあって、涙がまた溢れてきました。
「くそー、パートナーは今頃、青島(チンタオ)で…」とか「このストレッチャーでは寝返りも打てないし、まったく休めない」とか、痛みへの怒りの矛先がわけ分からないところへ飛び交っていました。
そうこうするうちに、結局1時間休ませてもらいました。
それでもまだお腹はシクシク痛みます。
歩き方も、普通に歩くと響くので、すり足状態。
ああ、どうやって車を運転していけばいいのだ?と思いながら、内診でまたもや、消毒。
この時点で「もう、どうにでもしてくれい!」と思ってしまうぐらい。
痛みをちょっと客観的なところへ持っていき、自分じゃない人が痛んでいるように、思考操作してみたりして。
その後、問診で先生に取り出したものを見せてもらった。
大きな注射器には、ドロッとした血が、おおよそ50ccぐらい入っていました。(写真撮ってくればよかった)
これで、次の生理が来てから、卵胞を育てるHMG、排卵誘発剤であるHCGを始める算段です。
それまでは、感染症予防の薬と、またもや、ロ・リンデオールというホルモン剤を服用。
決戦は7月下旬。
夏の暑いころです。
ああっ、今、思い出した。
川曳き真っ只中のころだ…。
どうか、どうか本日にあたりませんように。
大変でしたね お疲れ様でした
無事に帰れましたか?
私は今度は7月中旬に夫婦面談です。これからどうしていくか決めるそうです。なんて言われるのか不安です
それまでにもう一度チャンスがありそうなので祈るばかりです
お互いがんばりましょうね
なんかHASSYさんの言葉って説得力ありますありがとうございます
痛かったり、辛かったりすると、判断力も鈍りますね。
読んでいるうちに痛くなってきた?
ふふふふ、実は、それを意識して書きました。
イジワルなんです、私。
7月中旬に二人でオハナシを聞きに行くのですね。
ご主人も協力的そうで、安心です。
結構ね、さあ、イザ人工授精(体外受精)だ!って準備を整えたら、自然妊娠する方もいるらしいので、それまでのチャンス、もしかしたら、もしかするかもよ。
お互いがんばりましょう!!
最近、出血は有りませんが、冬から春にかけて、
ナプキンを持ち歩いていました。
おかげさまで痛みは有りませんが、
短パンのおしりを日の丸にしたことは有ります。
お大事に。
って言うと、アレですか?
私はまだ経験ありませんが、そちらも壮絶らしいですね。
実は、アレを患う方は、女性の方が多いとか…。
診察談などを聞くと、ちょっと行きたくないな~って思いますが、治るためなら…ですよね。
優しい旅のプランナーさんも再発しないように、お身体大切に…。