ご遺体搬送の徒然日誌

日本全国を走り回る遺体搬送屋の徒然日誌!

ある病院での出来事

2013年02月13日 | 日記
先日の出来事です。。。

深夜2時頃、とある病院へご遺体のお迎えに行きました。

その病院には、何度も行ったことがあるので寝台車の待機位置や霊安室の場所も把握しております。

霊安室へは、病棟のドアを空け20m位の廊下を進んだつきあたりにあります。


私は、さっそく定位置に寝台車を着け、裏口からご家族の方とご挨拶しました。


他の親族の方が、あと10分位で到着するから待ってて下さいとのご要望でしたので、

待っている間、ご家族と今後の流れや日程等の説明を行っていました。


その間、ご家族は霊安室に入り皆で色々とご相談。


私は一人廊下で待機。


しばらくすると、ご家族が出てきて今後の流れが決まりました。

そうこうしていると、ご家族の方の一人(Aさん)が病棟のドアを見て・・・


(ちなみに、ドアは一部すりガラスになっており人が通れば分かります。)



Aさん 「あっ 来た!来た!」


と言いつつ、そのドアの方へ・・・




そして、




ドアを開け




Aさん 「もぉ~ 遅いよ~」





Aさん 「あれっ?」





Aさん 「誰もいない・・・」





Aさん 「今、人が通ったと思ったのに。。。。」




Aさん 「ははは~ あれぇ~  おかしいなぁ~~~  誰もいない・・・」




Aさん 「確かに、人が通ったんだけどなぁ





その場にいた人、私を含め皆『目が点!!!!』状態




私 「・・・・」



私の心 「えぇ~~~ 何今の????  どうしよう??? とりあえず仕事を優先しなきゃ



それから数分後、他の親戚の方が無事に来ました。




無事に搬送は終わり帰路についたのですが、しばらくその出来事が頭から離れませんでした。。。




なんだったんだろぉ~



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