セレヤの山の下で

静岡県内の小さな旅、植物などを紹介しています。

ノウルシ

2013年03月31日 | 浮島ヶ原自然公園
富士市の浮島ヶ原自然公園
湿地の中に、
遠くから見ると、菜の花のようにも見える植物が群生しています





この植物は
ノウルシといいます。





川岸などの湿地に生える
トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草です。

環境省のカテゴリーでは準絶滅危惧種、
静岡県では絶滅危惧2類に分類されています。



葉や茎を傷つけると、白い汁が出て
これに触れるとかぶれる人もいることから
ノウルシと名付けられました。



浮島ヶ原自然公園の
湿地ではない場所に
トウダイグサも生えていました。



トウダイグサの名は
昔の、明かりをともす皿、燈明を置く燈台に似ていることからつけられました。
海の道しるべの灯台ではないですよ。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (喜サンタ)
2013-03-31 21:31:41
ノウルシを遠くから見るとトウダイグサにそっくりですね
科と属が同じなので納得です
漆と同じくかぶれるようで知らないと怖いですね
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喜サンタさんへ (haru)
2013-04-01 20:19:57
こんにちは、コメントありがとうございます。

同じトウダイグサ科なんですよね。
どちらも、有毒の植物なんですよ。
触るだけでは大丈夫ですが、
傷ついた葉や茎から出る白い液体にかぶれる人がいるそうです。
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こんにちは (自遊人)
2013-04-02 15:35:08
うるしの樹液と同じでうるし材になるんですか?
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自遊人さんへ (haru)
2013-04-02 18:10:18
こんにちは、コメントありがとうございます。

漆塗りには使えないことと思います。
試してみた人もいないのではないでしょうか。
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