ザックジャパンがアジアの頂点に立った。 今朝になっても、ワイドショーはこの話題で持ちきりだった。 土曜の深夜だというのに、視聴率が32・9%だった。 この数字を見ても注目の高さが読み取れる。 次の日が日曜ということもあり、家でゆっくり見た人も多かっただろう。 あの、李忠成選手の決勝点は見事だった。 今までの日本だったら、一度トラップしてからシュートしていただろう。 しかし、長友から入ったクロスを李選手は直接ボレーシュートした。 あの決断力は見事だった。 李忠成選手は大韓民国国籍の在日韓国人4世として日本に生まれた。 2007年に日本国籍を取得して帰化したそうだ。 先週、韓国のキ・ソンヨン選手がサルマネしたことが問題になった。 これでキ・ソンヨン選手も、意味の無いパフォーマンスだった事に気づいてくれるだろう。 サッカーはナショナリズムを盛り上げるが、相手国を敵視するものではないのだ。 試合が終わったら、ノーサイドで相手をたたえることが大切だ。 サッカーが、国民を一つにさせる大きな力があることを、再び証明した。 これからは、アジア杯・ワールド杯と2年に1度は盛り上がれるのだろうか。 それにしても、この若者たちの盛り上がりを、政治にも向けられないものだろうか。 政治家の人たちも見ていただろうが、選手が一つにならなければ、このような結果は生まれない。 今の日本を救うのは、オールジャパンで行くことに気づいてほしい。 この快挙を喜んだだけで終わらせずに、生かしてもらいたいものだ… 合掌
アジア杯の準決勝で日本は韓国に勝利した。 PK戦にまで持ち込まれたが、川島の好セーブで決勝進出を果たした。 ところがここにきて、韓国のキ・ソンヨン選手が1点目のPKを決めたときに、「猿の顔の真似をして日本を侮辱した」 と、問題になっている。 画像を見ると、確かに前歯に舌を挟み、猿のような顔をしている。 もし、キ・ソ・ンヨン選手が日本を侮辱する気持ちでしたのなら、とても残念なことだ。 同じアジア人であるなら、そのような行為は、天に向かって唾をしているようなものだ。 欧米人から見れば、日本人も韓国人も中国人もわからないだろう。 セルティックで活躍しているキ・ソンヨン選手は、同じような屈辱を受けているはずだ。 だったら、今回の行為は自重するべきだった。 人間は元々猿から進化しているのだから、宇宙人から見れば、アジア人も欧米人もみんな猿なのだ。 岡崎に子どもができた時に、ゆりかごを揺らすようなパフォーマンスをしたが、そんなユーモアのあるパフォーマンスをしてほしい。 明日の深夜、日本はオーストラリアとアジアの頂点を決める試合に臨む。 MFの香川が、韓国戦で右足小指の付け根を骨折し、戦列を離脱してしまった。 本人も残念だろうが、日本にとっても残念な離脱だ。 香川は攻撃の中心選手だ。 その選手がいないのは、大きな痛手だが、なんとか優勝してほしいものだ。 点を取ったときのパフォーマンスは、松葉杖の格好をした後、胸のユニフォームを拳で握り 「一緒だぞ!」 というパフォーマンスはどうだろう。 がんばれ日本!! 合掌
鳥インフルエンザが蔓延している。 2010年10月、北海道・稚内市で野鳥から強毒性の鳥インフルエンザウイルスが見つかって以降、この3カ月で島根、富山、鳥取、鹿児島、福島、宮崎、兵庫でウイルスが確認され、昨日も、新たに愛知県と高知県で感染疑いのある鳥が見つかった。 宮崎県の養鶏場では、41万羽の大量の鶏が殺処分される。 そして今度は、鹿児島県の養鶏場にも感染が確認されているので、こちらも多くの鶏が殺処分されるだろう。 鹿児島は日本一の養鶏地帯で地域産業に多大な影響を与える恐れがある。 さらに、愛知県豊橋市の採卵鶏農場でも鳥インフルエンザが発生した疑いがあると発表した。 家畜では島根、宮崎、鹿児島に続き、この冬で4県、5例目となる。 この鳥インフルエンザの恐いのは、ウイルスの突然変異だ。 人から人にうつる 「強毒性のウイルス」 になったら、大変なことになる。 そうならないために、鶏を大量殺処分をするのは仕方が無いことなのだろう。 牛や鶏といった、人類がお世話になっている家畜が、意味もなく殺処分されるというのは心が痛む。 食事をする時、「いただきます」 と合掌するのは、「あなたの命を、私の命に代えさせていただきます」 という感謝の言葉だ。 自分はこのようなニュースが流れるたびに、「お前は食に対して、本当に真摯であるか…」 を問いただす。 人類は自然や動物を、人間の都合のいいように変えてきてしまった。 そのツケが回ってきたのかもしれない。 21世紀は 「本物の時代」。 食糧問題を世界中が真剣に話し合わなければならない時代なのだろう。 合掌
サッカー・アジアカップ、日本対韓国戦は見ごたえがあった。 結果は日本が勝ったのだが、本当に紙一重と言ってもおかしくなかった。 前半、韓国に1点を先制された日本だが、前半36分にはスルーパスを長友につないで、同点弾となる前田のゴールは素晴らしかった。 その後も、いい形にはなったが90分間では決着がつかなかった。 1―1で迎えた延長前半7分には、岡崎がラッキーでPKを獲得した。 これを本田が蹴ると、キーパーに阻まれ失敗したが、こぼれ球を細貝が飛び込んで勝ち越した。 これは、棚から牡丹餅的なありがたい1点だった。 そこから後は、日本の選手に疲れの色が見え、防戦一方だった。 韓国のほうが1日休みが少なかったのに、体力的には押されていた。 根性という点でいえば、韓国のほうがはるかに上だった。 だから、延長戦が終わる寸前に追いつかれて、PK戦に持ち込まれてしまった。 PK戦は、キーパー川島が、韓国に1本も決めさせないスーパーセーブだった。 川島は1次リーグのシリア戦で一発退場させられ、出場停止明けの準々決勝カタール戦では、フリーキックを決められていた。 そのリベンジもあったのだろう、川島には韓国人選手より、気迫が漲っていた。 まぁ、何とか勝つことは勝ったが、本田はインタビューで 「PKを外したが細貝が入れてくれた、そこは持ってると言うことで…」 と言っていたが、持っている人は外さない。 あそこで点が入らなかったら、日本は負けていただろう。 勝って兜の緒を締めよ! 決勝の試合は気を引き締めて、頂点をつかんでほしい。 合掌
今年になって亡くなった芸能人は多い。 1月3日、中村富十郎さん(81)。 5日、山下敬二郎さん(71)。 7日、ダークダックスの高見澤宏さん(77)。 8日、横沢彪さん(73)。 14日、細川俊之さん(70)、和田勉さん(80)などだ。 そして23日、上方漫才を代表する漫才コンビ「夢路いとし喜味こいし」の喜味こいしさん(83)が、肺がんのため亡くなった。 昔、いとし、こいしさんたちがやっていた、「がっちり買いましょう」 という番組があった。 「10万円・7万円・5万円! 運命のわかれ道」 と、いとしさんが早口でセリフを言うシィーんが、懐かしく思い出される。 いま、ジェイコムでやっている 「街ネタワイド」 に出てくれているビーグル38は、こいし師匠をまねた御爺さん漫才をやっている。 昨日、いつもは中継に出ているビーグルだが、スタジオ出演だった。 こいし師匠が呼んだのだろうか… 番組冒頭で、いとし、こいし師匠の思い出を聞いた。 ビーグルがまだ若かった頃、晩年の師匠たちは腰も曲がり、舞台に立つのに若手の手を借りなければ上がれなかったそうだ。 しかし、いざ舞台に立つと、シャンとして見事な漫才を披露する姿を見て、「すげ~!」と思ったそうだ。 先輩が後輩に教えるのに、言葉など要らないのだ。 舞台に立っている姿を見せるだけで、充分に伝わっている。 上方漫才が、今でも廃らないのは、こんな日常があるからだろう。 貴重な先輩が、また一人旅だった。 心よりご冥福を祈る。 合掌