八波一起のたっしゃでワイド!!

テレビ朝日のワイドショウで12年!!ワイドショウの表も裏も知り尽くした八波一起が世間のニュースを一刀両断!!

4月30日(水)今日の言っておきたいことがある。 『井上康生引退へ』

2008年04月30日 | Weblog
大男が上に重なり横四方固めをかけられ動くことが出来ず追い続けてきた夢が消えていく瞬間、男は何を思うのだろう。 武道館の天井を仰ぎ終了のブザーを聞くまで、幼い頃から父と柔の道を歩んで来た映像が走馬灯もように浮かんだのだろう。 若くして世界の頂点に立った男の戦いは終わった。 柔道の北京オリンピック代表を目指していた井上康生(29)は準々決勝で高井洋平(旭化成)に残り10秒で得意の「内また」をしかけた。 内またに行かなければ旗判定に持ち込まれ勝敗は微妙だった。 しかし、何よりも一本勝ちにこだわる姿勢の井上はそれを許さなかった。 最後の「内また」は高井に透かされ、そのまま寝技に持ち込まれ終止符が打たれた。 井上は「自分自身の力は出し切れた」「得意の内またを透かされたのはしょうがない」と言い切った。 井上康生には涙がなかった。 アテネで惨敗してから井上の苦悩の道が始まった。 再起を賭けた戦いでは右大胸筋を断裂。 昨年の世界選手権はメダルに届かず「引退か?」と囁かれだした。 それでも最後まで井上康生は北京を諦めなかった。 今年1月に結婚もし、伴侶を得た井上は更に北京へ向けて精進した。 この四年間には長兄を亡くし、父も脳梗塞の後遺症を抱え、神様は井上に「これでもか」と言わんばかりの試練を与えた。 アテネの後は父に「もう一度柔道を見て下さい」とお願いし、この二年半は父であり師であり夢を実現すべるべく修業を積んだ。 それでも神は井上の頭上に代表に座を与えなかった。 武道館を去る時、井上は深々と頭を下げ礼をした。 その時、武道館に来たファンから何処からともなく「康生コール」が沸き起こった。 父は声を震わせ「私を元気付けようと康生が与えてくれた二年半。終わって初めて気付いた」「負けても、康生は私の誇り」とコメントした。 人生で常に勝ち続ける人はほんの一握りなのだ。 ほとんどの人は負けを知る。 だから敗者に対する惻隠の情が生まれる。 それが武士道の精神の根本をなしているのだ。 井上はこの4年間でそれをしっかり学んだはずだ。 井上はこの後引退して海外指導者研修制度を利用し英国で指導者としての道を歩むことになるようだ。 亜紀夫人と二人三脚で、新しい道をしっかり歩んで第2第3の井上康生を育ててほしい。 一本勝ちにこだわった武士道精神を貫く井上康生に幸あれ!!              合掌

4月29日(火)今日の言っておきたいことがある。 『衆院解散』

2008年04月29日 | Weblog
ゴールデンウィーク、国民は海外へ行く人、国内を旅する人、近場ですませる人、家でゴロ寝する人、いろいろだろう。 しかし、ドライブをする人には複雑なゴールデンウィークになりそうだ。 ガソリン税の暫定税率復活を含む租税措置法を30日に与党は衆院で再可決する。 ただでも高いガソリンがまた30円近く値上がりする。 50リットル入れると1500円も高くなるのだ。 再び「ハイオク満タン」と声高に頼めなくなってしまう。 何とかならないものなのだろうか。 衆院山口2区補欠選挙は民主党の前衆院議員で社民党推薦の平岡秀夫氏(54)が2万1千票余りの大差をつけ自民党の新人・山本繁太郎氏(59)を破り当選した。 この結果は「民意」を受けたものではないか。 長い間続いている自民党の政治が税金のムダ使い、お年寄りに厳しい制度、天下りの役人など、あまりにも理不尽な部分が見え隠れして国民はへきへきしている。 ついに自民から民主への政権交代の時が来たのかもしれない。 民主党との一騎打ちに敗れた自民党は次期衆院選に向け求心力の低下は必至だ。 民主とは、与野党逆転を果たした昨年夏の参院選に続き、またまた勝利した。 民主党の主張は暫定税率の復活阻止に加え、新医療制度廃止だった。 投票率を見ても69.00%で2000年の統一補選方式導入以降では最高だった。 これで民主党が大差をつけて勝ったのだから、「民意」と言っても過言ではないだろう。 民主党は首相の問責決議案を参院にいつ提出するのだろうか。 自民は絶対に解散しないと言っているのだから問責決議案を無視されれば選挙にはならないだろう。 福田さんはロシアへ行ってプーチン大統領や次期大統領のメドベージェフとも会って会談して来た。 この後は七月に主要国首脳会議北海道洞爺湖サミットをひかえている。 こんな不安定な状態で外交をやってもいいのだろうか。 相手も本気になってくれないだろう。 ここまできたら、衆院を解散して選挙で「民意を問う」ことをしないと政局は進まない。 一刻も早く選挙をやって民意を問うことだ。 いつまでもウダウダ言っている場合ではない。                                                                                      合掌

4月28日(月)今日の言っておきたいことがある。 『長野聖火リレー合格』

2008年04月28日 | Weblog
長野の聖火リレーが無事に終了し、韓国ソウルにバトンタッチした。 無事と言っても、走者に物を投げたりコースに飛び出したりする妨害行為も相次ぎ6人の男が逮捕された。 テレビでは画面の端を削って聖火リレーを生中継する局もあった。 何にもないのは中国に媚を売っているようで民主主義の国としては恥ずかしいし、やり過ぎてしまうとフランスのように不買運動にまで発展してしまう恐れがある。 世界の流れからすればチベットを抑圧する中国が批判されるのは当然のことだ。 21世紀は「本物の時代」と何度も言ってきたが、チベット問題は解決するべきだし、されなければならない。 しかし、何事にもタイミングというものがある。 今回の各国の聖火リレーで中国は「臭いものに蓋」はもう出来ないと思っているだろう。 それはチベット問題だけでなく、民主化という「大きな臭いもの」も含まれる。 1989年に起きた天安門事件から20年が経とうとしているが、この20年で中国も大きく変化していった。 今はまだ中国共産党が中国を運営しているが、民主化の流れは止められないことを分かっているはずだ。 だから、それをどう上手く変えて行くのかタイミングを長い計画で考えているだろう。 しかし、今これをやろうとしては中国は大混乱して国が崩壊する危機になってしまうだろう。 ここは長い付き合いをしてきた隣国として応援できることは応援し、間違っていることはやわらかく教えることが大切だ。 その点から言えば、今回の長野の聖火リレーは100点に近い対応だったのではないだろうか。 中国側の反応は、福原愛ちゃんの笑顔でトーチを掲げ走る姿を何度も繰り返し放映し、「日本の市民が聖火を熱烈歓迎した」と友好ムードを強調したようだ。 一方、中国の人権状況に対する抗議行動を行なった国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」のメナール事務局長は、「日本の警察は抗議活動を容認し、旗にも手を触れなかった。中国人がやや熱を帯びすぎた場面では、私を守ってくれた」と説明、「日本人は他のいかなる民主主義国よりも上手くやった」と称賛した。 5月には胡錦濤主席が訪日するが、ダライラマとの対話や北京オリンピックの成功を考えている主席を応援し、いずれ来る民主化へのグッドタイミングを陰でお膳立てしてあげることが日本の情ではないだろうか。                       合掌

4月25日(金)今日の言っておきたいことがある。 『野村證券に反則金100億』

2008年04月25日 | Weblog
野村證券の社員ら3人が、企業の合併・買収(M&A)のインサイダー情報をもとに、不正な株売買を繰り返し5千万円もの不正利益を得たとして逮捕された。 このインサイダー取引で捕まる者は多いのだが、証券最大の野村證券と言うところが問題だ。 野村證券のずさんな情報管理体制が問われるだけではなく、証券市場全体に不信感は広がるだろう。 今回逮捕された中国籍で野村證券香港法人に勤務していた30歳の容疑者は、京都大学の留学生仲間とその兄弟に不正情報を伝え利益を得ていた。 日本の株がなかなか上がらない状況の中でこのような事が明るみに出れば投資家は嫌気がさしてしまう。 実は自分も株投資を何度かしたが、トータルするとマイナスだ。 この手の才能はないようで、パチンコと同じ確率ぐらいだろうか。 パチンコ屋に勤めている男が、パチンコ台に細工して最初から出る台を友人に教えて儲けていたのだから真面目にパチンコ台に向かう人は馬鹿みたいなものだ。 このような事がまかり通れば世の中の仕組みは全て崩壊してしまう。 金融庁は野村證券に対する行政処分の検討を開始したのだが、どのような処分になさるのか注目しておかなければならない。 業務停止は取り引きをしている投資家に迷惑がかかるので、反則金をたっぷり取って年金や医療に使うようにするのがいいのではないか。 ちょっと前だが、製紙業界も再生紙でズルをしていたが、賞味や消費期限をズルした業者など、これからはズルするやからにはどんどん稼がせて、たっぷり反則金を徴収するようにしよう。 そのお金を国家予算に回すというのはどうだろう。 当然、天下りしている連中や税金のムダ使いをしている人間からは資産を没収し、予算に回す。 そうすれば国家予算も潤うし、悪い事をする人間も減るのではないだろうか。 そのくらいしないと、人間は苦しくなったら甘い話が来た時に友人名義で売り買いしてしまうだろう。 モラルは人間の人格に問う問題で罰則で縛るのは本当の解決策ではない。 しかし、この手の事件は立ち直るのが困難なくらいの罰則を科すのがいい。                合掌

4月24日(木)今日の言っておきたいことがある。 『米産牛は輸入禁止』

2008年04月24日 | Weblog
やっぱりな~!!また米産牛肉の危険部位が発見された。 アメリカは「安全だ安全だ!」と言って何だかんだ言いながら、月齢制限なども無くし、力ずくで全面輸入を再開しようとしていた。 お隣、韓国も輸入再開で、日本にも同じように要請しようとしていた矢先の危険部位発見だった。 吉野家には良くぞ見つけたと感謝状を贈りたい心境だ。 自分は吉野家の牛丼を絶対食べない。 なぜならば米産牛肉を使っているからだ。 吉野家が何故米産牛にこだわるのか知らないが、米産牛を使っている限り自分は食べない。 日本は全頭検査を初めから主張していたが、米国は面倒くさいからやらなかった。 そのくせ、力ずくで売り込んでくるのだから始末に終えない。 大好きなヤンキースの松井秀喜が吉野家のCMに出ているのを見ると「アメリカに心を売ったのか」と言いたくなる。  今、米産牛肉は何段階ものチェックを経て消費者に届く。 ところが今回、店に出る寸前の吉野家の段階で発見したものだった。 時間がたてばチェックもいい加減になってくる。 だからこそ前段階で全頭検査するべきなのだ。 安全安心を考える日本の賢い主婦は牛肉に限らず米産物を買わなくなっている。 米国はそのような日本人の心理を知っているのだろうか。 他の牛丼屋はとっとと豪州産などに切り替えたのだが、吉野家だけは米国産牛肉にこだわり続けた。 我慢してようやく24時間営業にこぎつけた矢先の危険部位発見は吉野家にとっては痛い出来事だ。 自分の利益だけを考えたら「黙っていよう」と考えてもおかしくはない。 良くぞ言ったと褒めてあげたい。 まあ、後からそれが知れたら吉野屋は消滅するので正しい選択だったのだが… ちょうどいい機会だ、日本人は食に対する安全は「石橋を叩かなければ渡らない」という事を、もう一度米国に強く言おうじゃないか。 それでも直さない米国ならば米国産のものは買いません!!という心意気で、相手に分からないようにそっと抵抗しよう。          合掌