武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

写楽の大童山

2009年02月12日 | Weblog
写楽は誰だかわからない。といっても版元が完全に秘密を貫いたからだ。そのほうが謎っぽくていいのかも。この相撲取りも写楽の作品だ。筆の線が生々しい。(彫る方もたいへんだけど) 当時の江戸は「芝居と相撲」が庶民の楽しみだ。この力士は7歳で体重約80キロ。年齢からして取り組みはせず土俵入りだけの出場で見る人を楽しませたらしい。歌麿の浮世絵にも出てくるから、かなりの人気者だったのだろう。大麻、力士の死亡事件、横綱の品格とかテレビに話題を提供しているが、昔から相撲を日本人は好きらしい。

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