2017年度福島県「ふるさと・きずな維持・再生支援事業」助成金に採択をいただき、2017年7月より独居高齢者宅、高齢者ご夫婦宅で、ペットを飼育されているお宅及び外猫のお世話をされているお宅を、定期的に獣医師と共に巡回訪問させていただくこととなりました。この巡回訪問を、
「笑顔見守り巡回プチヴィー」と呼ぶことにします。
このような新しい試みに対し、ご理解をいただき、活動のチャンスをいただきましたことに感謝を申し上げます。有難うございました!
採択いただけるとは夢にも思わず、勝手もわからず、それでも必死に頑張っております。発案者は、代表の私ですが、ふと閃いたわけではなく、今までの活動の中で、絶対に必要だと思ったのです。当会は、福祉から始まった団体です。無力な命を守りたいと始めたボランティア活動。環境美化活動は、花で人を笑顔にしたい、犯罪を防止したいとの想いで始めました。
人を笑顔にしたい
しかし、活動の中で様々な苦しみと出会いました。私たちは、人知れず生きる野良猫を追いながら、やはり人知れず生きる「人間」と出会います。棄てられた猫が可哀想だと感じる方々に社会的弱者が多いという現実。母子家庭、老々介護家庭、独居高齢者、障害者を家族に持つ家庭等々。ある独居高齢者は、近隣から苦情を言われ、市役所職員を連れて来られ、餌を与えないと約束させられました。張り紙もされました。その後、苦情者より私にも何度か☎が来ましたし、車で出口を塞がれ、凄まれたこともあります。長身の声も大きな男性に、80歳を超えた経済的にも困窮している借家住まいの独居高齢者が凄まれたら?どんなに怖かったことでしょう。当会が介入した時点で、すでに30匹以上の野良猫がいました。虐待を受け4か所も骨折した猫もいました。大怪我をして腐敗した身体で飢えてさまよう猫もいました。約束をさせられても、そんな野良猫を見捨てることができなかった動物好きのお爺さん。
この時、不妊去勢手術の説明をし、承諾をいただき、全部手術をしました。その直後、安堵感からか、お爺さんは立てなくなり、入院。TNRから、ピッタリ一か月後に亡くなりました。お爺さんは、最後まで猫のことを気にかけていたと聞きました。
もっと早くに出逢っていたら、残りの日々を猫たちと笑顔で暮らせたかもしれません。不安や恐怖の中、コソコソと猫を餌を与え、悩み苦しむ毎日ではなく・・・。
この他、昨年県南地区で起こった孤独死。それにより遺された飼い猫と外猫たちは、殺処分されるところでした。また、今年6月には、白河市内公園で独居高齢者が自殺。賃貸アパートには狂暴な愛犬がいました。この詳細は別記事で報告致します。
「自殺」という悲しい選択をされた独居高齢者の部屋には、薬が散乱していました。心臓を悪くされていたとのこと。飼い主には忠実だけれど凶暴な愛犬を溺愛されていたそうです。多分、検査入院もできない状況だったのでは?と推測致します。動物病院に行くこともペットホテルに預けることもできず、散歩も難しく、どれだけ悩み苦しまれたことか。ペットを愛する者にしかわからない孤独と、愛するからこそ感じる苦しみがあります。独居高齢者や超高齢者ご夫婦世帯は、今後も増えると思います。高齢者の方々が、ペットと暮らすことにより笑顔になる。しかし、ペットより長生きできるとは限りません。安易に若い犬猫をペットショップで買うことは止めていただきたいものです。保護団体は譲渡に際し、年齢制限を設けています。
飼いたくても飼えない。
それも悲しい。飼うつもりではなかったけれど・・・犬や猫を保護して飼っている高齢者も少なくありません。人の寿命はわかりません。また、若い世代よりも、時間もあり飼育経験もある高齢者の方々の方が、飼育に適している場合もあります。
不安材料は、孤独死や急な入院等です。
この不安材料を取り除き、できれば社会貢献として保護犬猫を飼育していただきたい。その方々のお宅を定期訪問し、安否確認とペットの健康確認をしたいと考えております。担当獣医師は、野良猫病院プチヴィーでお世話になっている亀田先生とエリ先生です。このような無謀な試みを笑顔でお引き受けいただき感謝しております!何より、交通費程度のお支払いしかできず、申し訳ございません
ペットは家族。核家族化の中で、ペットと高齢者の絆は深くなっています。ペットとの生活が、より楽しいものとなるように、憂いなく笑顔の日々を過ごすことができるように、巡回プチヴィーは、ペットと飼い主様の笑顔を確認して回ります。先生は、日帰り。それも神奈川県相模原市から早朝出発して来福されます。また、高齢者世帯は夜が早いため、遅くまで訪問することはできませんので、一日に巡回する件数には限りがあります。その分、他の日にスタッフが定期訪問させていただきたいと考えております。
現在の巡回地域は、白河市・西郷村・泉崎村・矢吹町・中島村です。65歳以上の独居高齢者・高齢者のご夫婦世帯でペットを飼育されているご家庭で、この訪問をおご希望される方は、090-6454-2121 まで連絡をください。巡回訪問は無料ですが、狂犬病ワクチン接種や医療を希望された場合、実費のご負担をいただきます。主治医はいるけれども、見守りとして巡回を希望されるご家庭もあるかと思います。当会は非営利団体ですので、見守りとして巡回させていただくことも可能です。
「笑顔見守り巡回プチヴィー」と呼ぶことにします。
このような新しい試みに対し、ご理解をいただき、活動のチャンスをいただきましたことに感謝を申し上げます。有難うございました!
採択いただけるとは夢にも思わず、勝手もわからず、それでも必死に頑張っております。発案者は、代表の私ですが、ふと閃いたわけではなく、今までの活動の中で、絶対に必要だと思ったのです。当会は、福祉から始まった団体です。無力な命を守りたいと始めたボランティア活動。環境美化活動は、花で人を笑顔にしたい、犯罪を防止したいとの想いで始めました。
人を笑顔にしたい
しかし、活動の中で様々な苦しみと出会いました。私たちは、人知れず生きる野良猫を追いながら、やはり人知れず生きる「人間」と出会います。棄てられた猫が可哀想だと感じる方々に社会的弱者が多いという現実。母子家庭、老々介護家庭、独居高齢者、障害者を家族に持つ家庭等々。ある独居高齢者は、近隣から苦情を言われ、市役所職員を連れて来られ、餌を与えないと約束させられました。張り紙もされました。その後、苦情者より私にも何度か☎が来ましたし、車で出口を塞がれ、凄まれたこともあります。長身の声も大きな男性に、80歳を超えた経済的にも困窮している借家住まいの独居高齢者が凄まれたら?どんなに怖かったことでしょう。当会が介入した時点で、すでに30匹以上の野良猫がいました。虐待を受け4か所も骨折した猫もいました。大怪我をして腐敗した身体で飢えてさまよう猫もいました。約束をさせられても、そんな野良猫を見捨てることができなかった動物好きのお爺さん。
この時、不妊去勢手術の説明をし、承諾をいただき、全部手術をしました。その直後、安堵感からか、お爺さんは立てなくなり、入院。TNRから、ピッタリ一か月後に亡くなりました。お爺さんは、最後まで猫のことを気にかけていたと聞きました。
もっと早くに出逢っていたら、残りの日々を猫たちと笑顔で暮らせたかもしれません。不安や恐怖の中、コソコソと猫を餌を与え、悩み苦しむ毎日ではなく・・・。
この他、昨年県南地区で起こった孤独死。それにより遺された飼い猫と外猫たちは、殺処分されるところでした。また、今年6月には、白河市内公園で独居高齢者が自殺。賃貸アパートには狂暴な愛犬がいました。この詳細は別記事で報告致します。
「自殺」という悲しい選択をされた独居高齢者の部屋には、薬が散乱していました。心臓を悪くされていたとのこと。飼い主には忠実だけれど凶暴な愛犬を溺愛されていたそうです。多分、検査入院もできない状況だったのでは?と推測致します。動物病院に行くこともペットホテルに預けることもできず、散歩も難しく、どれだけ悩み苦しまれたことか。ペットを愛する者にしかわからない孤独と、愛するからこそ感じる苦しみがあります。独居高齢者や超高齢者ご夫婦世帯は、今後も増えると思います。高齢者の方々が、ペットと暮らすことにより笑顔になる。しかし、ペットより長生きできるとは限りません。安易に若い犬猫をペットショップで買うことは止めていただきたいものです。保護団体は譲渡に際し、年齢制限を設けています。
飼いたくても飼えない。
それも悲しい。飼うつもりではなかったけれど・・・犬や猫を保護して飼っている高齢者も少なくありません。人の寿命はわかりません。また、若い世代よりも、時間もあり飼育経験もある高齢者の方々の方が、飼育に適している場合もあります。
不安材料は、孤独死や急な入院等です。
この不安材料を取り除き、できれば社会貢献として保護犬猫を飼育していただきたい。その方々のお宅を定期訪問し、安否確認とペットの健康確認をしたいと考えております。担当獣医師は、野良猫病院プチヴィーでお世話になっている亀田先生とエリ先生です。このような無謀な試みを笑顔でお引き受けいただき感謝しております!何より、交通費程度のお支払いしかできず、申し訳ございません
ペットは家族。核家族化の中で、ペットと高齢者の絆は深くなっています。ペットとの生活が、より楽しいものとなるように、憂いなく笑顔の日々を過ごすことができるように、巡回プチヴィーは、ペットと飼い主様の笑顔を確認して回ります。先生は、日帰り。それも神奈川県相模原市から早朝出発して来福されます。また、高齢者世帯は夜が早いため、遅くまで訪問することはできませんので、一日に巡回する件数には限りがあります。その分、他の日にスタッフが定期訪問させていただきたいと考えております。
現在の巡回地域は、白河市・西郷村・泉崎村・矢吹町・中島村です。65歳以上の独居高齢者・高齢者のご夫婦世帯でペットを飼育されているご家庭で、この訪問をおご希望される方は、090-6454-2121 まで連絡をください。巡回訪問は無料ですが、狂犬病ワクチン接種や医療を希望された場合、実費のご負担をいただきます。主治医はいるけれども、見守りとして巡回を希望されるご家庭もあるかと思います。当会は非営利団体ですので、見守りとして巡回させていただくことも可能です。