New Orderに出会ったのはいつだったろう。
高校時代に買い漁ったり、友達から借りたりしたテクノのコンピレーションか何かに入っていたんだろうか。あるいは、石野卓球さんや小室哲哉先生が紹介していたりしたんだろうか。
もういつからかわからないくらい、昔から大好きなバンドです。
デジロック、というジャンル名はとうに死語になってしまっていますが、そんな言葉がCD雑誌(ありましたねー)の誌面に堂々と踊っていた頃、まさにデジロックの筆頭だった感がありますね。
最近、と言っても活動休止やメンバーチェンジを繰り返しているので、いつから最近なのかもよくわからない状態ですが、最近のNew Orderもとてもカッコよく、去年出たアルバムなんかも、還暦を迎えた人たちのバンドの曲とは思えないくらいにキラキラと尖っていて安心するのですが、いやはや、なかなかどうして、最初期の曲たちもカッコいい。エレクトロニカ黎明期の、80年代のテクノサウンドは、まだ洗練されていない最先端というか、丸みのある尖ったサウンドというか、そういう味わいがあってたまらないですね。
大ヒット曲「Blue Monday」もそうですし、「Confusion」や「The Perfect Kiss」など、この時代でなければ出せない、愛おしいテクノサウンドがここにはあります。
また、素晴らしいメロディーセンス、ポップセンスを持ち合わせているのも、New Orderの大きな強みなんじゃないかと思います。名曲「Regrets」をぜひ聴いてみてくださいな。
そんなNew Orderが、5月に来日するというニュースが飛び込んできましたよ!
チケットは1万円するけれど、ピーターフックはいないけれど、これはぜひ行かねばなるまい。