らんかみち

童話から老話まで

プロシュート・コット

2014年12月30日 | 酒、食
                

 姉が教えてくれた塩豚って、生ハムを作る工程を簡略化し、ゆでて塩抜きをしたものと考えて良いんだろう。それの派生型みたいな、塩漬けにするのではなく調味液に漬けるプロシュート・コットを作ってみた。イタリア語で熱を加えたハム、と言う意味なんだそうな。

 塩、砂糖、ニンニク、ショウガ、ネギ、胡椒などを水に入れて沸騰させ、冷ましてから豚肩ロースを漬けて5日ほど冷蔵庫に保管。それを80度を超えない温度に管理して40分煮る。新聞に載っていたレシピだけど、標準的なものかどうか知らない。

 しっとり仕上げるために80度を保ち、沸騰させてはいけないという。その通りにしてみたけど、切ってみたら生っぽさが残っている。血なまぐさいってことはないけど、市販のハムよりかなりレアな印象だ。

 ちょっとニンニクを効かせすぎたかなと反省しているけど、市販のハムより美味しいかも! 500グラムで400円くらいの肉がこれほどまでに変身するなら、手間をかける値打ちはある。
 しかしこのプロシュート・コット、単味で食べるなら塩豚より美味しいけど、何かの料理に使うなら塩豚の方が応用がききそうだ。

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