木村伯龍のひとり言

大阪のミナミはアメリカ村の占い師の日記

自然に生きよう!(秋だから)

2007-09-30 19:37:28 | Weblog

魚は水の中で、泳ぎ回っているが、いつの間にか水の存在を忘れているし、空を飛んでいる鳥は風を頼りに飛んでいるのに いつの間にか風の存在を忘れている。私達も多くの存在の中に包まれて生きているのに、いつの間にか、その存在を考えようともしないし感謝さえ無い様になっている。
貴方を包んでいるすべての物が、すべてだと気が付けば、この世の中に何一つ恐れる物の無い事に気がつくのに。は空気のように貴方を包み・・・は太陽の光のように隅々を照らしているのに・・・吹き抜けて行く風も耳を澄ませばの歌を聴くことが出来るはず。もっと自然に生きましょう。貴方を包んでいるものに少し意識をして!            


占い師の敵は!

2007-09-29 22:08:07 | Weblog

占い師の敵は二つ有ります。一つは、「陰徳(いんとく)」本人に徳が無くても、お祖父さんやお祖母さんが信心深く神仏を大切にして、また陰ながら世の中の為に努力をしているとその子供や孫に救いが入り、事故に遭う時に遭わなかったり、事件に巻き込まれるはずがすれすれで逃れたりします。そうすると、人相や手相に出ている事柄が本人は知らない所で取り消されて現実には行われずに出てくるので、血色や気色には有っても外れます。
次に、「お医者さん」です。お客さんの身内に病人さんが有り、人相を良く見ると、三途の川の渡し場の近くまで魂が出ていて、迎えも出ていればそろそろお亡くなりになりますよ!と断言してお客さんに伝えるのでは有るが、お医者さんが薬の調合を病人さんに合わせれば、病人は死にません!たちまちの内に迎えはどこかに消え去り、魂は体の中に戻って来ます。そうすると病人は元気が戻って来て、占い師はお客さんからへっぽっこ!とか下手くそ!とか言われる訳ですがそれは仕方の無い所です。
それで占い師は、占う前にこの二つの敵が、目の前のお客さんにくっ付いていないか、さり気なく確かめて占うのである。・・・
占い師も、実は大変なんだよ~!


もてる男になろう!

2007-09-27 20:09:05 | Weblog

もてる男と、恋愛が長続きをしない男の違いについて、一言を!(あくまでも、私の個人的な意見ですが)・・・
もてる男は、出来るだけ、彼女とおしゃべりする時間を大切にするのに対して、恋愛が長続きしない男はとりあえず彼女が喜びそうな所を選んで進んで遊びに行こうとする違いではないかと思います。
彼女の話を聞いて、自分の話も聞いてもらって遊びに出れば良いのに、理解もないまま遊びに行くので、映画を二人で見ても遊園地のジェットコースターに乗って遊んでもゲームをしても、隣同士で並んで座っているだけでは、彼女が家に帰って一日を振り返った時、彼女が見たであろういろんな風景の中には彼氏は出て来ません。大事なのは彼女の目の前にどれ位多くの時間を取って、自分を印象づけるか!それに尽きると思います。
もてる男になるためには、彼女の前に座り彼女の目を見つめて、彼女の顔に穴が開くほど見つめておしゃべりをしましょう。お話に詰まったら、彼女が家から出てくる時に彼女は何処に一番のポイントを置いたかを見つけて、誉(ほめ)ましょう。女の人は、アクセントとポイントで身を飾るから、そのセンスを誉(ほめ)ましょう。そして、美人には才能が有ると誉(ほめ)て、才能のある人には美人だと誉(ほめ)ましょう。それでも、話のネタが切れたら、自分の目の前に、世界で一番好きな人がいる事に感謝をして、「神様ありがとう!」と小さな声でつぶやけば、神様は考えるヒントをくれるでしょうから、頑張りましょう!


恋のキューピットは!

2007-09-22 17:57:17 | Weblog
ある日の事、若いお嬢さんが来られて、「相性を見てください」と言うので、生年月日とお名前を書いてもらって、相手との相性を占うと、「性格や気質は合うのですが、結婚の星は見当たりません!」と言うと、少し機嫌を損ねたみたいで「私達、今度結婚するんです!」と、少し語気を強く荒げて言うので「人相にも結婚の色はありませんが?」と言えば「来月には、結納が決まっていて、壊れる話はありません!」と続けてお話をなさいましたので「やめろ!と言っている訳ではなく、結婚式まで、油断をしないようにしてくださいと言ってる訳です」と言って帰しました。それから、二ヶ月しない内に、同じお客さんが来られました。人相を見ると、ようやく結婚の色が出て来たので「おめでとうございます!」と言うと、困った顔して「実は、彼は別居をしていたのですが、まだ結婚していたのです。結納の前の日に本当の事を聞いて、結局、流れたのです。結婚なんかはありません!」と言われました。「でも結婚の色が有るのですが!」と言うと「考えられません!」とキッパリ言われて、しかたなく黙ったのですが、・・それより、また二ヶ月ほどして、同じお客さんが来られて「結婚が決まりました!」と報告に来たので「どういうことなのですか?」と聞くと「ずーと落ち込んでいたら、昔からの男友達が一生懸命相談に乗ってくれて、その内の一人が“ずーと、君の事が好きだったんだ!彼の変わりにはなれないが、もし僕でよければ”と言ってくれて、私も前々から好意が有ったので受けました!」それで相手の名前と生年月日を聞いて占うと「良い相性です!」というと、笑顔に成りました・・・恋のキューピットとは眼が悪いのかと思ったら、ちゃんと矢を的の真ん中に射ってます。

あの世とこの世はつながっている!(後編)

2007-09-20 21:18:49 | Weblog

もう一度、お姉さんの顔に目が行って、額を見せて頂くと、亡くなった弟さんが下を向いて誰かを待っているようなので「まだ、病人さんがこれから出るみたいですよ?」と言うと「先生、そんな縁起の悪い事は言わんとって!」と言って帰っていきました。・・それから、ちょうど一年を過ぎた頃、姉妹が揃って、来られ「実は、兄が会社の健康診断で癌が見つかって、入院したのですが、大丈夫でしょうか?」と聞かれたので、姉と妹と両方の額を見ると、同じ人が左の額の病院という場所に出ているので、「病院に出ている間は大丈夫ですが、右の額の方に出てくる時は危険です。とりあえず今は、大丈夫だと思うのですが」と答えました。・・しばらくして、お姉さんが、また一人で来られて、「兄は手術をしたのですが、転移が見つかって、再手術になります」と言って来られたので、人相を見ますと、今度は、右と左と両方に横になって寝ている顔があり、「お兄さんは、半分半分の所にいるみたいです」と言うと「そうですか、半分半分ですか!」と不安な顔して帰っていきました。・・・次に来たのが、三ヶ月を過ぎた頃で、「兄はまだ病院のベッドです」と言うので、額の病院の場所を見ると、血色しかなく、逆に右の方の額の下に、横になっている顔があるので「弟さんと同じ場所に顔があります。ひょっとしたら、お兄さんも助からないかもしれません」というと「お医者さんも“半年かもしれません!”と言いました」というので、人相の流月を見ると「11月の00くらいか12月の00くらいに悪い気色が有るのでこの辺が気をつける所です」と言うと「分りました」と言って帰っていきました。それから、半年過ぎて、お姉さんがやって来て、「まだ寝たっきりで、亡くなる様子はありません!」というので顔見ると、「次は、3月の00くらいか5月の00くらいだと思います」と言うと「分りました」と言って帰っていきました。・・次に来たのは6月を過ぎてお姉さんが来られました「病人は亡くなる様子は有りません。兄は、本家の跡継ぎで大切な人間ですので、姉妹4人で面倒を見ています。みんな疲れきって、へとへとです。いつになったら、亡くなるのでしょうか?」と聞かれたので、私も、「ここまで、外れるのは、別な理由だと思いますので、もう一度、お顔を見せてください」と言って、よく見ると、お兄さんの枕元には、迎えの人が見えたので、「この前の、お父さんとお母さんが傍にいます。でも、この人達はお兄さんを見ずに、傍で看病している兄嫁の方を向いています。ひょっとしたら、ご両親と、お嫁さんは仲が悪かったのでは有りませんか?」と聞くと、お姉さんは「そうです、口もきかないほどの犬猿の中です」というので「これは、お嫁さんに対しての嫌がらせです。」と言うと「どうしたら良いのでしょうか?」と聞かれるので「とりあえず、謝るしかないでしょう」というと「分りました」といってお姉さんは、兄嫁の所に行きました。・・二日して、お姉さんが急にやって来ました。「何だろう?」と思っていると「先生と別れた、あの後兄嫁の所に行って、すべて話をしたら“分りました!”といって、兄嫁は、まず仏壇の掃除か始めると、一時間もしないうちに、兄は両眼を閉じ、仏壇の掃除が終わる頃には、すやすやと優しい寝息をして、それより、二時間して亡くなりました。安らかな顔でした!」


あの世とこの世はつながっている!(前編)

2007-09-16 19:00:32 | Weblog

ある日、中年のご婦人が二人来られました。姉妹だという事でお姉さんの方が良くお話をなさいましたが、大方はご主人さんと子供の事でした。妹さんから先に見て後でお姉さんを見ましたが、妹さんの額には見えなかった姿がお姉さんの額には見えたので、「病人が居ますか?」と聞くと「いません!」と即座に答えたので、「これから病人が出てくるみたいなので、用心してくださいね」と言うと、ちょっと首を振って「誰も病人は居ないんだけどなぁ~」と妹さんと顔を見合わせて、帰って行きました。・・・それから、半年くらいして、同じ姉妹がテーブルに並んで、「実は、家に帰ってから三ヶ月過ぎた頃、弟が、“お腹が痛い!” と言い出して、慌てて病院に連れて行ったのですが、お腹を開いたら、癌(がん)がお腹全体に転移して、手遅れで手術が出来ないということで、そのまま終わったのです」と言いながら「弟は、大丈夫でしょうか?」と心配そうに聞いて来ました。さすがに、妹さんにもお姉さんの額にも病人さんが、寝ている顔が有りました。額の左側なら、病院の場所なので、助かるかもしれませんが、本人の右側に横たわって出ていては助からないと思ったので「助からないと、思います」と答えました。それから、二週間ほど過ぎて、また来られましたが、弟の様子は目に見えて衰弱して来たみたいで「先生、いつ頃亡くなると思う?」と聞かれたので、お姉さんの人相を見て、四ヶ月先の何日か、六ヶ月先の何日だと思います。と言うと「分りました」と言って帰りました。三ヶ月を過ぎて、今度はお姉さんだけが相談にやって来ました。「弟は、かなり容態が悪いのだが・・」と言うので額を見ると、「横になっている病人の上に、小柄で丸顔で眉毛の濃い人が迎えに来ています」と言うと「それは、お父さんだ!」と言いました。最初に言った、四ヶ月先の何日と言う日に弟さんは亡くなりました。葬式が終わって 次の日にお姉さんが来られて「弟は、死ぬまでしゃべれたのだが、死ぬ二日前に“お父さんが来た!”と言いましたので先生の言った事は当たっていましたよ!」と言ってくれました。 「お父さんが、道先案内なら安心ですから、良かったですね」と言いました。


愛が醒めたら!

2007-09-13 23:07:56 | Weblog

愛についてのお話ではなくて、「醒めたら」のお話です。酒の酔いが醒めたらの「醒めたら」です。酉に星という字で成り立っていますが、酉にサンズイを付けると酒という字に成ります、それに星が横に並んで酒星るです。つまり、酒を飲んで酔っ払っている時は星など見えないが、酒を飲んでいるのに星が見え出したと言う事は、冷めたと言う事です。冷めたら再び、酔っ払うと言う事は無いので、別れた相手の思い出に浸っても仕方がないので、「失恋をした方は早く帰って寝ましょう!」と言う事です。そして、また次の日、「恋をして酔っ払って楽しみましょう!」・・です。


時が来れば!

2007-09-12 20:27:46 | Weblog

昔の中国のお話です。中国の春秋の頃、秦の王様、穆公が馬を選ぶのに伯楽という名人を用いて選んでいたのだが、ある日、白楽に「先生が亡くなった後は誰に相談したら良いのだ?」と聞くと伯楽は「九方皐(きゅうほうこう)が最適です」と言いました。

ある日、穆公は、九方皐に名馬を探すように言いました。しかしながら、探しに行ったものの、なかなか見つからず三ヶ月が過ぎたある日、一頭の名馬が見つかったとの知らせが有り、穆公は喜んで、すぐさま連絡して色はどのようで、牝(めす)か牡(おす)か毛並みは、どのようなのかを聞きました。しばらくして馬が届き、馬を目の前にして見たものの、毛並みは乱れ、色も煤(すす)け汚れて、牝(めす)か牡(おす)さえも分りにくいので、穆公は伯楽に「これでは、才能が有るとは思えないが!」と言うと、伯楽は「九方皐の馬を見るのは天機です。彼は精しく中を見てその外を忘れただけです。・・言い換えれば、その中なる神を知ってその皮面忘れただけです」と言いました。しばらくして、この馬が世にも稀なる名馬無双となって知れ渡るのであるが、馬を見るのも、人を見るのも同じで、才能が有っても状況や環境が整ってなければ才能は発揮されないが、才能の有る人は時が来れば必ず世に出てくるので、中と外あわせて見る事が大切である。


世に恐ろしきは子供なり!

2007-09-09 23:35:40 | Weblog
  つい最近、私は旅行に行ってきました。海外に出たのですが、その帰りの飛行機の中の事です。小学校、低学年の子供だと思われる、わんぱくでおしゃべりで落ち着きのない男の子、二人と幼稚園ぐらいのオシャマでおしゃべりの女の子が、私の三つ前の席で大きな声を張り上げて、しゃべっているのだが「ああ~嫌だ!嫌だ!・おじさんの臭いがする!」と一人が言うと、もう一人の子が急に笑い出して「ああ~嫌だ!嫌だ!・おじさんの臭いがする!」と言い出しました。そしてその後、二人の男の子はお母さんが「やめなさい!」と言うまで大合唱で繰り返し叫んでいました。近所にいる大人の男連中は皆、自分の事ではないとは分かっていても表情硬くしながら笑っていました。子供の眼は思いがけない所で人の気になる部分を言い当てているしある程度の心理を突いていると思い。今度、酔った振りをして使う事にしました。「ああ~嫌だ!嫌だ!・おじさんの臭いがする!」

秋の空と女心!

2007-09-07 20:51:07 | Weblog

ある日、若い女性のお客さんが来られて「失恋したのですが!」と言うので「すぐ出てきます!」と言うと「私は、もうしばらく恋は、出来ないと思います!」と言うから、目の下、山陰山陽の場所を見ると、薄いピンクの色が出ているので「大丈夫ですよ!」と言うと首を振り、「今は考えられません、それで、カナダに傷心旅行に行って来ます!」と行って帰りましたが、十日たって旅行から帰って来ると、ルンルンで顔色も良いので「どうしたのだ?」と聞くと、「帰りの飛行機の隣の席に座った人と仲良くなって付き合うことにしたの!」と言う答えです。恋は気まぐれ、女心も 、そう!