木村伯龍のひとり言

大阪のミナミはアメリカ村の占い師の日記

こうありたいものだ!

2009-07-06 23:16:57 | Weblog

5月の連休明けに、中年のご婦人が事務所に来られ、ご主人さんが「昨年の928日に亡くなりました」という報告を受けました。

2年前の6月に初めて来られた時は、ご主人さんが癌の手術をしたばかりで今後の展開について聞かれました。奥さんの額の真中がご主人さんの場所なので良く見ると、うっすらと暗滞蒙の色です。奥さんの左の眉毛の上、額の中央より少し右の方の病院の場所にはご主人さんの顔は無く右の眉毛の中央あたりに横たわっている人の顔が有るので、これがご主人さんだと考えられるので「奥さん、多分ご主人さんはあまり良くないと思われます。多分助からないと思います。九星学ではご主人さんは6白金星の生まれ星なので、暦では、今年の(2008年)の12月、(2009年)1月と弱り始めて5月、7月、9月と悪くなっていくと思われます。特に9月は年盤も月の盤も日の盤も坎(カン)と言って病気の星が重なります。ここが山だと思います」と言うと「そうですか!医者にも、もって1年と言われました!」と言って寂しそうに帰って行きました。

ところが、今日は、お亡くなりになった報告では有るものの少しも寂しそうな様子もなく、むしろスッキリした感じです。奥さんは亡くなる前の状況もお話をしてくれました。

いよいよ亡くなる前にご主人が「心配は要らないから安心しなさい!僕が途中で亡くなった時のために前から生命保険は余計目に入っているから老後の心配は要らないよ。葬式もお寺には言ってあるしお墓も用意してあるから、僕が書いてあるメモの通りにすれば簡単だから大丈夫だ!」と言って最後に「時期が来たら僕がちゃんと君を迎えに来るから、それまで人生を楽しんで生きなさい!」と言ってくれたそうです。
奥さんのスッキリは納得しましたが、男としては、『こうありたいものだ!』と思いました。