行政書士

私が行う行政書士業務について発信します。

4年かかった行政書士試験合格

2023-01-31 03:49:56 | 試験勉強
独学で勉強して行政書士試験に合格するまで4年もかかってしまった。
勉強を始めた当初は1~2年で合格出来ると自分の力を過信していた。
最初は基本通り過去問、問題集を解いてテキスト、条文読むを繰り返していたが、1日2時間ぐらいしか勉強時間を確保できない生活の中では遅々として先に進むことができなかった。もっと早く効率的に効果のある勉強法を求めてネットをさまよい、効果的と言われている勉強法を取り入れてた。
肢別過去問集を何回転も回す、市販予想模試何冊も解きまくるとか勉強法を取り入れても少しずつ点数は伸びていくが合格点には及ばなかった。
3年目の試験の時は法令科目で168点あったので合格したのではとおもった。2回目の時に記述で24点あったので今回も記述採点が厳しいとは言われてるけど、半分の12点ぐらいはあるはずだからぎりぎり180点で合格のはずと期待していたが、蓋を開けてみるとな~んと記述2点で不合格。記述2点という点数にショックを受けて、もう勉強するのをやめようかな、60歳代の私には合格するのは無理なのかなと失意の底いた。数週間、本を遠ざけスマホに保存していたデータを削除して、気持ちが落ち着き頭の整理ができるまで長い時間がかかった。
3月頃に気持ちを持ち直して、このままやめるのは悔しいのでもう一度チャレンジしてみようとおもえるようなった。
そして今年目標は記述抜きで180点越え、そのために①私に一番不足しているー圧倒的な勉強時間、これをどう確保するべきか。②得意科目、苦手科目を選別して得意科目の点数アップに主眼を置いて苦手科目も補助的に点数狙っていく。
①3月~6月までは過去問→問題集→テキスト→ユーチューブ動画を繰り返した。
②6月~8月は①に加えてボイスレコーダーに問題集1冊、重要条文を録音して勉強しているとき、寝ているとき以外はワイヤレスイヤホンをつけて聞いた。また勉強時間を確保するため生活を見直して最低でも1日3~4時間を確保した。
③おそらくこれが一番効果があったと思える8月~-本試験本番までは、多くの合格者を輩出したというLECの56点アップ道場を受講した。これまた道場のテキスト、講義をボイスレコーダーに録音して寝ているとき以外はワイヤレスイヤホンで聞き続けた。道場と同時進行でLECの10年分過去問→テキストを6~8回繰り返した。その他いろいろな取り組みを10~20分の時間を区切って毎日取り組んだ。この期間は睡眠時間は5~6時間にして勉強時間を捻出した。
おかげで今年の試験では計画通り得意科目で点数を伸ばすことができ、記述抜きで192点取ることができた。
教訓として
①今になってやっと過去問、テキストから離れないという意味が理解できた。
②振り返ってみると初めに独学で合格出来ると自分の力を過信したがために遠回りしたような気がする。
初めから伊藤塾、LECのような受験指導校を受講していれば1~2年で合格したような気がする。