医療用ウィッグを作る美容師JUNのブログ♪ 三重県津市  

2015年5月、乳がん発見。闘病生活と医療用ウィッグ(かつら)を通してのがん患者さんサポート日記

乳房再建(穿通枝皮弁法)&リンパ節移植(3)

2023-08-15 | 乳房再建

お久しぶりです~

新型コロナが大流行して、医療用ウィッグの生産が止まってしまいまして。
抗がん剤治療が始まる方からお電話をいただいても何のお役にも立てないのがつらくて、ひっそり息をひそめておりました
今は、順調に入荷してま~す。
 
再建手術から4年が経ち・・・
当時のことを、すっかり忘れてしまいました

今までの手術も、『すごい大変だった!』ということは覚えているのですが、どれだけ痛かったか、どれだけつらかったかは忘れてしまっています
いいんだか悪いんだか・・・

では、乳房再建(穿通枝皮弁法)&リンパ節移植(2)からのつづきです。

あんなに大変な手術でしたが、手術の翌日には、ごはんも食べれて、歩くこともできました。

ドレーンが5つもぶら下がっていて重いので、歩くときは、点滴棒にぶら下げて移動しました。
(ドレーン:体内に溜まった血液や体液などを体外に排出するために使用する管)

たっぷりあった下っ腹の脂肪は、すっかり無かったことになっています
左胸は、ティッシュ・エキスパンダー(皮膚拡張器)を取り外して、下っ腹の脂肪に置き換わったので、肩こりがなくなりました

お腹の傷あとは右端から左端までスッパリとあって、ちょっとビビッてしまいますが、下っ腹なのでパンツで隠れます

たぶん、上下はおへその上あたりから下のほうまで、横は端から端まで、フットボール状に切り取って縫い合わせ、おへそは切り取って、正しい位置に移してくださったようです。
こんなに詰めるんか~~~

お腹が突っ張って、腰がピンと伸びません。
腰が曲がったままので、腰が痛い~~~

手術後3日間は、熱もあってフワフワするし、腰が痛くて、近くの自販機に行くだけでグッタリでしたが、4日目からは熱も下がり、体のバランスが取れるようになって腰痛もやわらいできました。

でも、お腹に力が入らないので、前にかがむと、腰の筋肉がプルプルして腰が痛い~~~

床に物を落とすと、拾うのが大変です。
支えの棒につかまってしゃがんで拾う。
立ち上がるのは、支えの棒につかまってスクワット!!!
足の筋肉がプルプルします。

顔を洗うのも、気合いが必要です。

シャンプーは、もっと大変でした。
手術側の左腕は肩より上に上げてはいけないし、あまり力を入れてはいけない。
再建した左胸は、圧迫禁止!
洗うのを手伝ってもらっても、右腕と腰だけで前傾姿勢を保つのは、結構きつかったです。

普段、だらだらして鍛えてないからなぁ~
ああ、大変

つづく



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