十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

小学生に贈る200句

2010-07-26 | ジュニア俳句
先日、津野さんらと句会をした。
津野さんは、前の八名川小学校のPTAの会長さん。昨年の深川芭蕉まつりの小学生俳句大会から忽然と俳句に目覚めた。
毎日俳句を作る。本を読む。結社の句会にも出る。
さらには、芭蕉記念館でのジュニア俳句教室の指導者まで務めるまでになった。
たった1年間である。
その津野さんの句は、先日の「勉強句会」でもダントツのトップ賞をとった。
4月のNHKBSニッポン全国俳句日和の番組にも投句し、かなり良い線まで勝ち残ったらしい。
バドミントンなどのスポーツも将棋も何でもこなすスーパーマンだ。

その彼と八名川小の仲間と各自20句ずつ持ち寄っての句会。
俳句を除いても実に楽しいひとときだった。

その際、津野さんが自分で選んだ200句を持ってきてくれた。
私がえらんでいた句とかなり重なる句もある。

へろへろとワンタンすするクリスマス 秋元不死男

なんていう句も共通で思わず笑ってしまう。

その津野さんがね200句を選ぶ基準をまとめている。
これが参考になるので、ここで紹介する。

1、なるべく親しみ易い句
2、なるべく定型でわかり易い句
3、1季語1句で歳時記順
4、なるべく多くの俳人を知る
5、旧かなをある程度覚えさせる
6、日本の風習、季節感を覚えさせる
7、発見・想像などイメージしやすい句
8、教師がまず何となく理解できる句
9、読み物(書籍)として詠みやすくまとめる
10、目指すところは、自分で俳句を詠んでみたくなること。教師が教えたくなること。教師が俳句っておもしろいと思うものが大切。とっつきにくいから、簡単・親しい・楽しい・美しいを目指す!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。