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電動パノラマ雲台の水平出し方法

2010年10月03日 15時03分10秒 | ハードウェア・カメラ
にのみやさんの記事autopano proの掲示板LizardQという新しい電動パノラマ雲台の記事が出ていて、値段が凄く高いのと、15mm魚眼専用ということで欲しくはありませんが、よく出来ていそうです。

考え方としては、筐体構造、レンズはめ殺し、回転軸オフセットマウント方式など私の24mmのEOS 5D mark2用の自作電動パノラマ雲台と似ています。出来は雲泥の差でLizardQがすばらしいものですが。

GPS、傾斜センサー、加速度センサー、軸にブレーキを搭載しているということなので、高速動作で低精度でブレがある広角レンズ向けのサーボ的な軸制御のハードと思われ、15mm魚眼専用となっている理由でもあると思います。

LizardQは傾斜センサーの利用の仕方に逆転の発想が取り入れられていて、斜めになったまま撮影して、傾き量を記録しておいて、ステッチ時に自動で水平出しするようになっているようで、面白い機能だと思いました。

ソフト面は不明なところが多いですが、パノラマステッチソフトも独自のものが付属しているようですが、ステッチの品質は完璧ですし、コントローラもiPodやiPhoneを用いて無線LANで操作できる高度なもののようです。
シャッター制御も、LizardQのサイトの記載では確認できませんでしたが、1/8000 secondsに対応と書いてあるし、バルブモードではなく、USB経由でシャッタースピードをカメラに送る直接制御を実現しているのかもしれません。
ただ、それだとどのように実現しているのか、iPhone用のDSLR Camera Remoteというソフトもありますが、これはPCかMacをUSBでカメラにつなげなければならないものなので、PC相当のカメラ連結撮影のUSB接続機能が電動雲台に付いてることになり、小型Windows PCを電動雲台に乗せているのかと思いつつ調べてみると、PapywizardにgPhotoというLinuxからのシャッター制御の機能があることを知り、露出や絞りなどを制御できるようで、Canonのデジカメは殆ど対応しているので、無線LANを搭載していることからも恐らく組み込みLinux的なハードになっているのではないでしょうか。

私の自作電動雲台1号機ではブレ収束待ちのために加速度センサーを搭載していましたが、2号機では左右回転の軸を強化したので加速度センサーは省略していましたが、水平出し用に加速度センサーなどを利用して傾斜表示機能を搭載したいと思いつつ、難しそうなので何もしておらず、アクションレベルを買っていたのでそれを取り付けようと思っていたのですが、新製品でベルボン アクションレベル クロスという2軸の水平表示ができる装置が出たようなので、それを取り付けようかなと思っています。

アクションレベルクロスは、2個買うと傾き量の表示をリモートで表示できる機能が付いてるようなので、高所三脚でも水平出しができて便利そうです。ただ、従来のアクションレベルでは裏返しで使っても、傾き量を表示できるようになっているので、アクションレベルクロスも多分同じかなと思うので、あまり優先度は高くないので、とりあえずそのまま使って、おいおい考えてみたいと思っています。

久しぶりの更新でまたパノラマ写真は無しですみませんが、PC寄りの記事や落書きレベルの記事はこちらの別なブログに書いています。このブログも落書きレベルだといわれると反論はできませんが。。。
360°の円筒パノラマを85mmで撮影してきたので、近々アップしたいと思います。

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