flash高解像度パノラマ写真青森

flashパノラマ写真、QTVRパノラマ写真、詳細パノラマ写真、パノラマ画像、高精細写真、ギガピクセル写真

電動パノラマ雲台の改善

2011年06月12日 16時53分00秒 | パノラマ
orion/merlin電動パノラマ雲台にスライディングプレートを追加しました。
まだ改善箇所は考えていますが、いじってると使いたいときに使えないので、いったんこれで完成として切り上げて、次回は2号機を新規作成して改善を図りたいと思っています。
最初に動いたのが2年前以上なので、相当進捗が遅いですが、一応ぼちぼちと課題は解決しています。

バッテリーは別なブログの方にも書きましたが、BP-511AのダブルサイズのBP-522互換の大容量タイプを使用しました。
無線LANとorion電動雲台とカメラの全ての電源を電源統合化していますので充電の手間が少なく使いやすいです。
容量は7.2V換算で6000mAhで変換ロスで2割位落ちると思いますので、7.2V 1800mAhのLP-E6バッテリーと比べると、カメラへの給電のみでLP-E6の約2.7倍程度使用可能になります。
しかし、途中でバッテリーが切れた場合に続行不可で不便なので、次回は配線を見直しして外部給電可能にして途中でバッテリー交換をできるようにしたいと思っています。

スライディングプレートはアルカスイス互換タイプのgiottosのもので通常のアルカスイス互換型よりも多少薄型なので、取り付けスペースの面で使いやすいです。
米国製のAcratechやKirkでもアルカタイプのスライディングプレートが出ていますが、プレートの肉抜き箇所が大きいため、カメラの取り付け位置が制限されるかと思いやめました。
giottosはクランプと短いプレートがセットでアルカタイプのものとしては値段が安いですが、本当は、MH 659というクランプと長いプレートがセットのものなら安いと思うのですが、売っておらず、長いプレートを別売で購入したので、合計金額はあまり変わりません。しかし、雲台固定用にももう一個使いますし、今後のクイックレリーズ統一化で数が増えてくることが考えられますので、その点を考えると値段が安いです。
アルカタイプといっても、実際はメーカーによって形状が異なり、2~3種類程度あるようで、クランプとプレートは同じメーカーでないと、半固定状態ができなかったりといった若干の問題があります。
Manfrotto 357 のアルカタイプでないものは安いのですが、レバー式よりネジ式がいいかなと思いやめました。

スライディングプレートの追加によって、だいぶすっきりして、多少太い鏡筒でも搭載可能になり、EF 300mm F4Lレンズも搭載できるようになりました。
ノーダルポイントの変更も容易になりましたのでいろいろなレンズが使えそうですが、レンズ欲しい病が発病しないように気をつけたいです。
ただ、USBケーブルのところが破損の恐れがでてきました。以前作成したコンパクト型USBケーブルをを使っていますが、むき出し状態になってしまい、ここはぶつけるとカメラ側のコネクタが壊れる可能性があるので、プロテクターの追加などを考えたいと思います。

今後の改善としては次の内容を考えています。 T-Photoworksさんの真似をして、前側筐体カットにより、QTVRでもある程度撮影可能となるようにという点です。
次に、300Mbpsのダブルアンテナの無線LANルーターをサイズが問題になるのですが、小さいものを何とか内蔵できないかと考えています。
美観向上として、側面は型取りのために未塗装ですが、その他も筆塗りで見た目が悪いので、2号機は、しっかりと塗装して、パテ盛り部分ももう少し上手に作りたいと思っています。

最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (にのみや@QTVRDiary)
2011-06-12 22:20:28
うわぁ、使いこんでるMarlinOrionですねぇ。
ボクも持ってますが、なんかぜんぜん使いこなせてません。
(Papywizard周りで手こずってるかも)
最近は専ら、GigaPan(しかもβイメージャー)で、お気軽ギガピクセルの方が多いです。

来月あたりにBORGの望遠をお借りするので、それの前に改めて再調整しなくちゃ。
返信する
Unknown (T-Photoworks)
2011-06-12 22:54:28
電池の置き方が素晴らしいです。
パノラマだとなかなか置き場所に困ります。
それにしても長いレンズでご使用されますね。
返信する
コメントありがとうございます。 (hagitan)
2011-06-12 23:34:39
にのみやさん
orionはもとが天体用だけに結構工夫が必要なので、GigaPanの方が同等以上に使えるのではないでしょうか。ただ、縦位置の方が個人的には好みです。

T-Photoworksさん
前側は切断スペースとして空けておきたかったので、ここになりました。
これでも後ろに下げたときにぶつかる場所はバッテリーではなくorion電動雲台の水準器の所でノーダルポイント可変範囲のボトルネックにはなりません。
T-Photoworksさんの写真ではグリップが下で、その方が安定性が良いかもしれませんが、雲台にぶつかりやすいように思うのですが、試してないので分かりません。
ギガピクセルはまだ1個しかできてませんが、もともとそういう用途にやりはじめたので、今後は300mmで何個も作成したいと思っています。
返信する
Unknown (山道正男)
2011-06-13 13:48:22
いよいよ、稼働ですね。
梅雨あけが待ちどうしいですね。
返信する
Unknown (T-Photoworks)
2011-06-13 21:41:17
記事を見て、私もBP-522互換の大容量タイプを4個購入しました。それにしても安いですね。
私は当初、5Dで上は撮らないつもりでグリップを下にしたのですが、kissを使ってみたらよかったので(この場合グリップを上にすれば天も撮れる)もう一台ほしくなったのです。久門さんも買いそうだし、時間が取れたらやってみます。
返信する
コメントありがとうございます。 (hagitan)
2011-06-13 23:12:38
山道さん
山道さんの進捗の早さと比べると超鈍足ですが、ぼちぼちがんばります。

T-Photoworksさん
購入される方が増えて研究発表してくださると心強いです。
日産leafのバッテリーが24kWhで150万円なので、このバッテリーは1200個で26kWhで60万円なので日産leafよりも安いんです。たんまり買ったら電気自動車も夢ではありませんよ。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。