HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1278話≪高校生向け「統計学」に入るには先ず、「統計用語辞典」から・・≫

2013年05月08日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「昨日内閣府は、3月に公表した名目国内総生産(GDP)改定値(2012年10月~12月)が民間エコノミストから指摘を受け、計算ミスがあったと発表」しています。

 公表値(季節調整値)(2012年10月~12月)は、

    誤)0.3%減(7月~9月比)(年率1.3%減)

    正)0.1%減(7月~9月比)(年率0.5%減)

 内閣府によりますと、輸出入の季節調整値を算出する際、計算を間違え、計算し直した結果、輸出を前期比0.3%減から1.7%減に、輸入を3.0%増から0.5%増に訂正した。


 さて、みなさん「統計の日」があるのを知っていますか?

 「統計の日」は、日本最初の近代的生産統計である「府県物産表」に関する太政官布告が公布された明治3年9月24日(太陰暦)で、現在の太陽暦に換算して、10月18日にあたります。

 さて、最近の高校生に欠かせないものとして、統計の基礎知識、統計はどのようにして作られるのか、グラフの作成方法、データの解析方法などが重要になってきています。

 「統計学」と聞くだけでとっつき難いですが、多くのサイトから簡単に入れるシステムが出来つつあります。

 そのためにはまず、「統計思考力」「統計リテラシー」が必要になります。

 ◆統計思考力とは、
  近年のコンピューターによる計算処理能力の向上は、統計による課題解決や工程管理に必要な計算を容易なものとし、かつては処理できなかったような大量のデータからこれまでに知られていない新たな事実を浮き彫りにしつつあります。今や国際的な会議における合意の形成、企業の経営方針の決定、科学的な実験による仮説の検証、スポーツの戦略決定や健康管理に至るまで、統計は社会のありとあらゆる場面で使用されるようになりました。今、こうした統計の広がりから、様々な業界で、課題解決の能力として、統計を有効に活用できる力が求められてきています。

 ◆統計リテラシーとは、
  日々の生活の中で、統計から的確に情報を読み解き、合理的な意思決定のために余すことなくその力を活用することこそ、ウェルズのいう「統計的な思考」であり、情報化社会を生き抜く、「統計リテラシー」なのです。


 そして統計について学ぶ環境が揃いつつあります。

 統計学は実はとても身近なところで活用されており、社会学、自然科学、医療、行政やビジネスなどの様々な場面で使われていあす。

 総務省は過去から「How to 統計」を高校生向け学習サイトとして提供していましたが、平成25年5月末で閉鎖し、新たに「なるほど統計学園高等部」を平成25年4月5日(金曜日)開校しています。


 更にその他の高校生向けサイトとして、

   「e-Stat統計教育(高校生向け)」(鳴門教育大学)

   「科学の道具箱」(科学技術振興機構)

   「かんたん便利なe-Statで統計を楽しもう!」(総務省)

 なども参考になります。

 先ずは「統計用語辞典」から入ってみては如何でしょうか?

 また、統計情報研究開発センターは、統計知識の普及と統計の表現技術の研さんに資するため、全国の小学生、中学生、高校生、大学生及び一般から統計グラフを募集し手織り、「第61回統計グラフ全国コンクール募集要領」が発表されています。

にほんブログ村 教育ブログ 高校教育へ