HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第1269話≪「環境学習支援士」とは≫

2013年04月08日 | 時事用語
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、「環境学習支援士」という言葉を聞いたことがありますか?

 既に「環境学習支援士資格取得者」は、74名います。

 みなさんがご存じのように全国的に、学校や地域において環境問題の解決に取り組むリーダーの養成が重要な課題となっており、こうしたリーダー養成のためには、体系的組織的な学習機会の整備が不可欠なのです。

 最初に「環境学習支援士」の講座を開設したのは滋賀大学です。

 「環境学習支援士」とは、環境問題に関する専門的な知識を有する人材ではなく、学校や地域にあって、自ら先頭に立ち、適切な指導・助言を行いながら、環境問題の解決に取り組むことができるリーダーのことです。

 滋賀大学はこれまで、学生に対する環境教育の充実(環境教育課程、環境教育専修の設置、環境教育関連科目の充実)をはかるとともに、滋賀県教育委員会などと共同で開発した「淡海生涯カレッジ」の開設、社会人の入学枠の確保、環境教育関連の授業をはじめとする正規の授業の社会人への開放等、社会人のための学習機会の整備をはかってきました。

 こうした実績を踏まえ、滋賀大学では、実践力豊かな環境教育・環境学習のリーダー「環境学習支援士」を養成するための、新たな学習プログラムを開発しました。


「環境学習支援士」には、下記の3コースが設定されています。

    「社会人コース」
    「現職教員コース」
    「学生コース」(学部生、大学院生)

 です。

 このプログラムは、「大学の授業」、「実習」、「課題研究」からなり、これらを4年以内に修了した者に、学長名で「環境学習支援士」を付与されます。

 既に平成25年度の受講生の募集中、「社会人コース」と「現職教員コース」の出願は閉め切られていますが、「学生コース」は下記の通り出願できます。

    ・出願方法
      (1)「環境学習支援士」養成プログラムの受講動機をA4用紙に1,000字程度
      (2)別紙「環境学習支援士養成プログラム受講申込書」に必要事項を記入
    ・出願時期
       毎年4月の「説明会」当日(平成25年度は4月13日)

 是非将来「環境学習支援士」を目指したいと思う方は、「自己評価シート(環境学習支援士)」を参考にしてください。

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