高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、先ず日本を含めた世界の「原子力発電所」を紐解いてみましょう。
日本原子力産業協会の資料によりますと、「運転中+建設中+計画中」を含めますと、
全世界で531原子力発電所(2008年1月現在)あります。
米国 ⇒ 105基
日本 ⇒ 69基
仏 ⇒ 60基
ロシア ⇒ 40基
インド ⇒ 31基
韓国 ⇒ 28基
中国 ⇒ 27基
さて、日本における主な原子炉の種類は、
◆加圧水型原子炉(PWR)
例)北海道電力の全原子炉
関西電力の全原子炉 など
◆改良型加圧水型軽水炉(APWR)
例)日本原子力発電敦賀発電所(建設準備中)
◆沸騰水型原子炉(BWR)
例)東京電力福島第一原子力発電所(1〜6号機)
中部電力浜岡原子力発電所(1〜4号機)
◆改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)
例)東京電力柏崎刈羽原子力発電所(6・7号機)
◆高速増殖炉(FBR)
例)もんじゅ
さて、このたびの東日本大震災で福島第一原子力発電所がは、沸騰水型原子炉(BWR)という型で作られており、津波で非常用電源が使用不可能になり、運転中だった1~3号機は緊急停止しました。そのため原子炉の炉心の部品である燃料棒を冷却水で冷やせなくなり、燃料棒が発する熱により冷却水が沸騰し、水位が下がって燃料棒がむき出しになり、空だき状態になったのです。
東京電力福島第一原子力発電所は、福島県大熊町(1~4号機)、双葉町(5~6号機)があり、それぞれの出力は下記のとおりでした。
1号機 46.0万kW(燃料:二酸化ウラン)(1971年3月稼働)
2号機 78.4万kW(燃料:二酸化ウラン)(1974年7月稼働)
3号機 78.4万kW(燃料:MOX燃料=プルサーマル)(1976年3月稼働)
4号機 78.4万kW(燃料:二酸化ウラン)(1978年10月稼働)
5号機 78.4万kW(燃料:二酸化ウラン)(1978年4月稼働)
6号機 110.0万kW(燃料:二酸化ウラン)(1979年3月稼働)
東京電力の福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、柏崎刈羽原子力発電所の出力は、全体の中で23%を占めていました。
更に予定では、この出力l構成比を27%へ引き上げる計画を立てていましたが・・・東日本大震災によりすべてがゼロになりましたが、5/13に、東京電力の清水正孝社長の会見で、福島第一原子力発電所の5、6号機と、福島第二原発について「将来は未定」として、廃炉などの判断を保留しております。
その後の経過はみなさんはマスコミを通して情報が入手できていると思いますが、経済産業省原子力安全・保安院は、3/18にいったん国際原子力機関(IAEA)が定めている8段階の国際原子力事象評価尺度で「レベル5」に相当と発表しましたが、4/12に改めてチェルノブイリ原子力発電所事故と同じ「レベル7」に引き上げました。
この「レベル7」による風評被害が一気に加速し、日本に駐在する外国人脱出、訪日外国人旅行者数減少、福島産の製品被害が起きています。
日中韓首脳会談が5/22に東京・迎賓館で行われ、中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領の力を是非発揮して欲しいものです。
みなさん、先ず日本を含めた世界の「原子力発電所」を紐解いてみましょう。
日本原子力産業協会の資料によりますと、「運転中+建設中+計画中」を含めますと、
全世界で531原子力発電所(2008年1月現在)あります。
米国 ⇒ 105基
日本 ⇒ 69基
仏 ⇒ 60基
ロシア ⇒ 40基
インド ⇒ 31基
韓国 ⇒ 28基
中国 ⇒ 27基
さて、日本における主な原子炉の種類は、
◆加圧水型原子炉(PWR)
例)北海道電力の全原子炉
関西電力の全原子炉 など
◆改良型加圧水型軽水炉(APWR)
例)日本原子力発電敦賀発電所(建設準備中)
◆沸騰水型原子炉(BWR)
例)東京電力福島第一原子力発電所(1〜6号機)
中部電力浜岡原子力発電所(1〜4号機)
◆改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)
例)東京電力柏崎刈羽原子力発電所(6・7号機)
◆高速増殖炉(FBR)
例)もんじゅ
さて、このたびの東日本大震災で福島第一原子力発電所がは、沸騰水型原子炉(BWR)という型で作られており、津波で非常用電源が使用不可能になり、運転中だった1~3号機は緊急停止しました。そのため原子炉の炉心の部品である燃料棒を冷却水で冷やせなくなり、燃料棒が発する熱により冷却水が沸騰し、水位が下がって燃料棒がむき出しになり、空だき状態になったのです。
東京電力福島第一原子力発電所は、福島県大熊町(1~4号機)、双葉町(5~6号機)があり、それぞれの出力は下記のとおりでした。
1号機 46.0万kW(燃料:二酸化ウラン)(1971年3月稼働)
2号機 78.4万kW(燃料:二酸化ウラン)(1974年7月稼働)
3号機 78.4万kW(燃料:MOX燃料=プルサーマル)(1976年3月稼働)
4号機 78.4万kW(燃料:二酸化ウラン)(1978年10月稼働)
5号機 78.4万kW(燃料:二酸化ウラン)(1978年4月稼働)
6号機 110.0万kW(燃料:二酸化ウラン)(1979年3月稼働)
東京電力の福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、柏崎刈羽原子力発電所の出力は、全体の中で23%を占めていました。
更に予定では、この出力l構成比を27%へ引き上げる計画を立てていましたが・・・東日本大震災によりすべてがゼロになりましたが、5/13に、東京電力の清水正孝社長の会見で、福島第一原子力発電所の5、6号機と、福島第二原発について「将来は未定」として、廃炉などの判断を保留しております。
その後の経過はみなさんはマスコミを通して情報が入手できていると思いますが、経済産業省原子力安全・保安院は、3/18にいったん国際原子力機関(IAEA)が定めている8段階の国際原子力事象評価尺度で「レベル5」に相当と発表しましたが、4/12に改めてチェルノブイリ原子力発電所事故と同じ「レベル7」に引き上げました。
この「レベル7」による風評被害が一気に加速し、日本に駐在する外国人脱出、訪日外国人旅行者数減少、福島産の製品被害が起きています。
日中韓首脳会談が5/22に東京・迎賓館で行われ、中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領の力を是非発揮して欲しいものです。