HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第945話≪今朝は無病息災を願って、「七草粥」を食べましたか?≫

2011年01月07日 | 雑学話題
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、あけましておめでとう


 今日の朝は昔からの風習で、7種の野菜が入った羮「七草粥」を食べましたか?

 この風習は、「松の内」に食べ過ぎたお正月料理や受験勉強疲れで、胃腸が弱っていることから、一休みさせる目的からですね。

 本来は「七草」には「秋の七草」と「春の七草」がありますが、最近は本来の意味が薄れ、風習だけが残ったことから、1月7日に「七草粥」が食べられるようになったと考えられているようです。

 即ち、1月7日の朝に無病息災を願って七草粥を食べる行事は、中国から伝わったものだそうで江戸時代には将軍家をはじめ一般家庭でも食べるようになったといわれています。


 又、1月7日は「人日の節句」であり、江戸時代の「5つの節供」の一つです。

     1月7日⇒七草(人日)の節句
     3月3日⇒桃(上巳)の節供
     5月5日⇒端午の節供
     7月7日⇒七夕の節句
     9月9日⇒重陽の節供

 今日は「七草粥」を食べて、過去の1年の厄払いをし、更にこれから1年の無病息災と招福を祈願する日とされています。



 さて、「七草粥」の種類は、地方によって多少異なりますが、

  現在春の七草は

   ≪せり、なずな「ペンペン草」、ごぎょう(母子草)、はこべら、ほとけのざ(おおばこ)、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)≫

          

 のようで、最近はスーパーマーケットでは、これがセットにされ売られていますね。



 みなさん、「七草粥」を食べて、受験勉強を乗り越えましょう・・・・

にほんブログ村 教育ブログ 高校教育へ