山マダムの珍道中

素敵な山に出会えたら、綴っていきたい。

オオヤマレンゲを観に猟師岳、ついでに合頭山へ行ってきました。

2013-06-23 05:03:49 | Weblog
長崎県営バスの登山ツアーに初参加。参加者27名。山岳ガイドのM氏は長野県生まれ、山岳レスキュー経験、スキーインストラクタなど数々の経歴の持ち主。長崎(7:00発)=九重森林公園スキー場(1100m)…猟師山(1423m)…合頭山(1384m)…合頭山登山口(1280m)=九重星生ホテル(温泉)=長崎(20:00頃着)の行程でした。
九重森林公園スキー場のリフト下より入山。「シャクナゲ谷」を歩き、「オオヤマレンゲ」の群生地に着く。

      


下山者の「オオヤマレンゲは終わっとった」の一言にがっかりしたものの、まだ待っていてくれた少しの蕾や咲き誇った姿に感動。みんなこのために来た。

     


途中で救急法の実践や救助搬送法などのセルフレスキューを学ぶ予定が、早まった。一人が岩で滑っておっとっととなり最後岩に体当たりして止まった。「大丈夫と」言われたが、(気持ち痛いほど分かる)ここで実践。ガイドが手早く、ストック二本で「松葉づえ」を作る。歩けそうもないのでザックとストックとヤッケを使い「しょいご」を作る。九重森林公園スキー場に戻り、昼食。駐車場まではやはりストック6本とヤッケ2枚で作った担架に乗せ6人交代で運ぶ。救急車で日田までもう一人の女性のガイドが付き添い行かれた結果、2週間の入院。骨折とのこと。かわいそう過ぎ・・・コースを変え、ゲレンデを通り、リフトの到着地点から入山。

    


ガスとともに高度も上がっていく。阿蘇や久住の山々を眺めながらの登山。

    


稜線を歩き、猟師岳に到着。次は合頭山を目指す。

    


遠い景色や足もとの花などを楽しみながら歩く。

       


三つのピークを過ぎ、合頭山に到着。

    


合頭山からの景色もいい。三つのピークをまた戻り、牧ノ戸峠へ下山。

    


前に登った三股山、久住の主峰も望める。蟻の行列だった登山道も今日は人の影は見えない。牧ノ戸峠へ移動したバスが下で待ってくれている。登山道沿いの花や蝶たちにも心癒される。ドウダンツツジや色鮮やかなあざみ

       


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九重星生ホテルの温泉へgo 内湯が一つと露天風呂が6種類。景色も最高。目の前に三股山が聳え立つ。写真に撮れないのが残念。敷地内に、ミヤマキリシマやオオヤマレンゲも咲いていた。

    



雲仙やまぼうし例会

2013-06-17 00:13:11 | Weblog
6月16日参加者16名で雲仙・九千部岳と矢岳へ初めて観るヤマボウシに会ってきました。感動でした。
6台に別れ田代原トレイルセンタに集合。9時集合なのに8時発とFBで伝言したばかりにそれを見た会員さん数名心配してくれてました。NABIで調べたら2時間かかると・・・急遽7時半出発に変更。高速に乗り諫早ICで降り、スムーズに進み、なんとか余裕を持って到着。

      


結構急な登り。背丈ぐらいの可愛らしいやまぼうしに癒されながら16名の長い隊列。普通は数名に出逢うだけの山だが、この時期は久住同様、銀座通り。お互い譲り合いながら、登り下る。

     


山頂も身動きできないほどの盛況ぶり。山頂からの見晴らしは絶景。ちょっと霞んでいるも白い綿帽子をかぶったような山々。時々ピンクの木を見つけ嬉しい気分。

    


下りは一旦雲仙方面へ、そこに回していた車2台に運転手が乗り込み、田代原トレイルセンタへ車をとりにいき、池の原駐車場へ移動。の前に♪橋から見事なやまぼうしが見えると路肩に駐車。みんな穴場を知っている。

    


池の原で昼食。次は矢岳へ。こちらも急登、雲仙ゴルフ場が眼下に開ける。ヤマボウシも対山の斜面に咲いている。

    


矢岳山頂。かわいらしいスペースの頂。雲が消え、日が差し、天草半島が見えた。

       


下山後いつもの温泉。今日は青雲荘。心も体も癒され、解散。小浜でジャカランダまつりがあっているとの情報。さすが情報網の山岳会!!
初めてのやまぼうしとジカランダに感動した例会でした。来週は久住の猟師岳と合頭山へツアーで行ってきます。

    



雲仙やまぼうし例会の前に城山へ・・・

2013-06-13 20:55:37 | Weblog
平日休み、山頂は雲の中だったけど、ストックなしでどこまで登れるか、小学校の校歌にもでてきた『城山』へgo!!
もっとも優しい登山口(山口公民館)へ入ったつもりだったのにまた岐路で間違ったのか、民家へ降りそうになり引き返す。ひわや夏みかんの木が・・・

    


いのししの駆け巡った跡が・・・城山で鹿には会ったことないが、いのししがいるのかなぁ。

     


幻の『お水』?藪こき直登の途中で発見。さらに進むと覚えのある道に出る。地図持参だが目標になる景色が見渡せる尾根にでない。城山は「ととろの森」です。

    


山頂到着。本日は人っ子一人いません。

   


下りは三和方面を目指し、藪こき。

      


登山道なのに、この道は使わないのか、この季節だからなのかすごい背丈の草。両手に木を持って、地面を叩きながら進む。こんなところでマムシに噛まれたら7月の富士山、アルプスは遠のく。

      


違う道違う道といくも下りたのは平山台の住宅地の頂上。三和に降りるか大籠に降りるか迷ったが、車の少ない大籠を選択。ここはジョギングコース、

    


有海海岸(深堀漁港)へ花を愛でながら降りる。放牧?ではない繋がれたやぎさんが草を美味しそうに食べていた。

      


ここにも神社がありました。カトリック教徒だけではないんですね。

      


美しい花に心奪われ足もとがおろそかになる。

      


    


        


路地を抜け・・・

    


家までアスファルトの道をいくのもなんだから、また菩提寺近くの登山口より城山へ入り、ひんやり涼しい山道を経由して下山。

      



九重例会

2013-06-10 22:27:33 | Weblog
山岳会の例会でミヤマキリシマ観賞に6月8日9日と九重へ行ってきました。
午前4時30発、会員さんをピックアップしながら会長宅へ集合。大村湾から車4台で出発、現地で2台合流、18名の参加。
ここ数カ月で10名ほどの新入会員。年齢層も居住も範囲が拡がりました。
赤川登山口より入る。長者原も牧ノ戸峠も満車。マイナーと思われたこの登山口もすでに満車。駐車スペースを確保し、準備体操を終え、登山口を9時15分出発。

    


川のせせらぎに癒され、ツクシドウダンに歓迎されながら進むと、やがて分岐点に着く。ここで扇ヶ鼻往復コースと久住本峰~扇ヶ鼻コースに分かれる。

     


結構な急登、最初の休憩、もうこんな所まで登ってきた。されに登るとミヤマキリシマが歓迎してくれた。

    


雄大な景色。久住の南側の景色を堪能あれ。

   


久住山頂(1787mの九重連山群の主峰)は大混雑。順番を待って写真撮影。山頂からの景色を楽しみながら昼食。

    


扇ヶ鼻まで続く尾根は登山者がありの行列のように点々と見える。その行列に吸い込まれ、ゆっくりとミヤマキリシマを楽しみながら歩く。

      


扇ヶ鼻(1698m)到着。

    


赤川登山口に戻り、車で沢水キャンプ場へ・・・扇ヶ鼻コースが先着して、テントを張ってくれていた。荷物を運び、夕食の準備。テン場は貸切。曇り空の下、18名の大世帯も大地の中ではこじんまりとして、今晩のメニュー皿うどんとサラダをいただく。各自持参したおつまみや話に花が咲く。個人持参のダッチオーブンで焼いたトウモロコシ、焼き芋にも舌鼓。
早々に就寝するも、雨音やタヌキと思われる小動物がごそごそとゴミをあさる音に寝付かれず、退治にでるも姿見えず。神出鬼没に煩わされるが、いつの間にか夜も明け、外は大雨。2日目の黒岩山、泉水は中止と決断、朝食も美味しくいただき、黒川温泉へgo。8時半から入浴できる立ち寄り温泉を情報誌で検索、18名もいれば文殊の知恵が出る出る。風情のある黒川温泉で立ち湯を初体験。熊本組と別れ、「木の花ガルテン」でランチを摂り、帰途に着く。

翌日出社すると、山のパワーを待っていた同僚や心配していたリーダーに口をそろえて「無事に帰ってこれてよかった」と迎えられた。山パワーは梅、ゆず、抹茶のお塩。光がとれますように・・・
帰りに整骨院によると、ここでもみんなから「よくぞ無傷でお帰りなさい」と歓迎を受けた。先生も「おぅお、怪我ひとつなく帰って来たか」とにこにこ。どんだけ心配かけているんだろうね。みんなありがとう!!

リハビリ登山のつもりが・・・

2013-06-05 08:23:19 | Weblog
6月4日5日と久々の平日休み。お天気もピーカン。これは山に行かなくっちゃ。九重の前にストックの練習。
乙女峠~小八郎~熊が峰~悪所岳~八郎岳。結局7時間も歩いてしまった。

    


始めは順調に滝に着き、マイナスイオンに癒されるも、今年の初日の出を拝んだ後、乙女峠から下山しようと道に迷い桟敷岳、松尾岳、寺岳へ登山のはめになった道。やっぱり倒木、がけ崩れが・・・

     


その後は記憶を辿りながら乙女峠に着く。八郎岳と小八郎を地図で確認。ストックも準備万端。

    


山ツツジが咲いている。初対面。今回は念願の悪所岳が目的なので、小八郎は迂回路を選ぶ。

   


すごいんです。山ツツジが・・・見とれながら進む。ここは初めて鹿に出逢った道・・・葉っぱがうさぎに見えた。

    


幾度と通った道だけどこの景色は初めて・・・足も順調。

      


八郎岳もパス。帰りにね。最もアップダウンの激しい電波塔につく。ストックに足も軽やか。

    


先に熊ヶ峰で写真を撮り、分岐点に戻る。はい念願の悪所岳はこちらから。

     


以前工事をやっていて、頼むからここは通らないでくれと言われた道も整備され、道案内の山ツツジに癒されながら進む。

       


林道用の道路?に登山道が寸断されている。危険な個所にはロープを張ってくれているけど、険しい道をのぼっても、真新しい道が並走していると興ざめする。

    


噂の鳥居。ここまで辿りつくことなく引き返した。だんだん目的地に近づく。アゲハ蝶もお出迎え。

      


山ツツジがも私と同じで岩が好き。

    


やっと祠が・・着いたぁ。やっほー!!と叫ぶ。いやぁ景色も最高。オレンジピンクの可愛らしいつつじが文字通りこの素晴らしい景色に花を添えてくれる。後ろは断崖絶壁!!

     


しばし景色をお楽しみください。

       


岩の上で昼食。さいこぅ~。 

    


下に降りてみる。一眼レフ持参おじ様がやってきて、「なにかそこに書いてあるのかい」と上から声をかけられた。いや下から岩を撮ってみようと思って・・・まさか登ろうと勘違いされたのではなかろう。元気だったらチャレンジしたかも?!

     


今日、出逢った3人目、先ほどのおじ様は断崖絶壁の岩の上に座って、素晴らしい眺めを堪能し、カメラに収めていた。雄大!!悠然!その姿を写真に収めなかったのが悔やまれる。日焼けした笑顔に別れを告げ、八郎岳へ。
頂上には先客。21歳の若者。こちらも優雅に山頂で読書!!三和まで一緒に下山。去年の夏、富士山に登ってパワーをもらってきたとか。そこで彼女(福岡在住)にも巡り合えたらしい。後光を預かりましたね。山岳会のお誘いをして再開を誓う。

       



リハビリ始動

2013-06-01 00:13:12 | Weblog
6月7,8日の九重例会を控え、リハビリ始動です。会社帰り、おろしたてのストックの練習を兼ね、1時間程度の歩行訓練。
長崎港の対岸の稲佐山に沈む夕日、ライトアップされた女神大橋・・・

    


戸町トンネルを回避し、国分町を周ると、紫陽花に迎えられ、港湾と機械の世界へ引き込まれました。