巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

我らが阿部、カウントダウン15

2017-07-30 | プロ野球
新人捕手阿部を見て「なんて下手な捕手だな」というのが印象に残っている。それは、投手への返球が暴投なんだから呆れてしまったのだ。

しかし、こと打撃に関して当時のそうそうたる巨人打線の中にあって1年目から光り輝き始めていた。「さよなら慎ちゃん」。チャンスには滅法強いホームラン打者へ一直線の新人だった。

新人から阿部中心の巨人打線へそう時間はかからなかった。そして、「日本の4番は阿部」の時代を迎える。ホームラン打者としての印象が強い阿部が積み重ねた安打数は昨日で1985本となった。

2000本安打まであと15本。金田、長嶋、王らが提唱した「名球会」入りの打者資格は2000本安打。今でこそ猫も杓子も達成可能な2000本安打ではあるが。

ホームランを500本近く打っての2000本安打達成となるとそう簡単にできることではない。阿部は王、長嶋という今や伝説的打者に次ぐホームラン打者なのである。

その阿部の2000本安打達成がいよいよカウントダウンとなった。カウントダウンは残り10または一桁になっていう言葉。しかし、それではあっという間に終わりそうなので15から。

本拠地での達成を企図するだろう。ドームを沸かすからこその巨人の顔。スタートはそうしたものなのだ。これは個人成績だからだ。ホームランも狙うだろう。個人成績だから。

今年もまた優勝戦線から離脱している。個人記録としていろいろ企図することに何の抵抗もない。ドームのファンは湧きに湧くだろう。そんなドラマを見たいのだよ。

で、予定としては8月8、9、10日の阪神戦、18、19、20日のDeBA戦がドームで行われる。阪神戦で達成するには今日からの7試合に10本以上打っておかなければならない。

決して無理ではない。阪神戦の3試合を含めて考えれば、10試合に15本なのだ。王手をかけて阪神戦に臨むことができれば盛り上がりも最高潮となるだろう。

ついでに、成り上がりの宮崎の打率が急降下しているいま、坂本よ一気に追い抜け。そしてそのまま2年連続首位打者に向けひた走れ。菅野に続け。今年の巨人はこれらでおしまい。