はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1046 ~ アバター ウェイ・オブ・ウォーター

2022-12-17 | 映画評
今日は「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」を見てきました。

ジェームズ・キャメロン監督によるヒット作の約13年ぶりの続編で、第1作の10年後を描いたSF大作。神秘の星パンドラに人類が再びやってきたことから、パンドラの森で平和に暮らしていた元海兵隊員と先住民の女性たちが海へと逃れる。前作と同じく監督をキャメロンが務め、前作同様元海兵隊員をサム・ワーシントン、先住民の女性をゾーイ・サルダナが演じ、シガニー・ウィーバーなどが共演する。

主演:サム・ワーシントン
共演:ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ケイト・ウィンスレット
その他:クリフ・カーティス、ジェイミー・フラッターズ、ブリテン・ダルトン、トリニティ・ジョリー・ブリス、ベイリー・バス、フィリップ・ジョルジョ、デュアン・エバンス・Jr.、ジャック・チャンピオン

<ストーリー>
前作から十年以上が経過し、地球からはるか彼方の神秘の星パンドラ。元海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)はパンドラの一員となり、先住民ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と結ばれました。現在は息子のネテヤム(ジェイミー・フラッターズ)とロアク(ブリテン・ダルトン)、娘のトゥク、グレース・オーガスティンの家で生まれた養女のキリ(シガニー・ウィーバー)、そして人間であり、今は亡きマイルズ・クオリッチ(スティーヴン・ラング)の息子のスパイダー(ジャック・チャンピオン)と平和に暮らしていたのです。一方人類はパンドラでブリッジヘッドシティという名前の新しい主要な作戦基地を建設します。
その中で、RDA社の手によって。かつてジェイクたちによって殺されたマイルズ・クオリッチをはじめとする傭兵部隊Sec-Opsの面々は、自身の人間のDNAとナヴィのDNAを掛け合わせて、生前の記憶をアップロード。ナヴィの体を手に入れ、コピー人間として復活し、ジェイク達への復讐を含め、彼が始めたことを終わらせようとするのです。そしてナビィのリーダーとなっていたジェイクとその一家だけをターゲットに、行方を求めてナビィの村々を無差別に焼き払っていくのでした。
危険を察知したジェイクは、リーダーの地位を返上し、一家と共に、神聖な森を去り海の部族であるメトケイナ族のもとへ身を寄せることにします。しかし、その美しい海辺の楽園にも侵略の手が迫っていたのでした。


一言で言うと・・・とにかくスゴい!!

これに尽きる。

最後のバトルシーンの迫力もかなりのものだったが、とにかく映像がすばらしい。

本来であれば3Dで見るべきなのかも知れないが、わざわざ立体的に見なくても、映像のスゴさは十分に伝わる。

前作は、もう13年前になるのだそうな。

内容はほとんど覚えていない(?)が、とにかく映像がスゴ勝ったのは覚えている。

192分という超大作なので、途中で飽きそうになった時間帯もあったが、終盤は一気に進むので、最後の1時間はあっという間だ。

だけど、全部で5部作になるとのことなので、あと3作続編が上映されるはずである。

何年か後には、たぶん今回の内容も忘れてしまっていると思うので、今回のストーリーは少し長めに書き留めておきました。

ちなみにアバターとは、人とナヴィのDNAを合成して作った、ナヴィのような体で、人と神経システムが同調し、人が遠隔で操作できるのだけど、主人公ジェイクと敵役のマイルズは、なぜか遠隔操作の必要がない。

という前提で映画を見れば良かったのだが、事前の予習をまったくしていなかったので、最初のうちは状況がよく理解できていなかった。

しかも、途中で主人公たちが森を追われ、海の部族と共に生活するようになってからの描写、特にガキ同士のやり取りがちょっと長かったので、そこで少しダレてしまった。

さらに、パヤカンという名前のついたトゥルクンというクジラのような生物が出てきて、これが終盤になって重要な役どころになるのはわかってはいたが、ロアクと意思疎通するシーンは、もともと架空の世界を描いているとは言え、ちょっと違和感があった。

だって、海の部族は魚を食べて生きているし、海にも潜れるし空も飛べる生き物も出てくるが、彼らはこれを「飼い慣らしている」のに、このトゥルクンだけは知的生命体みたいな扱いになっているのが、何だか変に感じたからだ。

ただ、終盤のバトルに出てきた時は、まさに最大の援軍であるので、そんなことも忘れて見入るほどの迫力があった。

ストーリー自体は特に目新しいものはないが、とにかく映像はスゴいので、所々に出てくる違和感もほとんど気にならなくなってしまうほどだった。

その違和感とは・・・

主人公たちが海の部族にお世話になることになった時、ロアクが部族長の息子たちとケンカになり、ロアクが息子をボコボコにした後、主人公に言われて謝りに行くのだけど、そこで息子たちのワナにかかって・・・・というシーンだけど、あれって単なるイジメというレベルではなく、普通に殺そうとしていたとしか思えない。
いくら、パヤカンを登場させるための重要なシーンとは言え、ちょっと無理がある。

あと、キリだけなぜか海生生物を自在に操る超能力を持っているようだけど、どうして?

海に住む生物すべてが「意志」を持っているのだったら、海の部族はいったい何を食べて生活しているのか説明がつかなくなるのではなかろうか。

あと、最後に主人公がマイルズに娘を人質にとられて絶体絶命のピンチに陥るのだけど、その場をどうやって切り抜けるのかと思っていたが、スパイダーが実はマイルズの息子だったなんて、そんな描写あったっけ?

たとえあったとしても、それまでのマイルズのスパイダーに対する扱いを見ていたら、そんな脅しに屈するなんて、見ていて「はあ?」としか思えなかった。

などなど、「何で?」というシーンもいくつあったものの、とにかく映像がスゴかったので、評価は前作同様「A」にします。

あと3回、どれも3時間超えなのかな?

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