弟くんは、相変わらず『のほ~ん』としていました。見かねた私は近将をさせてみるも、ズルズル三連敗の底なし沼状態でした。それでも、あまりあせっていない様子でした。このままではまずいな、と思っていたところに、K太くんからの挑戦が来ました。
弟くんは、キッと姿勢を直し、近将をやり始めました。でも、こんなボンクラになっていた弟くんが、K太くんにかなうはずもありません。少しづつ劣勢から、敗勢になり、そのまま投了しました。弟くんは大きく落ち込み、ソファーに突っ伏しています。負けたのがよほど、ショックだったのでしょう。
『いいの、それで!』私は、声を掛けます。
すると、弟くんは、すくっと立ち上がり、取り付かれた様に棋譜ならべを集中してやりはじめました。棋譜並べの要点を書き始めます。再度、近将をやりはじめて、なんとか、またR1900台になりました。
二人でお風呂に入りながら、弟くんは『K太くんとは、ずーとライバル同士だね。がんばらなきゃ!』と、言っていました
弟くんは、キッと姿勢を直し、近将をやり始めました。でも、こんなボンクラになっていた弟くんが、K太くんにかなうはずもありません。少しづつ劣勢から、敗勢になり、そのまま投了しました。弟くんは大きく落ち込み、ソファーに突っ伏しています。負けたのがよほど、ショックだったのでしょう。
『いいの、それで!』私は、声を掛けます。
すると、弟くんは、すくっと立ち上がり、取り付かれた様に棋譜ならべを集中してやりはじめました。棋譜並べの要点を書き始めます。再度、近将をやりはじめて、なんとか、またR1900台になりました。
二人でお風呂に入りながら、弟くんは『K太くんとは、ずーとライバル同士だね。がんばらなきゃ!』と、言っていました