乳がん、抗がん剤治療、その後の妊活日記

36歳の新婚で乳ガン発覚、治療のこと、その後、無治療にして妊娠を望む今の日記

うれしいか?

2017-06-12 23:13:55 | 日記
今日会社へ行き、朝礼時のこと。

ある社員さんが『◯◯さん募金しま〜す。募金箱置くのでみなさん募金してください』と。。

乳がん治療が始まった先輩への募金をするとな。
は? 募金?
病棟スタッフ一同。で数万包めばよいことでは? なんか、募金て、、、もうアメリカでの心臓移植しか生きる道がないんです😭的なのをイメージしてしまう。
つまりは、なんかイヤ!!!

もちろん、発案者の彼女は優しい気持ちからのことだろう。

でも、このことで、また記憶が蘇る。
治療中はなんの悪気もない優しさでいっぱい傷ついた。
乳ガンケアの認定看護師の優しい言葉にも腹が立ったし、地下鉄に貼ってあるananの表紙の『女性ホルモンを増やそう✨』的な文字にさえ、「は?💢私はそれで死にかけてんだけど💢💢」と腹が立ち、すごく気持ちが落ちたことすらあった。

治療中は、体調の波とともに、本当に気分の波がある。


その発案した彼女は集めた募金で帽子やら日焼け予防のものやらを病棟から買うつもりらしいが、だったらやはり一人幾らかずつ集めれば良い話だと思う。
もし、治療中の先輩が、先輩のために募金を募っているときいて、素晴らしく良い気分になるのだろうか。。。


仲の良い先輩に聞いたところ、当初千羽鶴を折るつもりだったらしい。しかし、その先輩が治療は長く続くし、せめて、オペの時期にするべきと止めたらしい。。

田舎だからだろうか、、、なぜこんな感じなんだろう。。
病気が発覚し、患者となった時から、患者らしい患者でいなければいけないのか?

私は治療中も、自分が患者になるつもりはなかった。患者とは病に負けてる呼び方に感じる。

普通でいい、ガンに今までの日常生活を取られてたまるか、と傷病手当をありがたくいただき、高額上限で余った手当で、ルイヴィトンのバッグを買ったり、旅行したり、すればいいんだ!!

千羽鶴なんて、要らない!だったら大衆演劇よろしく、諭吉で作ったレイでもくれ!



今日の募金箱事件で、なぜか、すこぶる腹が立った一日だった。





時には、
何も悪気もない、表面的な優しさが、残酷さを生むのだ。












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