住めば公園風田舎町

「住めば都」と言われるがわたしゃ田舎の方がいい。町全体が公園のようなそんな田舎町に住みたい。

812 卒業50年目のクラス会(2)

2010-05-29 12:00:11 | 


812-1 貝の飾りの塀

 5月28日、宿を出て風頭公園に向かう途中、面白いブロック塀に出会った。
 貝の数がどれくらいか、手が込んでいるが、なかなか綺麗だ。
 風雪に晒されて、白っぽくなっているのも味わいがある。
 
 沖縄など、南の島の風物として出会いそうな光景だ。



812-2 風頭公園(かざがしらこうえん)

 昨夜泊まったホテルは、稲佐山のの中腹だが、湾を隔て向かい側に風頭公園がある。
 亀山社中のあるところだ。



812-3 はた

 風頭公園の入り口に凧を売る店がある。
 毎年、4~5月頃風頭公園で凧(長崎ではハタという)あげをして互いにその糸を切りあうハタ合戦が行われているそうです。
 この店に、修学旅行生が訪れ、奥の部屋で凧作りをしていたようでした。



812-4 上野彦馬

 竜馬伝にも出てくる、日本初の写真家、上野彦馬のお墓がありました。




812-5 坂本竜馬銅像

 風頭公園には、坂本竜馬の大きな銅像がありました。
 長崎は、前日から、竜馬伝の現地ロケも行われ居り、混雑に行き会うのではないかとガイドも心配していました。



812-6 竜馬も眺めた風景
 
 竜馬が生きていた時代にも、この湾にはたくさんの異国船が、停泊していた様子が絵に描かれています。
 外国のニュースに飢えていた竜馬たちには、どこの船が入ったか、いち早く知りたかったことでしょう。




812-7 若宮稲荷神社

 風頭公園を歩いて下りながら亀山社中に向かいました。
 途中、若宮稲荷神社というのがあり、楠正成を祭っていると言うことで、勤皇の志士たちがよく参拝したとか。



812-8 竜馬のブーツ

 羽織袴にブーツが竜馬のいでたち。

 海援隊を作って、海外に行きたかった竜馬。
 遠く何を望んでいただろう?



812-9 亀山社中で

 床の間に竜馬の絵と、刀、ピストル。それにお竜さんが使ったという月琴が飾ってあった。




811-10 饅頭屋長次郎

 竜馬の道を下っていたら、近藤長次郎の案内板があった。
 長次郎は、長崎から外国船に乗ろうとして捕まり、切腹したとあった。
 



812-11 興福寺

 中国人の居留民が多く、その出身地ごとにお寺を建てていたそうだ。
 アジサイがきれいだった。





812-12 眼鏡橋
 
 さて、昼食をとるために、昔の花柳界に近づいてきた。
 眼鏡橋である。




812-13 おたくさ

 アジサイのことをオタクサとよぶ。
 シーボルトが、その愛人おたきさんの名をつけて西洋に紹介したので外国ではそういう名で知られているらしい。
 アジサイは、長崎の花である。



812-14 昼食

 クラス会もこの昼食を持って、お別れだ。
 竜馬もよく来たと言う。
 江戸の吉原とその賑わいを競ったと言う遊郭の丸山にあった店が現在は花月という名で由緒ある料亭である。
 



812-15 花月の庭

 2階から、眼前に広がる庭が見事。
 竜馬もこの庭を好んだと書いてある。



812-16 竜馬が傷つけたという床柱の傷。

 思えば、大河ドラマ竜馬伝の影響もあってか、長崎は竜馬、竜馬、竜馬と竜馬一色だったような気がする。
 奥ゆかしく語られる話には、共感するところもあるが、こう押し付けがましく聞かされては、いささか興ざめの感無きにしも非ずだ。
 ガイドはサービスのつもりだろうが、、、。

 しかし、それも記念すべき時代の象徴だったのだろう。
 幹事様の責任ではない、楽しませていただきました。
 行き届いた配慮、あらためて感謝します。