写真116-1 トルコギキョウ リンドウ科エウストマ属 久しぶりに、北九州に住む従姉を訪ねた。玄関を入ると、暗い土間に瓶を置いて投げ込んである花が目についた。 花はバラのようで、茎はカーネーションのようである。花弁には絹のような光沢が感じられて、造花か?と思った。 バラかと聞いたのはわたしで4人目だそうだ。(わたしはバラか?とは聞いてない。バラに似た花は?と聞いたのだ。) 「バラであるもんね。トルコ桔梗よ。」と一喝された。 | |
写真116-2 アジサイ 裏の方で、バケツにアジサイの切花が水に漬けてあった。青いアジサイが最後の花ということで名残を惜しまれていた。 この青が欲しいと思って、貰って帰って挿し木をするのだが、その色で咲いてくれない。 その歯がゆさも、アジサイを移り気な○○○に例えさせるだろう。 | |
写真116-3 アジサイ このアジサイは花も小振りだが花弁が細かい。大きいのが雨の中で何となくゆったりのんびり(悪く言うと、だらー)としている中で、きリっとしている姿は思わず褒めてやりたくなる。 青い色も良い。これも貰って帰ることにした。 | |
写真116-4 ハマナデシコ 多分ハマナデシコだろう。つい先日、HANA HANA HAHAさんのブログでお目にかかって可愛いと思ったばかりだ。 花は意外と小さかった。したがって写真ほどの派手さも強い印象もなかったが、良く見ると花弁の先端がピンキング鋏で切ったようなギザギザがある。 |
写真115-1 ウラハグサ(裏葉草) イネ科ウラハグサ属 花が咲く時期は9月だが、花は地味で、その頃になると葉も色あせてくる。 観葉植物であるウラハグサ、別名フウチソウ(風知草)は今のほうが美しい。 我が家ではフウチソウと呼んでいる。 園芸種名キンウラハグサ。 | |
写真115-2 アサギリソウ キク科ヨモギ属 アサギリソウ(朝霧草)も花が咲く時期は9月だが、観葉植物である朝霧草は今の時期のほうが美しい。 | |
写真115-3 サトイモ(里芋) サトイモ科サトイモ属 よそさまは、広い畑に植わっている。大きな葉っぱに雨の梅雨がたまってころころと転がっている写真が多い。 我が家はミニチュアで、観葉植物として鉢で育てている。 もとはと言えば、栃木県産小山市出身の方から郷土の特別美味しという八頭をいただいて、大事に食べているうちに芽が出てしまった。 それを、鉢に植えて3代目ぐらいだ。 |
写真114-1 川岸損壊 6月27日夕、工事現場に行ってみた。安良我橋のすぐ下流の右岸が真中から折れているではないか。目を疑った。 近所の主婦、主人なども出て見に来ておられ、今度のあちこちの川岸損壊について不思議がっておられた。 「今度の雨はそれほどでもなかったでしょう。」 「もっと酷い雨が、何度もあったのに、何ともなかった。それが今度はこのありさまだ。」 「夜中に鉄橋を嵩上げする工事がうるさかった。その影響でしょうか。」 などと話されていた。 ところが、話の中で、この上流丸山橋のすぐ川下でも川岸が崩れていると聞いたので見に行った。 | |
写真114-2 川岸損壊 丸山橋から下流を見た。左側の手前の家の前に少しブルーシートが見えるところは崩れて土砂が川に落ちている。 その奥の白い家は土台のすぐ際からブルーシートで覆われている。川の中に平たいコンクリートの壁みたいなものが横たわっている。恐らくこの家の裏の塀が崩れて落ちているであろう。 | |
写真114-3 川床のモデル これらの現象をもう一度考えてみよう。 6月23日のブログでは、イマジネーションとして、「川の流水断面積を確保するつもりで、擁壁の根もとの土砂を人為的に取り除いていたのではないかと推定した。」と記した。 しかし、擁壁の根もとの土砂を取り除いたのは水の仕業であろうと考える。 鉄橋の架け替えの工事が始まって、鉄橋の下流の川床を掘り下げているのは見ていた。 その後暫くして雨の後、安良我橋を通りかかかったとき川岸の土砂が無くなって川幅一杯に平になって水が流れていた。 それで、知らない間に鉄橋の上流側も川床を浚えたのだと思ってしまっていた。 イマジネーション2 実際に人為的に工事をしたのは、鉄橋より下流の川床だけと思われる。 A図の1の位置にあった堰を取り除いて、少し上流側の2の位置に移動し低くしたのではないかと思われる。 斜線のところの土砂は排除された。1と2の間は川床が低くなったため、今回の雨で両岸が崩れている。(鉄橋のすぐ下流の両岸) これまで今回くらいの流量では、川底は安定していた。川床の勾配がそういう勾配だったと考えられる。 ところが、鉄橋のすぐ下流の川床を深くし、鋼製の堰の高さをもともとの川床より低くしたため、堰の所に新しくできた滝は、滝の背面を侵食し始め、新しくできた堰の高さにマッチした勾配になるまで川床を侵食することになる。川床はコンクリートではない。泥と石の自然の川床である。 川床が深くなれば、両岸を支えていた壁の足もとの土砂がえぐられることになるので、次々に上流の川岸の損壊を引き起こしていったと思われる。 昔の人が山や川をいじるなと言い伝えていたのはこのことかと、改めて自然の恐ろしさを思う。 この推定に誤りがると思う方はご意見を伺いたい。 |
写真113-1 ニガウリ(苦瓜) ウリ科ツルレイシ属 ニガウリ(苦瓜)はゴーヤ、ツルレイシなど色々な呼び方がある。 | |
写真113-2 ニガウリと棚 ここに住むようになって、西日が入るを防ぐためにずっと苦瓜を作ってきた。 棚は毎年使って5年くらいになるが、まだきれいなものだ。 棚の天井部分を奥まで行くと居り返しながら横に這ったりして、天上がやがて緑のトンネル状体になる。 | |
写真113-3 苦瓜の実 雌花を探していたら、もう実が見つかった。 多分雌花はもう落ちたあとだと思う。この実が食べられる大きさまで成長するかどうかは分からない。 | |
写真113-4 ナガメ(菜亀) カメムシ目カメムシ科 同じ畑に、蕪が菜種をつけた状態で、もう枯れてしまっているのだが、そのまま支柱代わり立っており、それに湧いた可能性もある。 だがネットで調べていたら、ナガメが苦瓜に発生しているのが報告されていた。 | |
写真113-5 巻きヒゲ1 苦瓜が方々に巻きヒゲを伸ばしてネットにつかまりながら、一体どのようにしてコイルを巻いていくのか不思議に思って観察したことがある。 最初長いひげをまっすぐに伸ばして触るものがあると、左でも右でも巻いてつかまるようだ。 | |
写真113-6 巻きヒゲ2 どうやってコイルバネのように巻くのか?巻いていくなら固くつかまってしまうと巻けないような気がする。 しかし実際は固く掴まって本体の重量を支えている筈である。 成長しながら先端で巻いていくのではない。掴まったあと巻いてコイルを作っていくのだ。 そして固定点を引き寄せるようにして本体を支える力としている。同時にまっすぐなツルで掴まっていると、風が吹いた時に、一ヶ所に力が掛かり過ぎ、切れたり居れたりする可能性が高い。 しかし、バネを使うと多くの支点に荷重を分散できるから、全部のツルが有効に分担して有効に働く。 コイルバネを作るとき生じる捩れをどうするのか? 写真の通り、驚くべきことに、半分を右巻き、半分を左巻きのコイルを作って捩れを中和させているのだ。 実に素晴らしい智恵だ。 苦瓜の頭脳はどこにあるのか?長い進化の過程でそういう能力を獲得してきたなどと言われるが、たった数ヶ月で成長し子孫を残していく間のどこでそういう智恵やノウハウを獲得して遺伝子の中に蓄えていくことができるのか? 自然界の不思議は奥が深い。 しかし、それよりも不思議に思うのは、人が疑問も持たないで進化論を納得しているように見えることだ。 |
今日は、深坂ダムの検分に行った。 愛車「ケンジ号」に打ちまたがって、雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ。 | |
写真112-1 雲に閉ざされる深坂の森 雨の合間をぬって出かけたが、いつ降り出してもおかしくない天気だ。実際多少は降っていた。 | |
写真112-2 深坂ダム 深坂ダムに到着した。予想通り水は満々と湛えられていた。 | |
写真112-3 深坂ダム 足もとの階段の下は、いつもなら乾いた土で、通常水面からかなりだらだらと上がっている筈なのだが、今日は深い水になっており、白鳥が顔を突っ込んで餌を探していた。 | |
写真112-4 オーバーフロー 堤の奥にあるオーバーフローの水路まで行ってみた。水は堰の上10~20cmの厚みで流れ出していた。 こんな満水時にダムを見に来たのは初めてだ。 暇があるからできることではあるが、今度雨が降ったら下流が心配だから確かめに来たのだ。 | |
写真112-5 放水路の滝 満水時に、オーバーフローの水を流す水路がある。ダムの左端にみえる滝がそれである。 | |
写真112-6 現場事務所 昨夜、深夜に外に出てみた。 JRの鉄橋の近辺の川岸の損壊だから、万一を思って夜通し警戒するだろうと思っていたので、念のため確かめに出たのだ。 現場事務所に明々と電気がついており人影が見えた。 当然と言えば当然だが、ご苦労さまである。 |