経営戦略コンサルの洞窟

殆ど自分のために書いておりますが、お役に立てれば

PE業界

2010-08-31 21:53:19 | Weblog
かなり直近の動向を踏まえてPE業界の解説書。どちらかというと業界案内なので、外、PE初心者向け。

実際に今LBOをいくらで借りられるのか、とか、実際日本のPEは何%で廻っているのか?など知りたいのだが、さすがに乗っていない。米国では実際には10%程度だそうだ。よく30~40%などというが、さすがにそこまではいかないらしい。

日本のPEに経営プロフェッショナル、戦略コンサル系の人材が必要だ!などと書かれて一瞬「いいことかくねー」と思ったが、まあ、PEの人が楽して稼ぐために持ち上げてるんだなって感じです。


プライベート・エクイティ 勝者の条件

日本経済新聞出版社

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翻訳で1.5倍

2010-08-23 21:30:04 | Weblog
先日紹介した本。

日本のアマゾンだと
日本語版は1890円
英語版は1753円

米国のアマゾンだと
英語版$14.93=1270円


ビジネスウィークの定期購読
米国だと$175=14,875円
日本だと21,119円

本などには関税はかからない。これほど日本はグローバルスタンダートを受け入れるのみ高いお金を払わなくてはならないのか。物流費だけでは説明がつかない。日本で作るほどの需要はない。円高もあるだろうが、翻訳したただけで値段は1.5倍。


スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
カーマイン・ガロ
日経BP社

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MECEの意味

2010-08-19 19:03:07 | Weblog
MECEの意味は、重要なことをもれなくダブリなく、ということなんです。

下手にロジックツリーとかを書こうとして、厳密にMECEにしようとすると際限のないものになります。つまり、どの国で販売するのか?を議論するときに最終的にロジックツリーが150ヶ国分になるのか?ということです。

そう言うことではないんです。重要なことが網羅されていればそれで十分なわけです。

ビール 営業の時代は終わったか

2010-08-18 11:40:23 | Weblog
キリン、ビール営業分離 12年に専門会社設立
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E3E4E2E5838DE3E4E2EAE0E2E3E28698E0E2E2E2;at=ALL

ビールも営業の時代は終わったということだとおもいます。

短期的狙いは別会社にして人件費削減でしょう。別会社化すれば本体との一体感は薄れるし、施策もダイレクトに伝わらない。給料が下がればモチベーションも下がるでしょう。

それでもメリットがあるのだとすれば、営業の付加価値が時代共に落ちてきて、本体で抱えることが競争のポイントにはならない、という判断なのだと見えます。

よく分からない情熱が世の中をつくる

2010-08-17 21:49:17 | Weblog
なんだかよく分からない情熱が世の中をつくる、みたいなことを誰かが言っていて、妙に納得してしまった。

なにをやるにしても突き詰めれば他人から見れば大した事ないことです。大して人に説明するほどの動機もないはず。普通の人は会社の入社動機なんて困っちゃうわけですよ。

でもそれを面白がってやりいることに何かを成し遂げることになる。
とりあえず、なんとなく好きなことにひたすら打ち込みなさいってことなのかもしれない。

あんまり好きなこととか考え過ぎてもしょうがないとも思うんですよ。世の中の95%の人は大して寝食忘れてやお金なしにやりたいことなんてないんだから。そこをとりあえず仮置き、というのが正解なんじゃないかな。

Steve Jobsのプレゼン

2010-08-12 23:10:07 | Weblog
英語版を読んだ。全体的にSteveを詳細に分析したというほどのものではないが、Steveを例に出してもっともなことを面白く描いている。

単に説明の仕方などだけではなく、スライドも含めての話。

戦略コンサルもプレゼン練習など一部グローバルであるが、議論形式が多いために自己流になりがちだが、もう一度コミュニケーションの仕方を考えてもいいかもしれまない。

最終的にはYouTubeでSteveのプレゼンを見るのが一番参考になる気がする。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
カーマイン・ガロ
日経BP社

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早い者勝ち

2010-08-06 11:33:29 | Weblog
誰がやってもいい仕事戦略コンサルの中には多いと思うんです。新しいクライアントからの問い合わせが来て、誰が最初の討議資料つくるか、とか何でも。プロジェクト中の小さいことでも。

それを最初に拾った人がリードをとって、プロジェクトが取れた時はその人が第一成果になるわけです。だからとにかく拾わないといけない。

どうやってひろうかというと、とにかくスピード。それに対するガイドライン、ストリーライン、初期分析など、見解、視点、情報でもなんでも素早く出す。

「やる」というだけモタモタしていると持って行かれるのである。

マネージャー寸前?

2010-08-04 17:08:41 | Weblog
中途面接でよく、「事実上マネージャーロールもやっておりまして、もうすぐ昇進予定なんです」という人がいます。でも、いろんな事情で転職したいと。

まあ、聞く側としてはあたりまえだけど信じられない訳です。ただ単に昇進できそうもないから転職するんじゃないのって?

それならマネージャーになってから転職したほうがこちらもマネージャーとして即採用できるわけだし。それくらい分からず、何らかの事情があっても我慢出来ない人は戦略的思考と実行力がないと考えます。

どうせそういう状況なら堂々と今の会社での問題点などを言えばいいわけで、ワザワザマネージャー寸前だとか、そういう変なアピールはかえって逆効果だと思います、

牛乳の特売

2010-08-03 19:54:36 | Weblog
近所のスーパーでいろいろな牛乳があるんだけど、いつも安いメーカーは決まっています。そこで数週間に一回週末に他メーカーの特売があるわけです。その時だけ最安値になる。

その時だけ自分も買います。皆も買います。でも値段が戻れば元の安いメーカーに戻るわけです。

スイッチを狙っているんだろうけど、結果的に牛乳なんてどこも対して変わらないから無理なんです。それを何回も続けているんでもう少しデータ的に分析して、効果がないことをそろそろ理解してもいいんじゃないかと。

ひょっとしたら在庫処分なのかもしれませんが。

ヨーグルトでも殆んど同じことが起きてます。

How Starbucks Saved My Life

2010-08-02 16:39:27 | Weblog
最近英語強化中、ということで読む本も英語にしている。
amazonのベストセラーから下記の本を買ってみた。有名広告代理店の人が60歳代でリストラされ、いろいろな事情で家族と別れ、スターバックスの店舗で働き始め、いろいろな幸せを感じていく、という話。

アメリカ的に幸せを掴む心温まるいい話なのだろうが、若めのビジネスパーソンには内容そのものはそれほど面白くないし、役にも立たないだろう

むしろ、実話なので、リストラされてもただでは転ばない著者のバイタリティーに凄みを感じる。

半分スターバックスの宣伝みたいな本だが、制作や広告にいくらかお金を出しているのだろうか。こちらも新手の宣伝手法だと思う。


How Starbucks Saved My Life: A Son of Privilege Learns to Live Like Everyone Else

Gotham

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