経営戦略コンサルの洞窟

殆ど自分のために書いておりますが、お役に立てれば

一息入れて反省

2007-09-30 11:26:52 | Weblog
ここ数週間週7日働いていて、今週末は一息いれて仕事なし。

思い返してみても、もっとマネージメントをうまくやればここまで働くこともなかった気がする。最初からもっと分析を構造化できた。クライアントとの議論をもう少し違う箇所にすべきだった…、などなど。

一息入れる時間があるとこういうことを考えられていいと同時に、未だに「できようるようになった」と言い切れない自分の能力に多少の寂しさを感じる。

事実集め

2007-09-23 23:08:07 | Weblog

事実集めが足りない。Heroを思いながら最近の自分の仕事の問題点を思った。

プロジェクトのストリーを自分で完成させなければいけないのだが、当然仮説に対してクライアントの考えていること異なるので反発がくる。

それで最近自然とクライアントの考えに安易に合わせがちになっていた。だから終わった後もなんとなくうやむやが自分の中に残っていた。

ちょっと手を抜き始めたのかなー。いかんいかん。
徹底して事実を収集して、提案していこう。Hero見ている場合じゃないなー。

論理的な提案は無理

2007-09-17 22:50:18 | Weblog
クライアントへの提案は論理的であるべきか。それとも自分の思い・直感を論理的に説明すべきなのか?

そもそも経営を論理的に分析できるのか?論理には再現性が必要だ。経営に再現性はない。将来の不確定要素だらけだ。将来の成長戦略なんて10人のマネージャーがいたら10通りの提案になる。

自分の直感を信じていいのだろう。それしかない。100%説明も仕切れない。だから自分が信じていないと提案もできない。クライアントも納得しない。

改めて分析力

2007-09-05 16:31:14 | Weblog

まだやっぱり分からない。どの程度の深い分析をすれば十分なのか?クライアントが満足してくれるのか?

もちろん、自分の判断ではこれぐらいだろうっていうのがある。でもボスには足りないと言われる。

他のコンサルレポートをクライアントに見せてもらっても、自分の分析より深いとは思わない。ボスはそれをレベルの低いレポートだという。でもクライアントは満足している。同じだけフィーももらっている。

当然深い分析をすれば時間と手間がかかる。これって何か損じゃないか?自分のアウトプットの志が低すぎるのだろうか?

でも一つ大切なのは深い分析ができるということ。この深さは体感しないと分からない。深く分析できる人と働くと、そんな分析があるのかと驚く。

この能力なくして、分析のレベル調整は浅い・狭い範囲になってしまう。これを避けるために今はやりすぎるくらい深い分析を続けてみようと思う。

今空いてる?

2007-09-03 22:16:06 | Weblog
「今日時間ある?」ってマネージャーが聞いてくる。これは最低なマネージメントで、最初の会社でこれをやられて嫌な思いをした。今の隣の机でそれがおきていて、聞かれた人はすごくいや顔をする。

何かと理由を付けて、細切れの仕事をふり、何時に帰れるのか?何をいつまでにやればいいのかわからない。かなりのフラストレーションだ。

仕事は大きな単位でしっかり区切って個人に分け与える。チーム内で多少忙しさに差が出ても、それはよしとする。この方がチームメンバーも気持ちよく仕事できる。

したがって、最初の切り分けはすごく大切だ。

前半分析、後半ビッグピクチャー

2007-09-01 00:20:51 | Weblog
抽象的なことをいうとプロジェクトを進めるとき、いかにビッグピクチャーと積み上げによる分析をタイミングよく混ぜ合わせていくのかが一番大きなポイント。

ビッグピクチャーからプロジェクトの構想を立てると、大して分析もないままに議論するからいつまでたっても定まらない。そうすると分析も進まず、中途半端な状態が続いてクライアントにアウトプットを見せられない。10年後のあるべき姿はこれだ!この段階では言えない。

分析から始めてしまうと、アウトプットは直ぐに出るけど、アイディアが小さくまとまる。よくロジックツリーなんかで分析を始めるとドツボにはまってつまらない打ち手しか出ないのと同じ。コスト項目ごとに考えるとか、セグメント毎に考えるとか。

だから二つを組み合わせる。

個人的には中間報告まではビッグピクチャーの構想を練りながら分析を積み上げ、後半戦はビックピクチャーへの組み換えがいい。

ここら辺は、コンサル間でも相当意見が分かれるところだと思います。
いづれにしろ、積み上げ分析のままプロジェクトが終わってしまうのは避けるべきです。結構あるのよ、それが。