経営戦略コンサルの洞窟

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ニーズは後付

2010-03-01 17:06:34 | Weblog
会社の中で好きなことをする、というのは結構難しいんだけど、言われたことやるのでは満足度は高くはならない。

特にコンサルなんてやってると、下手に顧客ニーズなんて考えたりする。それがまあボスニーズ、会社ニーズなどニーズ中心にする思考ができるわけです。好きなことやっていいよって言われても何していいのかわからなくなる(定年後にやることなくて困るのと一緒だね)

で、それをやりすぎるとニーズが見えないと動けなく自分から動けなくなってしまうし、なんとなく疲れてやらされ感が出てくる。


会社で採用とか研修とか好き好んでやっている人がいる。この人達はきれいごとでは、会社の将来の人材を採用するとか、研修でコンサルのレベルを上げるとか言います。

が、それは二次三次的な理由で、本当は自分がやりたいだけなのです。採用であれば、自分が評価者気分に浸れるし、研修だって自分の講義したい・させたいことを自分でやったり・人にやらせているわけです。

それで一番満足しているのは採用される人でも、研修される人でもなくて、実施している本人なのです。

そういう人を批判しているのではなく、そういう風に自分の好きなことをやっている人が満足度が高くなり、それ以外の人は振り回されることになるわけです。


だから自分も好きなことをやればよくて、その対象が多少なりとも会社の利益を上げるとことと関係があれば、それなり評価してい心地が良くなるだろうし、そうじゃなかったら違う会社に行くなりなんなりすればいいわけです。

だから少し意識を変えて自分がやりたいこと中心で、結果を誰かのニーズに後付けする、というやり方にした方がいいんじゃないかと。結果クライアントのためにも下手に気を使ってくれるより、よっぽど実は付加価値でるんじゃないかと。

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