先日、iPad 2 のレビューをかねてタブレットの比較表を作ったが、一つ忘れていたことがあるので追記する。
RIMの Blackberry Playbook は BB Tablet OS 3.0 を使用しているがアンドロイドのアプリも利用できるらしい。
まだ PlayBook は予約受付の段階なので、実際にどのぐらいの互換性を保っているか不明だが、CNNによるとアンドロイドのアプリ用に run-time 環境を用意するとのこと。
これはひとえにグーグルの熱心な協力のたまものだ。
グーグルは出来るだけ多くのプラットフォームでアンドロイドのアプリを使えるようにしたいと公言しているから当然の動きだとも言える。
BB Tablet OS は使えるアプリの数が少ないという弱点があったが、グーグルとの提携によってこれが解消された点は評価できる。
7インチという小さめの画面を丁度良いと感じる人にとっては魅力的な商品になるだろう。
現在発売中の後発機種の中には iPad 2 に対抗できるタブレットは見あたらないが、近日発売のモデルの中にはギャラクシー (Galaxy 10.1) や上述のプレイブックのように購入意欲をそそるものもある。
アンドロイドを厭わなければ、これらのモデルは検討の対象に含める必要がある。
後は、夏までに大幅モデルチェンジが予想されるモトローラのズームの発表待ちだ。
大手ではソニーやHPはどういう動きを見せるのだろうか?
HPのタブレットは発売前に既に古くさくて売れない機能・デザインとなっている。
どういう計画変更をするかが見物だ。
ソニーの沈黙が気になる。
ソニーならタブレットでも3DやPSPの統合等の差別化が可能なはずだ。
潜在能力は高いと思う。
2位を狙う(ロイター)などと言わず 、堂々とiPad を蹴散らすくらいの勢いで向かって欲しい。