最近の出来事

ニュースや新しいテクノロジー、サイエンスについて感じること。

今は昔 ー INSとUSCIS

2010-03-31 11:20:05 | 日記
今日は移民局の事務所で指紋の採取。

15年前にビザの書き換えのための書類を取得しようとしたら、ダウンタウンのINSビルまで来いという。
午前6時に到着すると、既にビルをぐるーっと取り巻く行列が出来ていた。
そこに並ぶこと5時間。
一枚の書類をもらうために休みを取ってマンハッタンまで往復しなければならなかった。
何しにこの国に来たんだという態度が見え見えの係官だった。

その次にビザを切り替える時には、有料電話で書類の申し込みが出来るようになっていた。
1998年に永住権の申請を始めた時には、弁護士が全てを取り仕切っており余りやることがなかった。
FBIのデータベース切り替えのために永住権の発行が止まる時期とぶつかり、数ヶ月前に申請をした友人に遅れること約2年、ようやくグリーンカードを受け取ることが出来た。

今年、10年目の更新にあたって困難を予想していたが、拍子抜けするほど簡単だった。
まず住所変更をオンラインで行うのに約3分。
Iー90の申請書も約3分ほどで記入が完了し、受領確認のメールが到着した。
その後はオンラインで審査状況が逐次確認できる。

名称がINSからUSCISに変わっただけでなく、手続きも大幅に改善されていた。
何よりも、手続きの進捗状況が透明なのが良い。

ノロウィルス

2010-03-30 09:09:06 | 日記
子供二人が一晩中嘔吐と下痢で苦しんだ。
食後数時間以上経っているので、細菌性の食中毒ではなさそうだ。
思い当たる節としては、前日の誕生日会。
その数日前に、 Stomach Flu (ウイルス性の胃腸炎)の症状が出たと言う子供がいた。
もっともらしい推論は、大人に症状が出てないことなどを勘案して、ロタやアデノではなくノロだろうといもの。
接触後30時間後くらいの発症で、24時間以内に症状が消失していることや一般的な頻度を考えると最も可能性が高い。
とりあえずは補液用飲料が摂取できるので、そのままおとなしくさせておけばいいか。
おかげで寝不足だ。

大学生のシンポジウム

2010-03-29 19:43:04 | 日記
今朝の午前0時が抄録の締め切りだったので、昨夜10時頃応募してきた抄録をデータベースに移植した。 ー 約70件。
とりあえず、ファイルを持って今日仕事に行ってみると締め切り前の2時間で20件以上の応募があった。
大学生ってやつは、という感じだ。
慌てて残りを取り込み、午後の会議へ。
口演のセッション振り分けをして、抄録の内容からセッションの副題を付ける。
今回はバラエティーに富んでいて面白い。

例えば、セッション1-3は神学、古典、中世。
まるで違う畑なので興味津々で選ばれた抄録に目を通す。テーマが面白い。

例えば、カトリック教会の中で女性が神父になれなかったことの歴史的意義とそれが現代にもたらす影響を考察した論文。
ローマのトラヤヌス帝のダキア併合と、トラヤヌス以降の皇帝にそれがもたらした負担(主に維持するための)を論じたもの。
中世の書物のレイアウトにおける、図表と本文の乖離がページ内の緊張をもたらしている事実を指摘し、その真意に迫る論文。
いずれも、自分にとっては斬新な視点で勉強させてもらった気がした。

他にも、コンピューター学科からは電話機(アイフォーン等)についている加速度検知器のデータを解析することにより、個人特定が可能だというデータが提出された。
つまり、誰かに電話機を貸しても本人じゃないと分かる、或いはGPSデータと組み合わせてアリバイとして利用できるというものだ。

日本では受け入れられそうもない研究としては、大学生のHIVに対する知識レベルを調査して、性意識と性行動にそれがどう反映されているかを解析したもの。
驚くべき結果が待っていた。

シンポジウムとしては予想以上に充実している内容だ。

24

2010-03-28 10:12:32 | 日記
フォックスの24が今シーズン限りで終わる。
日本の新聞には最近の視聴率の低迷が原因と書いてあるが、現実にはテレビ局にとって最も利益の大きい番組の3位にランクされている。
因みに1位はアメリカン・アイドルである。
昨シーズンの段階で、24のテレビ放映はシーズン8限りで終え、映画を製作すると言われていた。
実際、キーファー・サザーランドもそう公言していたし、そうなるだろうとみんな思っていた。
テレビ局が最近になってそれを確認しただけだ。
予定の行動と言える。
新聞の記事を読むと番組がテレビ局の負担になってきたかのような印象を与えている。
事実と違う。

普段、それらの話を追っていなくても、ウェブで少し調べれば簡単に分かることなのに、配信された記事を右から左へと印刷しているとしか考えられない。
他愛もない内容なので無視するならそれも良い。
記事にする以上は、せめて10分くらい使って内容をチェックするくらいするべきだ。

結末についてはキーファーは「色々考えた。ハッピーエンドから悲劇結末までね。結局、かなり思い切ったことをやるよ、決定的で巧妙に組み立てられた最後を楽しみにしてくれ。」
だそうだ。
映画の脚本はもう書かれているという。

ウニとヒト

2010-03-27 22:38:48 | 日記
調べ物をしてふと気付いた。
ウニとヒトは意外と近縁なんだ。
タコやトンボなんかに比べてずっと近い。
背骨が無くてウニよりヒトに近いのはホヤとナメクジウオくらい。
遺伝子を見るとそっくりなものが随分沢山ある。
先日のセンモウヒラムシもタコよりヒトに近いので驚いたが、ウニのそっくり振りには感動してしまった。

Repo Man

2010-03-26 21:05:29 | 日記
この映画は、原作を読んだ訳ではないが、きっと本で読む方が良かったと思う。
本来想像するべきところを映像で追求しているところが粋でない。
役者は3人が持ち味を出した演技をしている。
Jude Law は本来脇役の方が輝くことが多い(Road to Perdition やリプリーなど)が、今回は難しい役をうまくこなしている。
主人公の内面の変化や苦悩を納得出来る演技で見せている。
Forest Whitaker は Last King of Scotland や Vantage Point と同じ系列の役を無難にまとめている。
Alice Braga の出ている映画はあまり数見ていないが、印象に残る女優さんだ。
Cidade de Deus や I Am Legend は映画自体も印象的だったが、彼女はいずれの作品でも主人公をしっかり支えている。
ストーリーも最後のどんでん返しを含めて楽しめるが、映画としての作り方には疑問を感じた。

抱き合わせの予告編が、「エルム街の悪夢」と「プレデターズ」(複数形)であることからして、やばい映画だという予感はあったが、キモさでは予想を裏切らなかった。
もっと、シュールな作りにした方が面白かったのでは?

文字化け

2010-03-25 20:09:32 | 日記
昨日のブログのタイトルがうまく表示されない。
アクサンが問題らしい。
アクサン抜きで表示すると Orquesta Sinfonica Simon Bolivar となる。
南米諸国の独立に貢献したボリヴァーの名を冠している。
ベネズエラやコロンビアなどでのの彼の人気は凄い。
江戸時代の人だが、伝説化されたヒーロー。
通貨の単位にもなっている。

Orquesta Sinfónica Simón Bolívar

2010-03-24 21:08:22 | 日記


今日ラジオで流れていた曲を何気なく聴いていたが、演奏後の紹介でユース・オーケストラと聞いてびっくり。
ベネズエラのボリバー交響楽団だった。
そこの出身者でジュリアード音楽院の先生について勉強している人がたくさん居るのは知っていたが、実際にオケの演奏を聴くのは初めてだった。
ベネズエラは面白い国だ。

襲われたチューリップ

2010-03-21 13:34:50 | 日記


庭に植えてあったチューリップが何者かに食べられた。
球根を掘り起こして葉を食べている。
葉をむしった時に球根が掘り起こされたのかも知れない。

アライグマや齧歯類なら、球根もかじっているはず。
野うさぎなら、球根を引き抜かず、葉だけ食べると思う。
とすると犯人は鹿だろう。
裏庭の方で垣根の葉を食べている鹿を見かけることがあるので、かなり怪しい。

とりあえず、球根を全て植え治してみた。
いくつか残るといいけれど。

2010-03-19 17:52:00 | 日記
パリではもうクロッカスが咲いているという
この辺り(ニューヨーク)ではまだまだ。
連翹も咲いていない。

山には雪が残っている。





一つだけ変化があるのは、昨年植えたチューリップの球根から芽が出たこと。
庭師に刈られないように柵を取り付けた。
咲いたら写真を撮る予定。

花粉はもう飛んでいるらしく、のどや目のかゆみを感じ始めた。
そのせいではないだろうが、碁で負けが混んできた。
勝てない。
最近の推移:
6勝0敗 ー> 3勝3敗 ー> 1勝5敗 (現在4連敗中)
頭重感が思考を狂わせているからだと自分を慰めている。

Hurt Locker

2010-03-18 16:38:21 | 日記
評価の難しい映画だ。
少なくともアカデミー賞を取ったのは何かの間違いだろう。

人物の描写なら、Up in the Air (マイレージ、マイライフ)の方が格段に優れている。
特撮なら、アバターの方が見ごたえがある。
確かに、テンションは高いしアメリカ国内でのスーパーマーケットの場面はある意味、物質文明の風刺にもなっている。

余りにも理不尽なのは、ハムビーがたった1台で行動するところやイギリスの特殊部隊が対応出来ない状況を爆弾処理班が片づけてしまうなど。
現実離れしていて、興ざめだ。
爆弾処理班がビル内をクリアーするなんてもってのほか。
夜のバクダッドをアメリカ人が1人でうろうろして無傷だというのも本当かなと思う。
ボコボコに殴られた30分後にあざ一つないジャックバウアーに匹敵する。

これらの、不条理なストーリー設定に加えて、登場人物の変化成長等がない。
現在の人間形成に至る深い掘り下げもない。
その意味で表面だけの薄っぺらい映画である。

新しい戦争映画を作成しようという意欲は買うし、ある程度成功はしたと思うが、万人に評価される映画ではない。
実際、オスカー受賞後、多くの人が鑑賞して失望感を表している。
映画の批評サイトでも、一般の人のレーティングは急降下している。

1000円以上出して映画館で見る映画ではない。

花粉

2010-03-17 10:51:36 | 日記
花粉の季節がやってきた。
先日の嵐の1週間くらいから、のどが痛いくしゃみが出る、目がかゆいの3徴候出現。
これから6週間ほど薬の世話となる。
Zyrtec を大量に購入して、準備した。
下の子供は喘息を発症。
ステロイド吸入でしのぐ。
こちらも6週間程のスケジュールだ。
連翹から梨までの辛抱だ。