緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

今年も緑のカーテン②苗の植え付け

2020-05-04 11:46:05 | 緑のカーテン作り方のポイント

さあ、いよいよ苗の植え付けです。

栄養状態のよい土で育った苗には、双葉がしっかりついています。
購入する際には、元気な双葉がついているものを選びます。

まずは、植える場所に苗のポットを置いてみます。

大きなプランターでも、苗は2つまで。

数を増やしてしまうと、プランターの中の限られた栄養と水を分け合うことになるので、

それぞれの苗があまり大きくなりません。

私が試してみた経験からは、1株よりも2株の方がよく育ちました。

ライバルがいるほうが、生きようとする力が湧いてくるのではないかと考えています。

それに1株だけだと、万が一それが枯れてしまったり成長がいまいちだった時、

緑のカーテンとしては残念なことになります。

保険の意味でも、2株をお勧めします。

プランターが小さい場合は1株で。

ポッとの大きさの印をおおまかに土につけます。

その印より少し大きめに穴を掘り、ポットを置いて大きさがそれでよいか確かめます。

ここからが大切。

ポットの中の土の状態を確認します。

乾いていると、ポットから苗を出す時に土がバラバラと崩れてしまいます。

土が崩れて落ちてしまうと、その苗を植えても、ほとんどうまく育ちません。

土が乾いていたら少し水やりをして、土を固めてまとめるつもりで優しく押さえます。

苗はポットから引っ張り出すのでなく、

まずは根元の部分を人差し指と中指ではさみます。

もう一方の手でポットの底をしっかり支え、そのままひっくり返して、

ポッとの底の穴を優しく押して、またはポットの側面を優しくもにょもにょして、

苗を取り出したら、

両手でしっかり支えながら、そ~っとひっくり返して、

優しく穴の中に下ろします。

この時、つるがネットにつかまりやすい向きを見極めてあげます。

苗と穴の隙間を埋めていきます。

表面だけ土をかぶせて、中に隙間が残ると、そこがダンゴムシのすみかになる可能性が!

ダンゴハウスを提供しないよう、土の中の隙間もていねいに埋めていきます。

最後に、根本全体を優しく押さえて植え付け完了。

ゴーヤ先生と苗を植え付ける子どもたちは「大きくなあれ」と言いながら、

私が教えていた小学校の子どもたちは、

「大きくなってね」「がんばれよ!」「君ならできる!」などと言いながら、

土を押さえていました。その姿がとてもすてきなんだなあ。

仕上げに巻きひげをネットにつかまらせてあげます。

最初はまっすぐな巻きひげは、つかまるところを見つけると、

短時間でくるくると巻き付きます。

ネットに届きやすいように、プランターの中央より少しネット寄りに植えてあげました。

植えたばかりの苗は、自分で水を吸う力が弱いので、水やりも忘れずに。

さあこれで、緑のカーテンの準備完了。

小さな苗の成長を楽しむ日々の始まりです。

写真の手前と奥は、ブドウのカーテン。

ゴーヤーより早めに葉を茂らせ始めています。

緑のカーテンは、最初が肝心。

緑に覆われた窓辺と、葉の隙間からの木漏れ日のような光、

そしてさわやかな風を思い浮かべながら、

土づくりと苗の植え付けを楽しんでくださいね。

 

 


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