Along with the Mekong

メコン川の流れのように

Cupping Judge Training

2008年02月07日 | アメリカネタ

外観で「倉庫?」と思った建物は本当に倉庫で、生豆の麻袋が山積みになっている倉庫と、焙煎機が3機設置かれた焙煎工房になっていた。空調はなく、屋内なのに、亜熱帯仕様のmameには十分過ぎるほど、寒い。

だけどワタシはそんなところに寒さ我慢の修行に行ったのではなく、コーヒーのカッピングの訓練にいったのであった。だって、ココ、アメリカの最有力業界団体の認定したラボ・・・なんですぅ・・・

で、その認定を受けているラボはというと、"倉庫"の中に入れ子のように部屋があり、ソコがソレ。
 倉庫の一角とは思えない清潔なスペース。

この部屋には、一応空調はあるけれど、建物が底冷えしているから、午前中はかなり寒い。午後だって決して十分な室温とはいえなかった。ここで、まる5日間、味覚と嗅覚の訓練を受け続けたわけだけれど、正直、この寒さが一番辛かったなぁ・・・

そんな今回の"厳寒"コースの参加者は15名。11名が5日間のフル参加、4名がこのコースに参加するのは何回目かの、いわゆるretakeの人たちで、彼らは選択した科目--主にカッピング--にのみ参加している。11人いるフルコースの参加者も、3人は2回目の参加だった。何回も受けに来るなんて、そんなに価値あるトレーニングなのかぁ、と、参加して良かったとちょっとトキメクmame。

出身地では、現地やNYなど、アメリカ東海岸からの参加者が最も多く、女性も2人いた。あとはハワイからも。他にはベルギー人が2人。ひとりはモントリオール在住であとのひとりはポルトガルに住んでいるんだそう。ワタシの見た目にはみんなおなんじ西洋人なんだけれど、バックグランドはそれぞれ全然違っていて面白い。

アジアからの参加者も3人いた。韓国、ニッポン(mame)、そしてそして驚いたことにタイ人も!! 呼び寄せたのか呼び寄せられたのか、こんなところでタイ人と出会うなんて、にわかには信じがたいシアワセ。二人でタイ語でひそひそと「寒いねー」と語り合うと、心の中がぽっと暖かくなったりした。(*^^*) 彼はココで雪というものを初めて見たのだそうだ。雪を手のひらにのせては、「軽いね」とか「乾いているね」とかいってはしゃいでいる。なごむなぁ、タイ人といると、と本当に嬉しいmame。

そんなこんなしているうちに、ぞろぞろと、勝手な席になんとなく着席して、そしていよいよトレーニングは始まった・・・

この続きはまた明日、ね。

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