Along with the Mekong

メコン川の流れのように

NYから・・・

2008年02月05日 | アメリカネタ
先月ワタシが行ったのは、NYから車で6時間、カナダのモントリオールからだとたった2時間という、アメリカでも北の果ての地。

 NYからの飛行機は35人乗りのプロペラ機。
景色はよく見えるけれど、プロペラの音がうるさいのなんのって。

この小さな飛行機は行きも帰りも満席だったけれど、行きは重量オーバーで、飛行機が離陸できない事態に。

「みなさまご着席いただきましたが、投機はオーバーウエイトのため離陸できません。どなたか3人、降りてくださいませんでしょうか。明日の便への優先搭乗はお約束します。本日の滞在費としてパーディエム(日当)も負担させていただきます」

と、草原に棲む野生動物のような、機敏そうでかっこいいスッチーが、慣れた口調でアナウンスする。

ワ、ワタシでは、一人っていっても、とっても効率の悪いひとりだと思うのよね・・・と、うつむいたままのmame。機内の空気も固まっている。うーーー、いやな旅の始まりだなぁ・・・

結局3人の男性が降りてくれて、飛行機は定刻30分遅れで離陸できた。よかった・・・ けれど、「3人」って、そんな大雑把な決め方で本当に大丈夫なんだろうか。その3人に感謝しつつ、体型をチラ見して、体重を目測していたのはワタシだけじゃないと思う。もし、ワタシが「降ります!」って言っても、お前じゃダメだ、って、他の乗客に止められたかもしれない。

いきなりのアメリカ的体験に軽くカウンターパンチを食らったちっちゃなmameを乗せたちっちゃなプロペラ機は、プロペラをブンブン唸らせながら懸命に北を目指すのであった。

つづく・・・ ホントカ!? (^^ゞ




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