女優をメインにした映画感想のはず

女優力とは、その映画での女優さんの魅力です、女優自体の評価ではなく、また客観性は1ミリありません。音楽やサッカーもあり?

娯楽:東京事変

2009-03-07 09:59:45 | 音楽
椎名林檎が作曲してないと言うので買うのが遅くなってしまったアルバム。
でも、これが思ったよりずっと良い。
久々にロックしてる感じの林檎の歌もたっぷり聞けたし。
ちょっとこじんまりした感じの、でも出来の良い日本らしいロックが聞ける。
どの曲も良いメロディーを持っている。
亀田氏のベースも相変わらず良い。
特に、ミラーボール、OSCA、某都民あたりは面白い発想のアレンジと良いメロディーの名曲だね。

さすが才能あふれるメンバーが集まってるようだ。
バンドとしての東京事変の素晴らしさを感じさせてくれたね。
しかし、林檎の曲でなくてもこれほど良い作品が出来るとは、
彼女の作曲能力に絶大な信頼をおいて来た身にすれば、ちょっと複雑。
いままでの彼女の作品も、プロデュースが良かったのか?とも考えてしまった。
今これだけロックロックした椎名林檎が聞けたのも彼女が作曲しなかったからかも?
ますます複雑な気も(^^;;;

まぁでも、今までの椎名林檎の作曲が素晴らしかった事実に変わりはないし、
あのすがりつくようなメロディーは椎名林檎でないと作れないかな?
あの感じが作れるのは女性ならではかも知れない。
あでも、それなら、ソロでいいのか?

まぁいいか、今はこの素晴らしいアルバムを素直に楽しむことにしよう。


私と放電:椎名林檎

2008-07-13 21:53:09 | 音楽
素晴らしい曲の数々、でも微妙。
と言うのも、知ってるというか慣れ親しんでる曲ばかり。
まぁ、裏ベストとは言え、ベストだから仕方ないが、、、
シングルCDのカップリング曲やアルバム未収録の曲を集めたベスト盤。
林檎のニューアルバムと思って期待してたのに、ベストでちょっとがっかり。
しかし、中身は文句無く素晴らしい曲ばかり。
彼女の場合、作曲能力が凄いので捨て曲が無い。
1st2ndとアルバムに捨て曲が無かったんで驚いたもんだ。
日本のミュージシャンのアルバムはいつも捨て曲の多さに
泣かされたもんだった。
または、曲が良ければ詩がいまひとつ、もしくは逆の場合が多い。
どちらも良ければ歌がだめとかで、なかなか全てにおいて満足が
出来るミュージシャンは少なかった。
そんな中、椎名林檎はもしかしたら初めてというくらい全てにおいて
満足がいく日本のミュージシャンだ。
シングルのカップリングの曲なんか、普通なら無視なんだけど、
彼女に限ってはそんな曲も素晴らしいんで普通なら買わない
シングルCDも買ってたんだよね。
そんな訳で、今回のアルバムは知ってる曲ばかり、、、
前回のアルバムも、アレンジをリニューアルされてるとは言え
既に発表されてる曲ばかりだったし、東京事変でも新譜では作曲してなかったし。
最近ちょっと作曲に飽きたのか?
新曲のアルバムを聞きたいなぁ。


Asia 日本公演 2008 in 福岡市民会館

2008-05-11 22:07:53 | 音楽
画像は、25年ぶりの新譜「Phoenix」。
去年のオリジナルメンバーでの初来日に続いて、
なんと25年ぶりの奇跡のオリジナルメンバーによる新アルバム。
更に、なんとなんと再びオリジナルメンバーによる来日、
それも、福岡公演があるということでこれは行かねばなるまい。

と言う訳で、これも個人的には25年ぶりのエイジアのライブを見る事となった。
前回は、わざわざ大阪まで遠征したもんだけど、なぜかヴォーカル・ベースが
グレッグ・レイクでオリジナルメンバーではなかったもんだ。
これで、やっと初めてジョン・ウェットンを見ることが出来る。

久々の福岡市民会館は、残念ながら満員とはいかなかったが、
コンサート自体は素晴らしかった。
出だしは、バランスがいまひとつで、日本での初公演ということもあったのか、
いかにも滑り出しという感じだったが、去年と同じ企画の各メンバーの元バンドの曲、
スティーヴ・ハウのROUNDABOUTあたりから、演奏のノリが違って来た。
でも、せっかくノッて来たとこでアコースティックになったり(^^;
まぁ、ノリノリで楽しむバンドではないからしょうがないけどね。
さすが、実力者ばかりの演奏は素晴らしかった。
特に、スティーヴ・ハウは調子良かったようで、彼の素晴らしいギターと
妙なアクションをたっぷり楽しむことが出来た。
CLAPなんかも、いいノリだったしね。

もっと、新作から曲をやっても良かったような気がしたけど、
やっぱり1stの曲は別格だね。
1stの曲では、特に前半あたりではあまりの素晴らしさに、
胸がつまって泣きそうになってしまったよ。
1stは、ロックの奇跡の名盤の一つだね。
Don't CryとかOpen Your Eyesとかの2ndの曲もちゃんと聞けて良かった。
オリジナルメンバーのアルバム以外からは、2、3曲だったかな?
例の元バンドの企画4曲は、前回と同じ。
やっぱり、クリムゾンキングの宮殿とラジオスターの悲劇はちょっと違う(^^;
カール・パーマーのドラムソロはやっぱり凄かった。
ちょっとジャグリングっぽいスティックの扱いも楽しかった。

それにしても、良い曲の持つパワーはやっぱり凄い。
このメンバーで、1stの曲をやってくれるなら、いつでも見に行きたいね。

そうそう、ジョン・ウェットンの「キミたちサイコだよ。」を
ついに生で聞く事が出来た。
結構、うけてたし(^^;;;

BACK TO BLACK:AMY WINEHOUSE

2008-04-13 20:34:44 | 音楽
WOWOWでライブの放送があったエイミー・ワインハウス。
グラミーとかで、短いライブを見てちょっと気になったから見てみたんだけど、
更に気になる存在になってしまった。
そんな折に、タワレコで別のCD買いに行った際、
このCDが特別価格の上、更に1割引で売ってたんで、
これは買いだろうと手に入れることになった。

いつの間にか、Rehab,Love Is A Losing Gameあたりは
既に耳についてしまっていた。
最初聞いた時は、ティナ・ターナー?と思った低めの声だったが、
良く聞けばそう似てるわけではない。
ちょっと昔のジャズっぽい感じが良いね。
しゃれたジャズでなくR&Bっぽい泥臭い感じだが。
独特の歌い廻しに、レトロな演奏。
最近耳にしないタイプの音楽で、グラミーにノミネートされたという
イメージからは意外な音だった。
映像から入ったため、ビーハイブな髪に、目バリ、タトゥーの印象が
強かったが、音楽を聞けばそんな外見には関係なくとりこにされる。
どこが良いのか説明出来ない、不思議な良さを持ったアルバムだ。
多分、いままであまり聞いてないタイプの音楽というのもあるだろうが、、、
曲も素晴らしいが、やはりエイミーの歌に惹き付けられる感じだ、
エイミーと言えばエヴァネッセンスもエイミーだったけ?
今、新しい女性ヴォーカルの次元を2人のエイミーが切り開いているのかも知れない。

グラミーがどうこうとか、あまり関係ない自分だが、
エイミー・ワインハウスに関しては、グラミーを見なければ
チェックしなかったと思うので感謝しておこう。

エイジア in ASIA 2007

2007-06-30 06:58:33 | 音楽
なんと、あのエイジアの初となるオリジナルメンバーでの来日公演の映像を
WOWOWで見る事が出来た。

あのエイジアと言えば80年代前半に元イエス、キング・クリムゾン、ELP、バグルズの
メンバーが集まったスーパーグループとしてデビューし、1stアルバムが予想外に
大ヒットしてしまった、あのエイジアだ。

その1stアルバムは、ほんとに素晴らしい出来で20年以上たった今日から見ても
なんの遜色もないロック史上に残る傑作だと思う。
もちろん大好きだったし、初来日公演は初めて地元から大阪へ遠征したもんだ。
なぜかベース、ヴォーカルがジョン・ウエットンじゃなくてグレッグ・レイクになってたが(^^;
まぁ素晴らしいライブだったし、その後映像もLDで購入して何回も見たもんだ。

今回は、なぜか今頃そのオリジナルメンバーが揃って再結成(いや続いてたのかな?)
1stからの曲を全部やるという。
さすがに今回は行けなかったが、放送があるのを楽しみにしてた。

相変わらず、曲が良い。
何度聞いても飽きない素晴らしい楽曲の数々。
アレンジも、軽くひねってあって難し過ぎず聞き易い。
メンバーも肩の力が抜けた良い演奏を披露してくれてる。

各メンバーの元のバンドから1曲づつやってくれたのは
さすがジョン・ウエットンらしいサービス精神か?
ウエットンのクリムゾンキングの宮殿はちょっと違うだろって気がしたし
ラジオスターの悲劇にはちょっと笑ってしまったけどね。

メンバーの力量的には、多分半分も実力を出した演奏じゃないんだろうけど
だから当時としては大ヒットしたかなって気もする。
しかし、だからメンバーも未だ元エイジアのメンバーとしてより
元イエスとか元ELPって感じがするところか。

さすがに、演奏スタイルも独特だね。
ジョン・ウエットンがあのベースをサムピックで弾いてたのには驚いた。
確か映像見るのは初めてじゃないと思うけど、昔からそうだったのかな?
チョーキングをしないので有名だったスティーヴ・ハウ、でも、エイジアでは
してたような?
ロック系では珍しいレギュラー・グリップのカール・パーマー。
しかし、早いね彼のドラミングは。
なんかマックのノートを乗せてたジェフリー・ダウンズ。
彼は、別に普通か(^^;

みんな歳取ってたのは仕方ないね。
ジョン・ウエットンはハンサムだったのに着ぐるみみたいになってたし、
それなりに美しかったスティーヴ・ハウは珍しい鳥みたい(^^:
ジェフ・ダウンズは、、、元々の顔良く知らないからいいか。
そして、カール・パーマーだけは相変わらず精悍だった
確かに歳は取ってたけどね。
昔見た時も思ったがドラム・ソロは凄いね。
普通のバッキングはあれだけど、
ドラム・ソロはサイモン・フィリップスと並んで最高だった。
今回のドラム・ソロも凄かったけど、更に新技も仕入れてて驚いた。
あの歳でまだ進化するか?
さすが空手家。

あと「きみたち、さいこうだよ。」が聞ければ最高だったが(^^;

DOLCE:千住真理子

2007-05-01 08:53:30 | 音楽
久しぶりにクラシックのCDを購入。
以前から、TVで見て聞いてみたかったんだよね、
ストラディヴァリウス・デュランティの音色をCDで。
それで、テクよりメロディ重視みたいな感じがいいなと思ってたら、
このアルバムがそんな感じみたいだったんで、
買ってみたんだけど、なかなかアタリだった。

ピアノとヴァイオリンだけの演奏ってことで、
たっぷりストラディヴァリウス・デュランティの音色を聞けるし、
聞き慣れた曲と知らない曲の配分もほどよい。
正に音色を聞かせてくれる演奏も期待通り。
ロック系をあまり聞かせてくれないうちの奥さんも
これは気に入ってリヴィングでヘヴィローテーション。
なんか飽きないんで、元取ったって感じだね。

オープニングの「パガニーニの主題による狂詩曲より 第18変奏」に
「パッヘルベル:カノン」「亡き王女のためのパヴァーヌ」
「シューマン:ロマンス」あたりが特にお気に入りだ。
「ドヴォルザーク:家路」なんてガキの頃から聞き飽きたメロディーも
新鮮に聞こえるなぁ。
他のCDも聞きたくなったよ。

Fallen:Evanescence

2007-03-31 17:31:09 | 音楽
これ買ってから多分2年以上になると思うけど、
今頃はまりが来た。
買った当初は、なんか同じ曲ばかりに聞こえたっけ、
バラードの「My Immortal」なんか別の曲の
アレンジ違いだとばかり思ってた。
あまり馴染みのないジャンルの音楽って
全部同じに聞こえたりするけど、
ロック系でこんなことは珍しい。
それだけ、エヴァネッセンスが特殊だったのかな?

ダダッ、ダダッ、という16分の刻みのバッキングとか
エイミー・リーの歌うメロディーがどの曲も似てるイメージを
与えてたとは思う。
当時は何度か聞いて、それほど良いとは思わなかったんだけどね。
なんかの拍子に、最近聞き出したらはまってしまった。
特に頭から4曲くらいは、何度リピートしてもいいね。
聞き込むうちに、後半の曲も良くなって来た。
重いリズムに、エイミーの美しいヴォーカル。
適度にヘヴィで適度にポップ。
独特の哀愁を感じさせる雰囲気がたまりませんな。

2ndの「Open Door」は買うつもりなかったんだけど、
これはいずれ手に入れねば。

BRUFORD:LIVE 1979 ROCK GOES TO COLLEGE

2007-03-24 18:45:56 | 音楽
いや、BBCって凄い映像いっぱい持ってるね。
WOWOWで時々放送してくれるけど、
今やってるギタリストシリーズなんか凄いラインナップ。
特に貴重なのが、BRUFORDのライブ。

イエス、キング・クリムゾン、UK等の活躍で有名なドラマー
ビル・ブラッフォードが自らの名前をつけたバンド。
このライブのメンバーでは1枚のアルバムが作られたのみ。
そして、このメンバーが凄い。

ビル・ブラッフォード(ドラムス)
デイブ・スチュワート(キーボード)
アラン・ホールズワース(ギター)
ジェフ・バーリン(ベース)

うん、もの凄いメンツだ。
このメンバーで作られたアルバムは「One Of A Kind」のみ。
このアルバムが曲、演奏とも素晴らしく
また内容の個性、メンバーの演奏の個性とも凄い。
ヨーロッパ・フージョンとでも言うのかな?
名作中の名作と言えると思う。
エディ・ヴァン・ヘイレンも好きなアルバムらしいね。
なんかこのメンバーでは2回くらいしかライブやらなかったとか、
さらに、このライブではアネット・ビーコックまでゲスト参加。
正に奇跡の映像と言える。
今頃、こんな素晴らしいものが見れるとは思わなかった。

もちろんライブも曲、演奏とも素晴らしかった。
ビルの一聴して分かる独特の音のスネア。
ドラミングも、個性的でビルらしい。
大好きなベーシストのジェフ・バーリン。
テクも凄いがリード、バッキングとも良く歌うベースだ。
この頃はまだ髭を蓄えてなかったのね。
若くて背高くて、ベース弾いてる姿がいかにも上手そう。
すんごいスラップに早弾きをはさんだりする右手の動きが
かっこよかった。
主にジャズベース使ってたね、やっぱジャズベはかっこいいや。
このビルとジェフのリズム隊は、渡辺香津美とのライブを
見たことがあるけど、それは良かったね。
いくら聞いてもあきない感じ。

アラン・ホールズワースのギターは、レガート過ぎて
あまり好きじゃないんだけど、このバンドでのプレイは
素晴らしい。
レガートなサックスっぽいソロ、右手のピッキングは少なめで
左手のフィンガリングで音を繋いで行く。
個人的にわかめギターと呼んでいたふにゃっとした感じは
アームで出してるのがよく分かった。
アルバムではコードを右手のタッピングまで使って
押さえたりしてたらしいけど、その映像は確認できなかった。
残念。
ギターは、ハンバッキング・ピックアップを装着した
ストラトシェイプ、多分コンボギターだろう。
後、SGも弾いてたな板ばね式アームがついてたようだ
ピックアップは替えてるっぽかったな。
デイブ・スチュアートのキーボードはバンドの要だね。
昔のライブらしく、いっぱいキーボードを使ってた。

そして、スペシャル・ゲストのアネット・ピーコック。
ビルのアルバムでの歌は好きだったし、
映像で見れてうれしかった。
ところで、実力派のジャズヴォーカリストってこと
だったと思ってたけど。
この人って歌上手いのかなぁ?(^^;


WILDFLOWER:SHERYL CROW

2007-03-06 10:06:22 | 音楽
らしくない、と言えばらしくない。
しかし、曲のタイトルにもあるように
good is good。
素晴らしいアルバムだ。

ポップさ、ロックっぽさが薄れて、声高なところもなく、
ほとんどの曲がしっとりとメロディーを聞かせてくれる。
アコースティックで、カントリーっぽさが増した感じかな?
とにかくメロディーが心にしみ入ってくる。
少し地味な感じはするが全く気にならないし、
湿っぽくも、暗くもない。
この中では、唯一ポップかと思う「Live It Up」の出来も素晴らしい。

感じとしては、個人的に90年代の女性ボーカルのアルバムとしては
フィオナ・アップルの2作と最高傑作を争うスザンナ・ホフスの
「Susanna Hoffs」に似てるとこもあるか?と思った。

ライナーによれば、シェリルはアルバムを2枚、
ポップなものとアーティスティックなものを出すつもりだったのが、
結局アーティスティックなもの、このwildflowerを
先に出すことにしたとか。
まさにアーティスティック。

ボーナストラックに3曲のアコースティクヴァージョンが
収録されてるが、メロディーの良さが更に良く分かるね。
また、彼女のポップな作品というのも楽しみだ。

第49回グラミー賞

2007-02-15 22:04:32 | 音楽
なんかラップが減ったね。
おかげで、いつもより知ってるミュージシャンが
増えたような気がする。

いきなりポリスの再結成ライブ。
親指でベースを弾くスティングの姿も久しぶりって感じ。
あとジョン・メイヤー、レッド・ホット・チリペッパーズの
ライブが楽しめたね。
ジョン・メイヤーやっぱギター良いね、またCD欲しくなった。
ジョン・メイヤーもレッチリも賞取ってたね。
シャキーラとビヨンセもライブやってたのね、、、
この時間は子供の相手してたのかも?記憶にないや。(^^:
せっかくセクシーなお二人さんだったのにね。
知らない人のなかでは、ジョン・メイヤーと一緒にライブをやった
コリーヌ・ベイリー・レイって人が良かったね。

さて賞はと言うと、ディキシー・チックスの圧勝。
やっぱアメリカではカントリーが強い。
ラップの代わりにカントリーか?
そしてR&Bかな。
メアリー・J・ブライジも結構目立ってた。
意外と、ジェイムス・ブラントが取れなかったようだ。
「ユア・ビューティフル」なんて良く聞いたのに。

ゴア元副大統領がプレゼンターしてたけど、
ディキシー・チックスの圧勝といい、
やっとアメリカでもアンチ・ブッシュが
顕著になってきたか?
もっともティッパー・ゴアはアレだけどね。