広島県北広島町で矢上系旧舞を伝承しています。
郷之崎神楽団
今回のコンビ。
今日の画像は「塵倫」の練習風景です。
次回の上演は4月22日にホテルニューヒロデンで「塵倫」を舞い、さらに5月27日の護国神社でも「塵倫」となります。
といことで、今回の神のコンビですが、この組み合わせは2010年の大朝競演以来、なんと8年ぶり!
近年にないレアなコンビで舞います。
しっかり練習して息を合わせていきたいと思います!
13年前。
今回の画像は2005年の龍山神社奉納神楽より「大江山」です。
今から13年前ということになりますが、みなさんは何をしていましたか??
これを書いている私自身の事を話しますと、実はまだ神楽団に入団していなかったりします^^;
当然ですがあの頃からも舞を変えることなく、伝統を大事にしていますが、団員の数は減り、高齢化が進んできました。
郷之崎の神楽は100年以上の歴史があるということを考えると、伝統を守るのは大変な事だと改めて感じますね。
時代にかき消されることなく、自分たちのやれる事をやって、うまく工夫しながら団を存続していこうと思います。
太宰府天満宮。
福岡県にある太宰府天満宮には、「天神」のモデルとなった菅原道真が祀られています。
無実の罪を着せられた道真は、この地に左遷されて、再び都に戻ることなくその生涯を終えます。
道真の死後、様々な災いが都を襲い、人々は「道真の祟り」と恐れました。
その魂を鎮めるために建てられたのがこの太宰府天満宮で、全国に約12,000ある社の総本社でもあります。
境内には道真ゆかりの物が随所に見られ、また「学問の神様」としても有名であることから、いつも多くの観光客でにぎわっています。
3.11公演。
2018年3月11日、北広島町の道の駅舞ロードIC千代田で行われた神楽の日で、「天神」を上演しました。
以前お知らせしたように、復活から2回目となった今回の上演。
団員も少し不安を抱えていましたが、失敗もなく無事に終えることができました。
ファンの皆さんにも、いつもと雰囲気の違った郷之崎の舞を見て頂けたのではないでしょうか。
今回の上演で、また新たに課題も見えてきましたので、またこれからしっかり練習して、次の舞台に臨みたいと思います。
3年前。
今回の画像は2015年の龍山神社奉納神楽より「天神」です。
この時がこの「天神」を復活させた上演でした。
若い団員を中心に、残っていた台本と使用する手物、まわりの神楽団さんの舞も参考にしながら、試行錯誤でなんとか再現してみた、という感じでした。
それでもこの上演の時には、お客さんの注目度が高く、今まで感じたことのない雰囲気を感じました。
「毎年見慣れている郷之崎の舞」ではなく、「初めて見る郷之崎の舞」という、見る側も初めての体験だったので、そういった不思議な空気になったように思います。
今回もまだ2回目ということで、やる側ももっと舞い込みが必要な演目ではありますが、今年はこの「天神」をしっかり頑張っていきたいと思います。
天神
無実の罪を着せられ九州大宰府に流された菅原道真(すがわらのみちざね)は、その無念を晴らすため随身(ずいしん)を連れて都へと向かう。途中、その思いをあきらめかけるが、随身の説得により再び都を目指す。都に着いた道真は、仇である伴大納言(ばんだいなごん)を見つけ呼び止めるが、伴大納言は大工と偽りその場を逃れようとする。道真は和歌を投げかけ、うまく返歌できなかった伴大納言はついに正体を現し、戦いとなる。道真は天神となり、伴大納言を打ち滅ぼす。
2回目。
今日の画像は「天神」の練習風景です。
次回の上演、3月11日の舞ロード千代田で上演します。
古くから台本に残ってはいたものの、現役の団員が舞ったことはおろか、見たことすらなかった幻の演目、それがこの「天神」でした。
3年前の地元の秋祭りでなんとか復活させ、OBの方々からのご指導を頂き、そしてこの度復活から2度目の上演となります。
2度目とは言え、その時とメンバーが変わっており、また少しブランクの期間があったということで、まだまだ慣れていない中での本番となりますが、一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!
神楽の日。
次回の上演の詳細です!
道の駅舞ロードIC千代田「神楽の日」
日時 平成30年3月11日(日)
開場15:30 開演16:00
(終了予定17:00)
場所 北広島町 道の駅舞ロードIC千代田
レストラン「響」 ステージ
上演演目 「天神」
(上演後に記念撮影会があります)
料金 無料
(道の駅舞ロード千代田の当日のお買い物レシートの提示が必要)