我々にとって早起きの季節がやってきた。
MLBもプロ野球も開幕する球春。
ドジャース本拠開幕戦が日本時間早朝５時にプレーボール。
カージナルス相手の大谷翔平（２９）のLAデビュー戦でもある。
BSーＮＨＫ中継もあり、ズキズキワクワクドキドキ。
一平騒動の心のダメージを大谷がマルチ安打で癒した。
カージナルス０００１０００００=１
ドジャース ２０３００１１０✕=７
相手先発は元巨人右腕マイルズ・マイコラス（３５）。
相性は過去３打数２安打１打点といい。
アーチとはいかなかったか、弾丸二塁打で本拠デビュー。
第１打席、四球のベッツを置き右翼線へ弾き返した。
スタンドは大歓声に包まれた
が、その後がいけない。快足を、飛ばして二塁を蹴ったがベッツは生還していない。
二塁オーバーランの走塁ミスで憤死するボーンヘッド。
第２打席はベッツ２号の後、四球。
３番フリーマンが即１号２ラン。
序盤でマイコラスから５点。
恐るべしMVPトリオだ。
第３打席は５回１死後、右前安打。
本拠マルチ安打で大谷がマイコラスを引きずり下ろす。
大谷はマイコラスに５打数４安打１四球のお得意様になった。
ドジャース右腕タイラー・グラスノー（３０）は６回１失点。
７回から左腕ヤーブローにバトンを渡した。
ドジャースは本拠で快勝発進した。
◆ ◆ ◆
松井メジャー初白星
パドレスのダルビッシュ有（３７）が６回途中１失点。
ジャイアンツとの本拠開幕投手で力投。
６回、先頭を四球で出した後、７８球で交代。
２－１のリードも７回勝ち越され１勝目が消えた。
４番手リリーフ松井裕樹（２８）が１回２/３無失点。
チームが逆転し、メジャー初白星が転がり込んだ。
３試合目登板（３イニング）の松井はすべて無失点ピッチング。
防御率は０・００．
僕だけアーチなかった
▼大谷翔平「満員は敵の時は怖いが、味方の時は心強い。素晴らしい声援が有り難かった。ブルーカーペット？ちょっと長いなと思ったが格好良い演出。興奮した１打席目にヒットが出て安心した。MVPトリオで僕だけホームランを打てなかった。すべてクオリティーの高い打席だった。走塁ミスは、また修正したい。最後のOP戦では体調管理を含めて難しいところがあった。正直、感覚的に良くなかった。休みの１日は時差ボケ解消。まだ100ではない。睡眠管理で夜、寝れるようにしたい。今後２，３日の過ごし方が大事。昨日は3時間ぐらい昼寝。夜寝た」
時差を早く戻したい
▼ダルビッシュ有「初回とか良かった。試合中でも修正し、かわしながら出来た。 勝ったので良かった。途中で感覚が崩れて、また戻って。疲れとかいろいろあった。松井のピッチングは見れていなかったが、初勝利はすごく良いこと。自分も嬉しい。大事な場面を抑えたのですごい。なるべく早く時差を戻したい」
１勝は頂きもの
▼松井裕樹「僕は何もしてない。前の走者を返す結果になって申し訳ない。チームが勝てたことが嬉しい。同地区でこれから何回も対戦がある。今度は犠飛打たれないようにしたい。回またぎは、間が長く、どうしたらいいか分からなかった。逆転でアドレナリンすごく湧いた。先発に勝利がつくのがリリーフにとって嬉しいこと。なので１勝は頂き物」
【ドジャース大谷翔平２０２４成績】
▼５－２パドレス（３・２０＝ソウル）
【２番DH】５打数２安打１打点１盗塁
遊ゴロ、右前安（盗１）三ゴロ、一ゴロ、左前適時打
▼１１－１５パドレス（３・２１＝ソウル）
【２番DH】５打数１安打１打点１得点
右前安、右犠飛、投ゴロ、右直、右飛、一ゴロ
▼７－１カージナルス（３・２９＝ＬＡ）
【２番DH】３打数２安打１三振１四球１得点
右線二塁打、四球、右前安、三振
３試合 打率.３８５ 本０打点２盗塁１
１３打数５安打１三振１四球２得点
【パドレス・ダルビッシュ２０２４成績】
▼２－５ドジャース（３・２０＝ソウル）
３回２/３（７２球）１失点（責０）２安打３三振３四球
▼６－４ジャイアンツ（３・２９＝サンディエゴ）
５回０/３（７６球）１失点５安打７三振１四球
２試合８回２/３ 防御率１・７３
２失点（責０）７安打１０三振４四球
