感涙のシーンだった。
朝ドラ「ブギウギ」父・梅吉最期の床。
青息吐息でスズ子に梅吉が「歌を唄ってくれ」という。
「何の歌がエエ?」
「父ちゃんブギがええ」
「ん?何やそれ?」
「知らんのか?」
破天荒だった梅吉の無茶フリ。
忌の床の梅吉が唄い出す。
「父ちゃんブギウギ、心ワクワクズキズキ♪海を渡り響くは父ちゃんブギウギ・・・」
青息吐息でスズ子に梅吉が「歌を唄ってくれ」という。
「何の歌がエエ?」
「父ちゃんブギがええ」
「ん?何やそれ?」
「知らんのか?」
破天荒だった梅吉の無茶フリ。
忌の床の梅吉が唄い出す。
「父ちゃんブギウギ、心ワクワクズキズキ♪海を渡り響くは父ちゃんブギウギ・・・」
ドクターが「あと持って、今日明日です」と言われた梅吉。
柳葉敏郎と趣里が替え歌を歌い出す。
終わって、感極まったスズ子が寝床の梅吉に抱きつき号泣。
まさに感動のシーンだった。
二人の演技も素晴らしかった。
柳葉敏郎と趣里が替え歌を歌い出す。
終わって、感極まったスズ子が寝床の梅吉に抱きつき号泣。
まさに感動のシーンだった。
二人の演技も素晴らしかった。
だけど、泣けなかった。
ドラマだ、と分かっているけど、あと数時間でこと切れるガン患者が・・・。
これなら、もう1カ月は生きるで、とつい思ってしまった。
脚本家の方、申し訳ない。
ドラマだ、と分かっているけど、あと数時間でこと切れるガン患者が・・・。
これなら、もう1カ月は生きるで、とつい思ってしまった。
脚本家の方、申し訳ない。
祖父が昭和38年に亡くなった当時を思い出した。
そうだよな。
祖父は肝臓がんで痛がってた。
死の床を見た我が人生14歳の初体験。
現代のようにチューブにつながれてはいなかった。
和室の部屋で布団に伏せ、家族親戚、ドクターが見守っていた。
そのシーンを思い浮かべた。
祖父は肝臓がんで痛がってた。
死の床を見た我が人生14歳の初体験。
現代のようにチューブにつながれてはいなかった。
和室の部屋で布団に伏せ、家族親戚、ドクターが見守っていた。
そのシーンを思い浮かべた。
チューブには、つながれたくはないな。