報道記者と女流作家～後輩OG記者が吉川英治文学新人賞受賞

昨夜ドラマ「テレビ報道記者　ニュースをつないだ女たち」を見た。
昭和平成令和の大事件を背景に男社会での女性報道記者の奮闘ぶりを描いた。
懐かしさと入り混じり、結論を言えば面白かった。

女性プロデューサー小田玲奈 らしい機微が伺えて、魅入った。
「なぜ現場に出してくれないのか！」
女性の少なかった８０年代報道記者を演じた仲間由紀恵。
「女は危なくて出せない。この気配りが分からんのか！」
男デスクに口を膨らませる仲間記者。
同じようなことを言った覚えがある。

今や記事署名を見ても女性記者は珍しくもない。

そんな若かりし頃に入社したのが藤岡陽子（５２）。
かつて机を並べた後輩女性記者がデッカイ賞を受賞した。

吉川英治文学新人賞。

受賞作は上の著書。
８０年に創設、今年で４５回目を迎える同賞。
どれだけデッカイ文学賞か。

過去、伊集院静、宮部みゆき、浅田次郎、北方謙三，池井戸潤ら錚々たる受賞者が連なる。

人気作家への登竜門ともいえる。

看護師と二刀流で、よくぞここまで上り詰めた。
いや、こうなりゃ、もっと上をめざして貰いたい。

本人の言。

「主人公が獣医学生ということもあって「NOSAI」（全国農業共済協会）や「日本獣医師会」の方々にも応援いただいた物語です。主人公が通う北濃大学のモデルとなった北海道の「酪農学園大学」のみなさまにも、改めて感謝をお伝えします」

【吉川英治文学新人賞】２３年1月1日～同年12月31日までに新聞、雑誌、単行本等に作品を発表した作家から、最も将来性のある新人作家に贈呈する文学賞。過去、伊集院静、浅田次郎、宮部みゆき、北方謙三、恩田陸、池井戸潤、辻村深月らが受賞。人気作家への登竜門的位置づけ。
◆藤岡陽子（ふじおか・ようこ＝本名・中原陽子）１９７１年７月２１日、京都生まれ。精道三川台中・高ー同志社大文学部ー報知新聞社（９４～９７年）ーダルエスサラーム大（タンザニア）留学ー慈恵看護専門学校。報知ではゴルフ、アマ野球など担当。06年、北日本文学賞選奨受賞。09年、看護師時代を元にした「いつまでも白い羽根」（光文社）でデビュー。他の著書に「海路」「トライアウト」「ホイッスル」「手のひらの音符」「おしょりん」「満天のゴール」「きのうのオレンジ」「リラの花咲くけものみち」など。２３年「おしょりん」が映画化。家族は夫（報知新聞社員）と一男一女。

親子クマが我が住むニュータウンに出た

親子グマが我が住むエリアに出た。

神戸新聞の電子版で知った。
いつも給油をしているガソリンスタンド辺り。

熊が逃げ込んだ裏山は、かつてツアー（つるやオープン）が開催されたゴルフ場がある。
高校、保育園、１０分も歩けば駅がある。

れっきとした人里だ。
我がウォーキングコースの一つでもある。

早速、好奇心のまま現場を歩いてみた。
GSに併設されているセブンイレブンの店員に聴いた。
「防犯メールに配信されました。でも、よく分からないんです」
女性従業員が困惑する。
もっと、大騒ぎになっているか、と思って拍子抜けした。
じゃあ、保育園は子供らも危険だから、情報は入っている。
そう思って聴いてみたら「えっ？そうなんですか？」

ヤクルトおばさん、住宅街・・聴いて回った。

だが、同じような反応。
で、もう一度、コンビニに戻った。
責任者らしい５０代男性がいた。
「ええ、おととい（４日）昼ごろ、うちの従業員が見ました。煙草を吸いに裏に出たところ、藪の斜面からガソゴソ。その音で何か？と、のぞいたら親子のクマが逃げて行った、と言ってました」

コンビニのゴミ捨て場をあさりに来たのか？
店と森の間には小さな疎水がある。
クマが飛び越えるには障害にはなる。

４日の１５時３０分ごろの話だった。

４年前には駅二つ南下したニュータウンに出たらしい。

それにしても山を切り開いたニュータウンにも、クマが生きている。
それを実感した。

胸熱トラウタニ初対決も大谷新婚初の沈黙２三振

ドジャース移籍後初のエンゼルス戦。
再会したマイク・トラウト（３２）が中堅３番で右前安打。
OP戦４戦目２番DH大谷翔平（２９）は空振り三振。
５か月ぶり再会の第１打席は明暗を分けた。

エンゼルス先発は３年目右腕チェイス・シルセス（２３）。
初回無死一塁、フルカウントから速球を空振り三振した。
大谷の連続出塁は「７」でストップ。

３回１死一塁、左腕トーマスの速球を見逃し三振。

５回２死一塁、トラウトにキャッチされる中飛。　

いずれも走者を置いた場面で沈黙した。

第４打席は代打を送られ３打数ノーヒット。
新婚後、初めて沈黙した。

兄貴トラウトは２打数１安打１四球。

ドジャースが０－４でエンゼルスに敗れOP戦初黒星。

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レイズ昇格をかける上沢直之（３０）が、レッドソックス戦で２度目の登板。

５番DH吉田正尚（３０）との対決は二ゴロ。
２回を１失点２安打３四球１三振。
昇格を得るピッチングではなかった。
吉田は第３打席で右翼線二塁打など３打数１安打。
お互い元気か、の確認

▼大谷翔平「トラウトとの会話は契約おめでとうと家族も含め、お互いに元気かどうか。エンゼルスナインとは、契約おめでとうといって貰う会話が多かった。違うベンチ？あまり違和感なかった。今日は久々ナイター。ちょっと見え方は違う。打席のクオリティも上がってきた。最後の方とか惜しかった。もう少し振れると思う」

結婚も移籍も全ておめでとう

▼マイク・トラウト 「違うユニホーム？彼はエンゼルスに６年もいて、大きな存在だった。ドジャースにいる姿を見るのはこれまでとは違う。契約後は会っていなかった。冬の間に起きた会えてよかった。契約も結婚も全てにおめでとうと伝えた。俺はこう言った。我々は友達、いいチームメートだった。今はチームが異なるだけだ」 

【大谷翔平ＯＰ戦全成績】
▼ホワイトソックス（２・２８）
２番ＤＨ：３打数１安打２打点１三振
三振、二ゴ併、左中１号２ラン
▼ガーディアンズ（３・２）
２番ＤＨ：１打数１安打１打点２四球
四球、右前適時打、四球
▼ロッキーズ（３・４）
２番ＤＨ：３打数３安打２打点
右前安、中越適時三塁打、右前適時打

▼エンゼルス（３・７）

２番ＤＨ：３打数０安打２三振
三振、三振、中飛

４試合　打率.５００　本１打点５
１０打数５安打５打点３三振２四球