私はヤゴです

水中から地上へそして空中へ飛び立つ人生を

ポリープ

2007-03-08 13:15:17 | weblog
過日市内の医院で大腸と直腸にできたポリープの摘出手術を行った。突起性の2ケを切除、いづれも良性のもので組織検査の結果もガン細胞の検出は認められないことが確認され、まずは一安心した。昨年暮行った人間ドックで「便潜血陽性反応」にひっかかり、その後2回の検便と医師の勧めもあって内視鏡(電子)での摘出となった。
当日は痛いのでは、苦しいのではないかと私の予想に反し、眠っている20分ほどの間知らないあいだに医師の判断で摘出してくれた。手術後その経過を撮影したカラー写真に基づいて医師から説明を受けたが、改めて現代医療技術のすごさを身をもって体感した。
大腸にできるポリープの80%までが腺腫といわれるものだが、性別に関係なく40歳を過ぎると発生し、高齢になるほど増えこのうち悪性なものはガン化していくという。ポリープの存在自体自ら確認のしようもなく自覚症状もないとなれば始末はわるい。また、大腸ポリープの増加は動物性脂肪や糖分の摂りすぎ、食物繊維の過少から大腸への負担が大きくなったことと密接な関係があるとされているが、はっきりした原因はまだ解明はされていない。それだけに定期に健診を受け早期に発見摘出以外にこれを防ぐ方法はない。
3月6日宮内庁の発表では、皇后(美智子)さまの腸壁からの出血が確認されたとのこと。(公務)多忙とストレスの心労が原因と思われるが、身体あっての象徴ですので、ごゆっくりご静養のうえ一日も早く全快されますことを願ってやまない。