C型肝炎の告知問題 (007.10.23.)
止血剤として、用いられる旧ミドリ十字の血液製剤「フィブリノゲン」の投与によってC型肝炎に感染する患者の発症事例の一覧が、製薬会社と厚生労働省が持っていながら公表されずに放置されて来た。
C型肝炎は放置すれば死亡に繋がる重い病気で、それだけに情報の公開と対応が急がれる、なぜ厚生労働省は、発生事例の一覧を公表しなかったのか。
薬害エイズ問題の時も、厚生省は資料を持っていながら出さなかったが、当時の厚生大臣であった、菅直人氏が官僚の抵抗を跳ね返して公表し、国の非を認めて謝罪された事を思い出すが、全く同じ様な事である。
今回の問題も、全国で、C型肝炎患者増大と共に、此れに関する訴訟問題が各地で起こっている、しかし国は「個人の特定に繋がる情報は無い」を通してきた。
民主党の菅直人氏は、これは明らかな「意図的な資料の隠蔽だ」と厳しく追究し、厚生省の不作為を認めて国の謝罪を強く求めている。
わが国の厚生官僚は、国民の生命に係わる問題よりも業界優先の考え方が強く、食品偽装問題にしても、対応は遅く、対処は甘く、困ったものである。
舛添厚生大臣には期待しているのだが、回りの役人があの状態では如何しようも無いのかも知れない。
でも今は彼に頑張ってもらわないと困ります。
(えびなたろう)
止血剤として、用いられる旧ミドリ十字の血液製剤「フィブリノゲン」の投与によってC型肝炎に感染する患者の発症事例の一覧が、製薬会社と厚生労働省が持っていながら公表されずに放置されて来た。
C型肝炎は放置すれば死亡に繋がる重い病気で、それだけに情報の公開と対応が急がれる、なぜ厚生労働省は、発生事例の一覧を公表しなかったのか。
薬害エイズ問題の時も、厚生省は資料を持っていながら出さなかったが、当時の厚生大臣であった、菅直人氏が官僚の抵抗を跳ね返して公表し、国の非を認めて謝罪された事を思い出すが、全く同じ様な事である。
今回の問題も、全国で、C型肝炎患者増大と共に、此れに関する訴訟問題が各地で起こっている、しかし国は「個人の特定に繋がる情報は無い」を通してきた。
民主党の菅直人氏は、これは明らかな「意図的な資料の隠蔽だ」と厳しく追究し、厚生省の不作為を認めて国の謝罪を強く求めている。
わが国の厚生官僚は、国民の生命に係わる問題よりも業界優先の考え方が強く、食品偽装問題にしても、対応は遅く、対処は甘く、困ったものである。
舛添厚生大臣には期待しているのだが、回りの役人があの状態では如何しようも無いのかも知れない。
でも今は彼に頑張ってもらわないと困ります。
(えびなたろう)